ギャルリー・ジュイエ「タカハシカオリ個展01 コウエンジアニマルストリート」

06/06/2007

クラフト縁で、ご登録頂いている、高円寺にある「ギャルリー・ジュイエ」さん。
いつか、行かねばと年賀状にも書いたのですが、
ようやくお伺いする事ができました!

クラフト縁にご登録頂いている、ギャラリーさまを取材するのは
今回が初めてなので、気持ちは盛り上がります!
しかも、今回取材させていただく
「タカハシカオリ個展01 コウエンジアニマルストリート」は
DMを一目見たときから「面白そう♪」とわくわくするものでした。
さあ、張り切って行ってまいりま~す☆

ギャルリー・ジュイエさんの中に入ると、まず、
フィギュアがパッケージに入ってずらりと展示してあるのが
目に飛び込んできました。どのフィギュアも大変面白いです。

人間なんですけど、顔は動物です。その人間らしさを出す為に
的確な動物、表情、動作、洋服のデザイン、色合い、
全てがひとつを物語っていて「こんな人いるよね」
「いるいる、こういう若者!」と顔がいつまでも、にやけてしまいます。

フィギュアは一体5千円で売られてましたが、洋服デザイン、
パッケージの色、人の動きの特徴など、とても精巧に作られているので、
これはそれ以上の価値あるなと思いました。実際に、観に来たお客様は
楽しんで買って帰られています。このまま、ビッグになってしまうんだろうな~
と、憧れのまなざしで拝見させていただきました!

さて、このフィギュアだけではなく、このフィギュアを街角に連れ出して、
写真撮影し、ストーリーがパネルで展示されています。

この写真とストーリーを観て読むことで、また新しい楽しみが広がります。

冒頭に一体一体、パッケージに入った状態(ストップモーション)で
観ていたものが、街中の風景におさまっているのです。
全く違和感が無くびっくりです。合成写真のように、小さすぎて浮くこともなく、
ほんとに、そこに、そういう人がいるみたいにみえます。
逆に、人が被り物を被って立っているように見えます。
偶然映っているという人も自転車も通行人も、皆、わざとらしくなく、
こっちを見てるわけでもなく、普通にしているのです。
直接地面に置いて撮影しているようですが、
いったい、どうやって撮ってるんだろう?!あまりの自然さに、興奮です。

また、全く同じフィギュアなのに、その動きが、他のフィギュアと組む、
絡ませることで、より「動き」が生きてくるように見えます。

そうか!この体勢は、こういうロケーション、シチュエーション、
ストーリーだから、余計に面白いんだ!とようやく、わかります。

物語が何人も絡んでくると、写真上にいない人も登場します。
そういうときは「うん?ハクビシンの彼女ってなんだっけ?」と
また、さきほどの、フィギュアの壁に立ち戻り、確認します。
「そうか、これか」ひとり、ニヤニヤしながら、また続きへ舞い戻ります。

ひとつのフィギュアを作ることで、そこで終らない、
更なる物語が続き、それを見せられた私達は、
目で観るフィギュアと風景、物語の活字から、目で見る情報以上に、
想像をふくらませて人間関係、前後関係を連想することができます。
タカハシカオリさんは、どこからどこまでを、どのように考えて
制作しているんだろう??凡人には考えられないところです。

タカハシさんは、 武蔵野美術大学で、最初平面に主に取り組んでいました。
3年生のゼミで、LEDが点滅したりなどの電子工作の授業を
選んで受けます。そのとき、はんだごてを使うのが楽しかったそうです。
このゼミの恩師が、4年生のときに、作品のファイルなどを見て、
平面より立体のほうが向いてるんじゃないかとアドバイスを下さいます。
もともと、小さいものを作るのが好きだったタカハシさんは、
卒業制作で、人形を創り、ここから、立体造形に移っていきました。

卒業後は、プロの方のアシスタントをされているそうで、
「全く違う世界感なので、尊敬しています。制作や個展活動も、
充分ご理解頂けているので、ありがたいです」とのこと。
いい環境で、なによりです。得るものも大きいと思います。

もともと、3人のグループ展「アオキタカハシナカジマ展」で、
「アイスクリームロック序章」を展開。
その後、銀座のペッパーズギャラリーの企画展
「ART CROSS PROJECT 2006」で、十二支、干支をモチーフにした
作品を発表。これらをご覧になった、ギャルリー・ジュイエの福田さんが、
「是非、アイスクリームの続きを」と企画展を持ちかけたところ、
半年間のスパンしかなかったので、アイスクリームは次回にし、
フィギュアと写真とストーリーのある企画展になりました。

タカハシさんが作りたい、気になったキーワードの言葉などを
動物に当てはめて形を作り、色を決め、
出来上がったフィギュアを持って、写真を撮りに行き、
最後に文章を作りあげていったというので、驚きです。

撮影の時は、全く構図など決めずに場所を見つけては
撮っていたそうです。といっても容易なものではなく、
高円寺駅を挟み、早稲田通りと青梅街道の間を2往復されたとか。

それにしても意識しないで、絶好のポジションで撮れたという事も、
素晴らしいと思います。ほんとうに意識していないのか、そのときの
天候、場所や人の出具合を見計らって、調度良いタイミングで
撮っていたとしても、偶然や運も実力のうちですから、
カメラで展示風景を撮ってる、なんちゃってカメラマンの自分が
非常に恥ずかしくなってきます。写真であっても、フィギュアであっても
センス抜群だな~と感心します。以下は、わたしが好きな写真を
ご紹介していきます。(ストーリーは割愛させて頂きますね)

右側。うさぎの「したり顔」とカメの「・・・」感が絶妙。
また、空の雲の見え加減がすき!地面にさす、柱の影がまたいい具合に
街角の昼下がりを連想させます。左のたぬきさんの後ろの影が
またとてもいですね。光と影、あるとないとでは違うのかも。

たこといかがピースしてる。先に見える、通りを歩いてるおじさん、
左右に見えるお店の旗、自転車、看板がいい。
コウエンジって感じがして、すがすがしい。

お店のディスプレイと、後ろの赤いお店と赤いおねーさんが
全く違和感が無くておもしろい。ほんとに、ばったり、
この2人に会った様な気になってしまう。

ほんと、ごめんなさい。いるよ、いそう。このカップル。
ほほえましいというか、若さ万歳。
右のナマケモノも、笑ってぶらぶら感が憎めない。

日陰というシチュエーションがいい。ほっとする。
奥に見える歩いてる人のぼけ具合もいい。
子ども2人と、お父さん蛙の服の色バランスがいい。

マグロの女子高生とオカピの男子高校生。制服がすばらしい!
手の表情もいい!奥に見える洋服の売り物や、
背後のおねいさんと、おばちゃんが絶妙!

私の最高賞は、こちら。牛。わたし、丑年なので嬉しい~(笑)
牛がスマートに煙草吸っていて、いっさいがっさい我関せずみたいな
佇まいがすてき。服のセンスもいい。立ってる足がいい。
後ろの自転車おじさんがおいしい。青い屋根と店先の商品の洋服、
手前に見える自転車の車輪、地面の具合、全部マッチしてる。

以上、ほんの一部ですが、ご紹介でした。この他にも写真は沢山ありますし、
それぞれの物語も気が抜けないほど楽しめます。

物語があまりにも良く出来ているので、街行く若者にインタビューしたのかと
思ってしまうほど、リアルな設定、話の流れは、とにかく脱帽でした。
フィギュアの数だけの、人間関係、歴史。
散らばったジグゾーパズルが組み合わさって、ひとつになるように、
ところどころ面白く、時々ほろっとしたり、
頷いてみたくなるような繋がりを持ったストーリーが
当たり前のことのように展開されていました。
現実にあっても、ちっともおかしくない。あるんじゃないかとさえ、思えます。

「テーマは、日常です」

友達との世間話などを聞きながら、自分と重ねて
ストーリーを考えて行ったタカハシさん。
この展示会では、タカハシという主人公(ブルドッグ)が、
カメラを持ってコウエンジという街の中で、さまざまな友達、
知人、関係ある人たちに出会って話を聞きながら、
回想したり、思ったことを交えつつ、そんな彼らを、
自分のカメラで撮ってゆく様子が書かれています。

「人間観察がすきなんです」
これは、キャラクターの設定にもあるのですが、
タカハシさんご自身がそうなんでしょう。

洋服の色やデザインなどは、ついつい、好きな組み合わせとかを
使ってしまうこともあるので、注意したそうですが、
基本的に、全く同じものは創れないそうです。
丁寧なフィギュアの色見本(デザイン帳)がありました。
一瞬一瞬のひらめきを、逃さない几帳面な姿勢を感じました。

つくったり、色を塗っていると、次はこうしたい、次はこうやりたい、
と、いろいろ浮かび、こんなアングルで撮影したいなと
わくわくしてくるそうです。頭の中でイメージが湧いてくるのでしょうね。

フィギュアを作るうえで、体の動きをちゃんと伝える事に
重点を置いているそうです。確かに、指の動きや、足の動き、
洋服のしわ、体のひねり具合など、リアルに忠実です。
その非常に現実的な体が物語る人間性が
顔がインパクトある動物や表情の無いアイスクリームであることで
余計にクローズアップされていきます。

「造形上のこだわりよりも、平面では出来ない、
 立体で、空間に置いたことで、
 そのものが存在している価値感をデフォルメしていきたい」

タカハシさんは、人の持つ日常性と、人それぞれの価値感、
存在意義などを、フィギュアという立体を通して表現しようとしていた。
また、今回の企画展では、写真とストーリーと関連付け、
いわば、平面との融合で深めようとしたのでしょうか。

それにしても、つくづく思ったのは、
タカハシさんは、フィギュアもつくれて(腕はプロ級)
写真も撮れて(表現しようというイメージをきちんと形に出せる)
そのうえ、ストーリー、エピソードも書けるとなると、
近い将来、彼女自身が人形を創ってCM発表したり、
CGとあわせて、技術を駆使したら、雑誌やテレビなどで
どんどんご活躍されていきそうですね。楽しみです~!

タカハシさん、これからも、自分の目と腕、感性という技術の向上を、
続けていってください!そして、先にいる諸先輩方々の活動から
いいものを、どんどん吸収していって欲しいなと思います。
この時期に、タカハシさんの初めての個展を見ることが出来て
とても嬉しく、楽しかったです。ありがとうございました。
これからも、創作活動、頑張ってくださいね!


ギャルリージュイエの福田利恵子さんにも、お話伺ってきました!

2003年、9月にOPEN、4年になるそうです。
もともと、OL時代、設計事務所の秘書として
現場でいろいろな仕事をこなして多忙だったそうです。
その後、派遣会社のコーディネーターをし、雑務から営業、
人と職場のサポートなどに携わる仕事に就きました。

しかし、お母様の介護のこともあり、OLを辞め、
介護をしながら出来る仕事は無いかと探します。
調度、お母様と共有名義で土地を持っていたため、
その土地に建物を建て、貸すことで、
家賃収入を得ながら介護をしていこうと決心。

その矢先に、お母様は寿命を全うされ、天に召されてゆきました。
お母様の介護がなくなった今、なんの仕事をして生きていこうかと考えます。

2000年頃から、インターネットでなにかをやりたい、
という思いと、漠然と、ギャラリーって面白そうだなと思い始めます。

ギャラリーと言っても、アートの繋がりがあるわけではない、
どうやって作家さんを募集したらいいのか。
そこに、インターネットがつながります。
ホームページを作って、宣伝して募集すればいいんだ。

やりたいことをやっていこう、やってみたくなった以上、やってみようと、
無謀にもギャラリーOPENへの道はスタートを切ったのでした。

設計事務所に勤めていた関係で、建築関係のつてには困らなかったので、
まず、スケルトン状態だった1階を、デザイン、設計、施工まで
全てお願いしたそうです。

高円寺と言っても、駅から少し離れていて、
場所としてあまり向いていないぶん、
スペースをしっかり作ることを念頭に入れたそうです。

また、ホームページのほうは、見やすく、日本語表記を使い、
ワンクリックで見たいところに飛べるよう意識したそうです。

こうして、今に至りますが、
やっと昨年あたりから慣れてきました、と福田さん。

どうせ、素人がやることなので、月2回展示会が出来たら
いいんじゃないかと思ったそうです。
ギスギス急いでも仕方が無い。自分の充電の時間も大切にしたかった。
また、貸しっぱなしにもしたくなかった。搬入、搬出は手伝い、
作家さんと一緒に一生懸命、空間作りのための勉強をしているそうです。

結局、振り返れば、OL時代は仕事が大変でキツかったけど、
今となっては、全部自分ひとりでやらなければならないことばかりなので、
過去の仕事経験のおかげで、こなせているので、感謝の気持ちでいっぱい。

美術の造形に詳しくないところからのスタートなので、
敷居が高い、入り難いギャラリーにはしたくなかった。
借りる人も借りやすく、学生さんでも借りれる、
まったりとしたギャラリーにしたいと思っている。
でも、365日働いていて、365日遊んでるような仕事ですけどね。
そう言って、福田さんは笑ってらっしゃいました。

お話を伺っていて、努力を惜しまず経験を積んできた方は、
やがてそれが身となり糧となり余裕となって財産にもなる。
わたしも「365日働いて、365日遊んでる仕事です」
と言って笑い飛ばしたい!そのくらいの大人になりたいわ!と
まだまだ尻が青い自分を痛感しました。
ギャルリー・ジュイエの福田さん、お会い出来て、
お話伺えて嬉しかったです!!ありがとうございました!
これからも、よろしくお願いします!


タカハシカオリさんHP
http://www.takahashikaori.net/


ギャルリー・ジュイエ
http://www.juillet.jp/
東京都杉並区高円寺北3-41-10 メゾンジュイエ1階
JR高円寺駅北口徒歩9分(早稲田通り沿い)
地図 http://www.juillet.jp/gallery/map.html


西荻窪 SUTEKIさんに行ってきました!

05/26/2007

風が強かった、5月のある日の西荻窪。北銀座通りを歩いて5分。
ギャラリーブリキ星さんに行く途中に、見かけた、
謎の煙草屋さん?雑貨屋さん?好奇心ワクワクで行ってみると、
そこはお目目きらきら大興奮のSUTEKIな、おもちゃ屋さんでした☆

まずは、スタッフの田中哲也さんに、2階に案内して頂きました。
2階は、5月にOPENしたばかりの、『MOSHI MOSHI』という名の、
アメリカのアーティストさんの作品を扱うSHOPです。

おおお~っと!怪しい光が見えてきました☆

とっても可愛い~!思っていた以上の可愛らしさです!
アメリカの作家さんの手作りアクセサリーや洋服、Tシャツ、
バッグやポーチ、バッチ、絵などが展示してあります。

この天井や、壁の絵は、MOSHI MOSHIのオーナーのビリーさんや、
スタッフの皆さんで描かれたそうです。可愛いですね!
もともと、SUTEKIのオーナーの阿部幹雄さんのお友達で、
仕入先でお世話になっている、ビリーさんが、
アメリカでギャラリーとショップをやっていて、
是非日本で作家さんの作品をセレクトして紹介するお店をやりたい
ということで、この2階に『MOSHI MOSHI』がOPENになったそうです。
アメリカのギャラリーでは、日本と違って、
水色とオレンジがカラーで使われているのだそうです!

青い光に照らされておりますのは、「STUDIO ACORN」
ACORNとは、どんぐりのことです。アメリカオレゴン州の
ポートランドにお住まいの日本好きの老夫婦がお作りになられた、
ティファニーシルバー。おにぎりや、ケーキなど、
小さくてもしっかり可愛いです!

こちらは、ふくろうさん。同じくポートランドにお住まいの、
20代の女性作家さんが作られています。

このバックなんかは、若い女子中学・女子高生にいいんじゃないですかね。
お洒落な小学生でもOKかも!こちら、「Kissy cake」のバック。
日本では、ここでしか売っていないそうです!
それを聞いて思わず、買っちゃいそうになっちゃいました。

こちらも、ピンクが眩しいです。
「HMS CAROUSEL」のTシャツとポーチになります。

こちらは「monsieur t.」のポーチ。上の紺地にピンクの柄のは、
なかなか好きですよ。こうもりとかあったら、いいかもしれません。

こちらは、少量生産のクッション。なるほど、欲しい方には、
きっとたまらないのじゃないでしょうか。

いや~、ずいぶんと『MOSHI MOSHI』さん、満喫しちゃいました!
もっと他にもいろいろありました。イラストレーターのマーティンさんの
シルクスクリーンなど。1度見てぴんときた方は、はまること間違いなし。

『MOSHI MOSHI』さんは、女の子同士、2,3人で
わいわい遊びに来たい場所ですね、そんな感じがしました。
あとはお洒落な若者。Tシャツ好きな方は、楽しめると思います。
これからも、作家さんの作品の紹介に重点を置いていかれるそうですので、
是非、遊びに行って観てください!

さて、1階に下りましょう。階段お気をつけ下さい。

入り口の壁にはステキバクの絵が。このキャラクターは
SUTEKIのオーナーの阿部さんが考えたものだそうです。
そして、この壁に描かれた絵は、都内を中心にライブペイントなどで
積極的な活動をしているアーティスト「MHAK」さんによるものだそうです!

わたしがSUTEKIさんに、ひかれて吸い寄せられたのは、
これでもかとあふれる、おもちゃが目に付いたからです。

入り口前からして、もう足止めをくらいそうなほどです。

どうですか、ぎっしりですよ、上も下も右も左も
おもちゃがいっぱいです!この狭さがまた、いいんです!

ちょっとしたところに、ステキバクちゃんが♪かわいいです~♪
わたしが、このステキバクで、チェスとかあったら、
絶対可愛いと思うし、欲しいです!と話したら、
今度、オセロになるそうです!楽しみです~♪

スタッフの田中哲也さんに伺ったところ、
西荻窪自体、小さいお店が多くて、好きな町なのだそうです。
お店をやろうと物件を探したときに、ご自分が吉祥寺に
お住まいだった為、中央線沿線沿いが希望で、
吉祥寺や中野などで探しましたが、どうもみつかりませんでした。

立地は路地裏などでも良かったのですが、
最初は、1階をおもちゃ屋、2階はテーマを決めて、
関連したおもちゃにちなんだ企画展をやる、
『店舗 + おもちゃギャラリー』を考えていたそうです。

そんな中、西荻窪で、こちらの店舗物件を見つけます。
商店街の中にある一軒家で部屋割りのある、
この物件を見たときに、当初のテーマにぴったりで、
古物に合う古くささも気に入り決断。
正式にOPENしたのは、今年の1月になります。
実は、倉庫になっている部屋がもう一つあり、、
今後はそこでおもちゃの企画展など考え中だそうで、こちらも楽しみです!

1階のおもちゃ屋さんですが、ただやみくもにあるのではなく、
「クラシックゲーム」「ロボット」「かわいい系」
の3本柱で、集めているそうです。ここに、今はないそうですが、
前までは知育玩具もあったそうです。

もともと、田中さんは、おもちゃメーカーにお勤めで、
藤城清治さんの小人の人形の企画作成などの仕事に携わり、
カフェでギャラリー展開をしたり、ショーケースを使って
作家さんに貸して展示したりといった活動もされたそうです。

このように、さまざまな経験の後、西荻窪で
「SUTEKI」というおもちゃ屋さんを開く事になりましたが、

そういえば、素朴な質問、なぜ「SUTEKI」という
店名にされたのですか?とお尋ねしたところ、

「ステキなモノ・おもちゃを集めるという理由ではなく、
 オーナーの阿部が『ステキですね』と知人に言われた事から
 気に入り、SUTEKIになりました。インパクトもありましたし、
 コレクティブルなお店のように、敷居が高いイメージが無く、
 意味がありそうで無い響きがいいんじゃないかと」

確かに、ステキバクちゃんの存在といい、相性抜群*
深く考えなくても充分、印象に残りますし、
そういう固有名詞にも思えてくるから不思議です!

2階は、アメリカの作家さんの作品が楽しめる「MOSHI MOSHI」。
1階は、おもちゃがいっぱいの、おもちゃ屋さん「SUTEKI」。
どちらも、可愛くて、見ているだけで楽しくて、
ぎゅうぎゅうさ加減に嬉しさがこみあげてくる、おススメの空間です♪

最後に、SUTEKIのオーナーの阿部幹雄さんから、メッセージです。


『ステキ』はとても小さいお店ですが、ここには国や年代や付加価値に関係なく、チープな造りやデザインが面白くて集めた玩具が所々に並んでいます。みんなが欲しいもの?何処にでもあるもの?そんな事では絶対にないものをSUTEKIとMOSHI MOSHIに、ぎっしり詰めてお待ちしています。

 SUTEKI(1階) http://www.suteki.me.uk/
 MOSHI MOSHI(2階) http://www.moshi-moshi.com./
 〒167-0042 東京都杉並区西荻北2-27-10 TEL&FAX. 03-6279-9305 
 12:00~21:00  アクセス:JR西荻窪駅徒歩5分


ギャラリーブリキ星 高橋正子展に行ってきました

05/23/2007

ブリキ星さんで高橋正子展がやっていたのは知っていたのですが、
まさか作家さんご本人様がいらしゃってるとは知らずに行ったので、

「は?!作家さんがいる~!!」とかなり舞い上がってしまいました。

この日、日曜日だったので、かわるがわるお客様がいらして、
高橋さんは、お客様とご歓談されてらっしゃいました。
ご挨拶はしたのですが、お客様の鑑賞、ご歓談の邪魔にならないよう、
絵を拝見しながら、それでも、同じギャラリー内なので聞こえてくる、
高橋さんのお話に、自然と耳が反応していました。

わたしは、高橋正子さんという作家さんを知りませんでした。
ブリキ星の店主加川さんが仰るには、

高橋さんは、ブリキ星さんで3年ぶりの個展になるそうです。
たまたま、ギャラリーの紹介で、絵をお持ちになった高橋さんの
絵を見た加川さんは、「これは凄い」と思ったそうです。

「絵を見て、いいな、と思った方は、最初からそのままその良さはあって、
年々その良さは変らずに変化してゆくけれども、
高橋さんはいい意味でどんどん良くなっている」

「こんな自分でもいいんだって、背中を押してくれるような絵です」

世の中、たくさん絵描きさんがいて、星のように絵はたくさん生まれます。
その中で、そう思わせてくれる絵と出会えることって、
なかなかないのではないでしょうか。

それにしても、高橋さんは、声がきれい。
物腰の柔らかい丁寧な喋り方をされていて、その声が、とても心地よい。
気持ちよく音を奏でているようで、その声を聞きながら、
壁に掛かった高橋さんの絵を鑑賞する。

とても、うっとりと、幾らでもいられる~
いつまでも、ここにいたい、と思ってしまうひとときでした。

また、てっきり、20代くらいの若い方、自分より年下の方だと思っていたので、
大きなお子さんがいらっしゃると聞いたときは、びっくりしました!

途中、店主加川さんに入れて頂いたお茶をいただきながら、
高橋さんと、お客様が絵に関して話されているのを、
横で聞くことになりました。

なかなか、専門的なはなしをされていたので、
日曜美術館(テレビ番組)みたいだなあと、ドキドキしました。
わたし、ここにいていいのかな、と一瞬思ったくらいでした。

話の中で、「絵の決定権は自分にある」というお言葉を聞いたとき、
かっこいいなー!潔い!と身震いがしました。
これは、自己満足とか、自分勝手、協調性が無いということではなく、
どんな人でも、若い頃、はじめの頃、停滞している時、
苦心してもなかなか上手くならないときなど、あるかと思いますが、
それでも続けていった時、何年か時を経たとき、
「今の状態はなかなかいいと思う」と自分でも思うときがくると思います。
そこまで行くのにも長い道のりだと思いますが、
この先、果たして同じ描き方ができるか、
はたまたしてゆくのか、もしかしたら、初心に戻って最初の頃の
描き方に戻るかもしれないし、また違う新しい試みをするかもしれない、
先はわからないし、もう2度と筆を持たないかもしれない、
いろいろな経験をしたことで、見えてくるものがあり、
いつこれで終ってもよいという覚悟を持って、
その1つ1つの絵を描かれている姿勢を感じました。

高橋さんがお話されるのを間近に見て聞いていると、
わたしがなにかを質問したり、おいそれと、あれこれ言うより、
高橋さんが話す、喋って頂いて聞いている方がぴったりくる、
そんなオーラーに包まれているのを感じました。
また、話してくださっている高橋さんを見ているほうが、
新鮮に面白かったですし、なによりとにかく、お声が
気持ちよかったので、初めての体験に、酔わせて頂きました。

さて、高橋さんの絵です。額は手作りだそうです。とても味があります。
また今回緑色が多いなあという印象を受けました。

わたしは、絵に関して、難しい事はわかりません。
ただ、自分が今まで生きてきた、感じたことで、
頭の中で映像、絵、写真などのようにイメージできるものがあって、
こんなふうに表現したい、こんな絵を描きたい、
でも、自分では描けない、だからこそ、見てみたい
という想像図がたくさんあります。

そのイメージに、少しでも似ていたり、
雰囲気や共通項がある表現を見ると、
吸い寄せられるように魅入ってしまうところがあります。
憧れでもあり、郷愁のような気持ちになります。

まさに、高橋さんの絵を見て思ったのは、

自分がこう描きたい、表現したいと思ったものをまさに描いている、
もしくは延長線上にあると感じられる色や描き方を見ることが出来て、
とても奮いたたされたような気がします。
こういうふうに描いていいんだ、色をこう使っていいんだ、
自分の中の、底のほうに寝かせてある感情を
こんなふうに表現してもいいんだ、ということ。

「自分も絵を描きたい」そして「なにか表現したい」
という気持ちにさせられる絵だなと思いました。



今回、緑色が多く目に入ったのですが、緑色にはたくさんの色があり、
深かったり濃かったりくすんでいたり明るかったりします。
何度か見ているうちに、再生、希望のようなものと、
緑に飲み込まれそうな自分が見えてきてしまいました。

これは、全くわたしの感じたことですが、
このままでいたいけど、このままではいられない、
いつか破るときが来るかもしれない
自分を守る、自分が纏い続けてきた数々の安穏から
いつか抜けなくてはいけない不安と怖れと期待などが
ぐるぐると胸の中をざわめいていったのです。
これは困りました。

そして最後に裸の女性の絵を観たとき
「わたしは、裸になれない。
 まだ自分は、なれない。自分をさらけ出す事はできない」
そう思ってしまったのでした。

この裸の女性が、誰なのか。高橋さんなのか、
高橋さんの子どもなのか、誰を指すのかは全くわからないですし、
誰であることも無いし、誰でもあるのかもしれない。
ただ、この絵を見て、わたしは、自分の弱さ、未熟さを
受け入れられない、拒否したい気持ちになってしまいました。

わたしは、高橋さんの絵を「凄い」と憧れつつも
自分の中の、見ないでいた逃げていた自分に
嫌でも気がつくことになってしまい、自分でも予想外の展開でした。

ただ、以上のことは、わたしの中の個人的な気持ちの流れであり、
高橋正子さんの絵は、そういう絵ではないのです。
わたしは、高橋さんの絵を見て、感じることはあっても、
そこに「こうでありたい」という自分の思いを重ねてみてしまいました。

結果、2つの失態をおかしています。
わたしが「この絵が好きです」と話し、
「とくに、この、黄色い光が」とお伝えすると、
高橋さんは、たいそう困って
「それは光じゃないんです、建物なんですよ」
えええーーー!!!もう顔から火が出る勢いで恥ずかしかったです!!

しかも「これ建物に見えませんか」とショックをうけられたようで
「す、すいません!!そうじゃないです!
 わたしが勝手に「光ならいいな」と思ったんです!」
高橋さん、ほんとうに、ごめんなさい!

しかも、そのあとも「この絵も好きです、この光が」
と無謀にも続けたものだから

「それも、光じゃないんですよ、雲です。雲に見えませんか?」
非常に悲しそうなお顔です。もう、申し訳なくて、恥ずかしくて、
一寸法師になって川に流されたかったです!!

高橋さんは、ご夫婦連れのお客様がいらしたときに
絵の説明を求められ、
「これは写生じゃないです。日記でもない。
 でもわたしかもしれない。フィクションを入れた抽象画です」
というご説明をされていたのです。

「いくら、フィクションでも、ここに光をいれるような、
 そこまでフィクションはしませんよ」と
笑顔で言われ、申し訳ない気持ちでいっぱいでした・・・。

そう、わたしは、きっと、
高橋さんの絵を見て「凄い!こうなりたい!」と憧れつつ
「でも自分、まだこんなだよな。全然駄目じゃん」
とひとりで打ちひしがれ、ついつい高橋さんの絵に
「救い」を求めてしまったようです。

自分がいいな、見てて心地よい、こういう絵を描きたい、
ずっと見ていたい、そう思った絵に、光をいれてしまった。
わたしには光に見えた、というか、見たかったんですね。
なんて強引でしょうか。

絵は、作家さんが生み出すまでの過程にドラマがあると思います。
また出来上がった時点で、作家さんの中でひとつの思い(過程)の
結果が形になるのですが、ここで終らないのですね。

作品は、展示されて、いろいろな人が見ることで、
また別のドラマが生まれるのかもしれません。
どんどん生まれ変わってゆくのかもしれません。
それは、作家さんの思いをはるかに超えていくところもあるでしょう。

と、いっても、今回の私の場合、作家さんご本人様を目の前にして、
自分のドラマを優先してしまいました。わたしが語るより、
高橋さんの言葉をもっと積極的に聞くべきでした。
今回の「いってきたレポート」は反省多々です。

店主加川さんに
「あなたは、まだ30代でしょう、もっと年をとったときに
 また高橋さんの絵を見ると、また違ってくると思いますよ」
と言われました。

オーナーにも
「君のいつもの見方じゃ、高橋さんの絵はわからないだろうね。
 見方を変えないと」と言われました。

うわ~!課題です!
まだまだ、ひよっこということです!(><)

非常に恥ずかしいレポートとなってしまいましたが、
これが、いまのわたしです。この反省を教訓に、
これからも、いろいろな作品や、人に出会ったとき、
自分が知らない、知りえない、さまざまなことを、
素直に学んで行きたいと思いました。

高橋正子さん、ブリキ星の加川さん、
このたびは、どうもありがとうございました!


ギャラリー喫茶ゾーエー いとう良一さんの個展

05/17/2007

━━━━━ いとうさんとの出会い ━━━━━

にこにこネット、とてちてたでも、ご紹介している、いとう良一さん。
「いちびりTOWN」という絵と工作、雑記のサイトと、
「ペンギンの達人」という、ペンギンについて詳しくご紹介している
ペンギンの生態を知るためのサイトを運営されています。

ペンギンが空を飛んでいる絵。初めてweb上でこの絵を観たときから
惚れました*そして、いとうさんの絵を実際に観たのは、2006年春。
小田急線梅ヶ丘駅にある、ギャラリー喫茶ゾーエーさんで開催された
個展を見に行ったのが初めでした。そのときは、お会いできなくて、
ゾーエーさんの雰囲気のよさにひたりながら、
ただただ、作品と作品集をどっぷり鑑賞して帰ってきました。

同年、初夏に改めてゾーエーさんで初対面し、とてちてたで展示販売する為の
作品を何点かお預かりしました。この時は、お会い出来て大興奮*
同年・秋には、飯田橋のギャラリー スペースパウゼさんで開催された
個展に伺い、新作を拝見・お会いする事ができました。

こうしてみると、今回お会いするのは3度目になりますね。3度目の正直で、
めでたく取材となりました*わたしが、いとうさんの絵が好きな理由は、

「どうやったら、こんな素敵な絵が描けるんだろう」
自分が今まで生きてきた、たった30数年のあいだで、
「自分はこういうのがすき」「こういうふうに描きたい」
というポイントが全て凝縮されていたこと。
憧れにも似たきらきらした気持ちです。

同時に、どんな思いでこの絵を描いたかはわからないし、知る由もない。
けれども、絵を観たときにこれはどういうことなんだろうと、
自分の気持ちに照らし合わせたり、沿って観ることが出来る。
絵は、とてもさっぱりしていて、すんなりと入ってきて、
浸透していくような感じがするのです。
あたりまえに、生と死、動と静が交差する日常に、わたしたちは生きている。
日々、人は、いろいろな苦労や悩みを抱えているであろうとして、
それを微塵とも感じさない、それも生きるということだと。


━━━━━  いとうさんの絵の歴史 ━━━━━

1994年から毎年必ず個展を開催し、もう40回以上になるそうです。
最近では、秋に飯田橋のギャラリー スペースパウゼさんで
新作お披露目の個展。春にギャラリー喫茶ゾーエーさんで個展。
毎年1回、名古屋のネット展での参加と、年3回ペースで、
あとはそのときどき、変則的に参加・開催しているそうです。

東京出身のいとうさん。就職したソフトウエア開発会社の大阪支店に
配属され、大阪で3年暮らします。その後、関東に戻り、
印刷製版の会社に就職。この頃は、仕事がとてもあっていて、
会社に行くのが非常に楽しかったとか。
少しでも、難しい、面白いものをやろうと心がけたそうです。
その後、2年で独立、フリーに。印刷製版職人として技術も単価も
どんどん向上していきましたが、効率よくこなしていても、
疲労はピーク・最高潮。10時間もライトにさらされる目。
いやでも、限界を感じます。折りしも、バブルがはじけた頃。
こうして、職人としての製版業が終わりを迎えます。

子供の頃は漫画家志望で、よく赤塚不二夫の模写をしていた。
大人になってからは、趣味で描く程度で、旅先で知り合った人に
額入りの絵を送っていたりした。製版の仕事を辞めてから、
今の画風になり、ひたすら描いた絵が50点以上になった頃、
ひょんな事で画廊を借りることになり、福祉作業所に勤める旅友達を誘って、
作業所の人達の陶芸作品とのグループ展を開催。
こうして、以降、いとうさんの絵の展示の歴史がはじまったのでした。


━━━━━ ペンギン本を出版 ━━━━━

2002年に、「いちびりTOWN」をOPENし、
2003年に、ペンギンのサイト「ペンギンの達人」をOPENされています。

いとうさんは、1996年に空を飛ぶペンギンの絵を描きます。
ペンギンが好きとかグッズを集めてるとかそういうことは全くなく、
ただ、リアルにペンギンを描きたいという思いから、ペンギンについて
詳しく調べだします。ただ可愛いだけなら、皆、知っている。
でもペンギンの生態をほとんどの人は知らない。
調べてみると、おもしろいことだらけ。調べた膨大な量の資料を
葬るのは勿体無いと、サイトをOPENされたそうです。
この「ペンギンの達人」は2007年3月に技術評論社より
『やっぱりペンギンは飛んでいる!!』として出版されました!
東京大学海洋研究所国際沿岸海洋研究センター助教授の
佐藤克文さん監修で、イラストや挿絵もいとうさんが描いてらっしゃいます!

この『やっぱりペンギンは飛んでいる!!』は、技術評論社の
「知りたい!サイエンスシリーズ」の中の1冊。
他に、くらげや、薬、毒、相対理論、などいろいろ出ていますが、
全て「疑問形式」で「謎をときあかす」ことを趣旨としたシリーズ本だそうです。

しかし、いとうさんは、ペンギンは、いまだに、わからない部分が多く、
観察できる行動はあるが、その理由はわからない、将来的には、わかったり、
今の通説を覆すような事も出てくるかもしれない。仮説を立てることは
出来るけれど、わからないものはわからないんだよと、疑問を投石しましょうと、
監修の佐藤克文さんと考え方が合致し、謎は謎のまま「こんな謎もあるよ」と、
興味を持ってもらうような作りにしたそうです。

本が発売されて、読者の皆様から
「いままで、たくさんペンギン本を読んできたけど、今まで知らなかった、
わかったことがたくさんありました」という感想を頂いたそうです。
これって、嬉しいですね!

また、動物園の飼育係の方や、動物園の獣医さんなど、
専門的なお仕事の方も広く買って読まれているようです。

海洋研究・海洋生物の観察の第一人者、佐藤克文さんは
イラスト、挿絵にもこだわり、
「みなさんは、こう思われているけども、ただ泳ぐだけでも、
ひれの動き方は、観察した結果、実際はこうなんです。」
と、イラスト・挿絵・図解にも細心の注意を払ってご意見くださったそうです。

「イラストは簡単な中にも、情報が集約されているから、
わかりやすいぶん、とても大事」と、いとうさん。何気ないカットひとつでも、
こだわりが違います。お話を伺っていると、いとうさんも、佐藤さんも
「職人気質」という意味で、同じなんでしょうね。

『やっぱりペンギンは飛んでいる!!』はわたしも読みましたが、
わかりやすいです!学校の図書館に是非置いてもらいたいですね☆
ペンギン好きな方、是非、「ただ可愛いから好き」から一歩、進みましょう!
面白いですよ☆

本を出版するにあたって、本の作り方がだいたいわかったので、次は、
絵の本を出したいそうです。いい本と、売れる本は違う。
自分が面白いと思った本を出したいとおっしゃる、いとうさん。
こちらも、楽しみです♪


━━━━━ 絵とイラストと━━━━━

毎年個展をやって、毎年新作が描けるなんて凄いですね、と感心していると、

「怠け者で、必要がないと描かなかったりする。
 個展を設定して描くようにしている。」と、いとうさん。

「イラストというのは、挿絵、目的があって説明するための絵。
ただ、自分の好きなように自由に描いてと言われると、限界がある。
自分では思いつかない、絶対描かないようなものが、
いろいろな設定を依頼され、制約があるからこそ、描けたりする。
自分は、こういうのも描けるんだ、と、新たな発見になる。それが面白い」

「絵を難しく考えすぎ。絵も料理も音楽も、
表現するという事を、もっと簡単に考えていいと思う。
『芸術』みたいに高尚な雰囲気にしてしまって、肩肘張るようなものではない。 」

1980年代、やなせたかしさんがやっていた「イラスト入門講座」で
ゲストで来ていた、黒井健さんの絵を観て、その技法を学習したそうです。

いとうさんは
「学習する為の模倣は追体験が出来る大事な勉強」と仰います。

「絵の描き方というのは、手段に過ぎない。
自分の描きたいものにあわせて、技術・手段を選べばよい。
最近、絵を描いて、行き詰っている人の多くは、
技術・手段を使うことを目的としているから。
たとえば、透明水彩の特徴のひとつである「ぼかし」を綺麗に描こうとして、
それを描くのが目的みたいになってしまい、綺麗なぼかしが描けるモチーフを
探して描く、という本末転倒なやり方になってしまったり。
水彩画の技法は上手いけど、対象を描きたかったから描いた
というのとは全く違うわけで、その辺で行き詰まってしまう人が多いのだと思う。」

この話を聞いて、使う・使われるの意識の差を感じました。
知らず知らずのうちに、道具に使われてしまっているのですね。

いとうさんは、自身のHPで、「絵を描きたい貴方へ」というコラムを
掲載しています。細かくお話されているので、
もっと詳しくお聞きになりたい方は、どうぞ御読みください!
http://homepage2.nifty.com/1b-town/for-drow/toraware.htm


━━━━━ これから━━━━━

いとうさん曰く、
「毎年毎回、展示会をしてますが、ただ売れればいいのではない。
売れたら、そこで終ってしまう。展示会は、知ってもらうためのもの。」

毎回来る人がいる。毎回買う人がいる。なんで、そんなにいつも買うの?
と聞くと、『いとうさんの美術館を作りたいから』

わかる!!その気持ち、わかりますぞ♪♪わたしも、いとうさんの個展に
行った時は、必ずポストカード買ってますもん♪

「人がいるから、できる、やれることです。
自分は、振り返ってみれば、タイミングがよかった。
展示会をしているうちに、いろいろな出会いや繋がりが行き来してきた。
将来的には、大阪で個展をやりたい。」

いとうさんにとって、3年住んだ、大阪は、今でも忘れられない、
特別な場所のようです。大阪で個展できる日がくるといいですね!
これからも、いとうさんファンとして、毎年更なる発展がありますように、
応援しています!今日は、どうもありがとうございました(^0^)/☆


━━━━━ ギャラリー喫茶ゾーエーさん━━━━━

ゾーエーさんに行くのは、これで3回目。月曜日でも、お客様はひっきりなし。
マスターの、高木博美さんに、少しだけ、お話伺ってきました。

お店自体は、昭和63年OPEN。ちょうど19年目で
来年で20周年になります!おめでとうございます☆

高木さんは、舞台美術の仕事や、住宅情報誌のデザインの仕事などを
手がけられた後、40歳で「定年退職」とすっぱり、お辞めになられ、
珈琲が飲めて音楽が聴けるお店を持とうと、店舗探しをします。
しかし、バブルがはじける前、なかなかいいお店があいていません。

やっと、みつけたのが、梅ヶ丘駅近辺でした。
ところが、梅ヶ丘というのは、北口は静かで閑散としています。
不動産屋さんが「北口はやめたほうがいい」と言うくらい。
梅ヶ丘は、当時学生街。通り過ぎる人が多いことに気付きます。
しかし、あたりを歩いてみると、羽根木公園がありました。

もともと、高木さんは、国立に10年住んでいて、
その国立の印象と似ていると感じたのでした。
「公園のある町が好き」 「公園があるところは、いいところ」
高木さんは、この公園と、町の雰囲気に太鼓判を押して
いざ、喫茶店をOPENします。

5年いて、近所に引越しをしましたが、OPEN当時は、
写真家、彫刻家、絵描きなど、ポテンシャルな人々が多かった。
これは面白い、と思った高木さん、年4回、春夏秋冬でコンサートを開催。
展覧会は、2週で1回の期間で開催していたそうです。

しかし、2週間で展示が交代となると、準備が忙しい。
そこで、1ヶ月ごとにすることに。すると、ゆっくりできることと、
お客様も1ヶ月かけて何度も観る事が出来、好評となり、
現在に至っているそうです。

コンサートのほうは、最初は奥様がピアノをやっていたので、
クラシックのコンサート専門にやっていたのを、民族音楽や、
ジャズと出会い、聞きに来た人や、紹介などで
「ここでやりたい」というミュージシャンが増えてきた。
そこで、年4回ではなく、月1回にすることになったそうです。

ベース王、低音王として世界で有名な藤原清登さんは、
日本ではあまり知られていませんでした。ニューヨーク在住の藤原さんが
日本で御披露目したい、日本で演奏したい、場所は何処でもいい、
というので、ゾーエーさんでコンサートをしてもらったそうです。
そのときのコンサートは、ベース2本のデュオ。おもしろいから録音しよう、
という話になり、録音しCDとして発売。そのCDは大変好評で、
以来、毎年、ゾーエーさんでは藤原さんのコンサートが開催されます。

ゾーエーのカウンターには、常連のお客さんが
いつも吸い寄せられるように座って、マスターの高木さんと、
思い思いのお喋りをして珈琲を飲んで帰ってゆきます。
テーブル席でも、かかっているジャズを聴きながら、
壁に掛かっている展示の絵を静かに楽しめる。
この日頂いた、ランチのカレーは美味しゅうございました。

「お金も必要だけど、無理してやらない。いいものしかやらない。
19年やってきたけど、まだまだこれからです。」

高木さんとゾーエーの歴史は、まだまだ続く。嬉しい事です。


最後に、ギャラリー喫茶ゾーエーさんでは、
作品を展示したい作家さんを募集中!4週(日曜休み)で、3、5万円。
絵画、写真、タペストリーなどなど。
作者1名様はその月のコンサートにご招待という嬉しい特典つきです!!
お問い合わせは、ゾーエーさんまで!

5月28日(月)は藤原清登さんと
ダヴィデサントルソラさんのピアノのコンサートです

ギャラリー喫茶ゾーエー 
東京都世田谷区梅ヶ丘1-16-4  
TEL 03-3706-7905
小田急線梅ヶ丘駅南口より徒歩3分


ギャラリーレポート/猫の額 幹佳菜子さん「にゃんぎょう展」

05/10/2007

GWが終ったばかりで、もう真夏日の温度到来。
そんな今日は、取材の下見に行った後、高円寺の猫の額さんに行きました。
行こう行こうと思いつつ、しばらく行ってなかったので、
ようやく行けて、ほっとしながら見させて頂きました。
ちょうど、粘土作家の幹佳菜子さんの「にゃんぎょう展」でした。
行くと、女性の方がレジで店主木村さんとお話(?お会計?)していたので、
静かに拝見していたところ、なんと、その方が、幹佳菜子さんだったのでした!

「今日は最終日なので片付けに来ました」

あ~!!そうだった!最終日でしたか!すっかり、水曜日だという事を
忘れていました。終了時間まで、あと少しということもあったので
記念に撮影してきました♪

まず、この紫色の服を着て、赤い服のお人形を抱いている猫に
目が行きました!可愛い~♪たたずまいがいい!
自分が紫色好きなので、嬉しいです♪隣の、指輪などをひっかける
ツリー(?)も独特で面白いですね♪

幹さんおススメの「にんにく」と、店主木村さんおススメ「たまねぎ」
たまねぎといい、にんいくといい、質感がいいですね*
にんにくのほうの、下側の布が、これまた粋なんですよ!
「これいいですね~」というと、「布だけ欲しいって方います*」
と笑顔の幹さん。ごめんなさい・・・わたしも、欲しいかも。

はふ~ん♪このお花を持ってるシリーズ、とてもいいです!
紫色好きなわたしとしては、たまりません!オレンジのお花ってのが
これまたいい!下側の布も、紫とオレンジの花なので、ばっちりあってて
素敵!左の白い布は、ぽわぽわ膨らんでて、触り心地がよかったです♪
「これ欲しい~♪」ほわほわフェチにはたまりません*

「なに、これ~☆」雄叫びを上げてしまった、鯛車。
後ろの子が押してるのが、またツボです♪
隣の、天晴れ♪してるような、お殿さまもめでたいです!

この、ドレスのてかり具合っていうんですか、質感がいいですね!
カクテルと、ドレスの色がいろんな色があったら面白いですねと話したら、
「でも好きな色から塗ってしまうんですよね」と幹さん。わかります・・・*

おっと~!うしろ、ドレスがばっくり開いてます!
手がこんでらっしゃる~*こういうの、嬉しいです!
ふくよかな腰のラインと、てかり具合がたまりません。

めでたいですね。桃といい、なんでこんなに、しっくり下の布と
あうんでしょう。布選びのセンスも素晴らしいですね。

「貝姫」かっこいいです。そしてまたもや紫色です。
もう、紫色好きなわたしにとっては、うれし涙でいっぱいです。
「可愛い~!」「楽しい~!!」「なにこれ、すごいいい~!!」
見るたびに、興奮、ばしゃばしゃ写真とりまくってました。
段々テンションが高くなっていくので、はたでみると、
ちょっと引くかもしれません・・・。それだけ、こう、ひとつひとつ、
一体一体見ると、可愛くて面白くてはまるんです。
たぶん「可愛い」は、わたしの中では「すてき」「おもしろい」
「美味しそう」「ずっと見ていたい」「お持ち帰りしたい」と同義語ですね。

「デザート」という作品。なんだか、家族が驚いているみたいです。
ここでも、家族の洋服が紫色系なんですよ、嬉しいです。
さすがにテーブルのお皿は動きませんでしたが、
コックさんのケーキは取り外せました。芸が細かい!

「画家とモデル」という作品。ああ、もう、なんですか、これは。
わたしは、食べたい。この猫ちゃんを。紫色のエクレアみたいですよ。
色がいい!さつまい芋色と小豆色ですよ!この絵もまたよく似てて
3匹それぞれ、面白い。下の深緑の布も、エレガント調でしまって素敵。
「わたし紫色好きなんですよ~♪」多分、何度となく同じ事を
幹さんに言ったかもしれません。でも幹さんも「わたしも紫、好きです」
と仰ってくださったのが、嬉しかったです*

幹さんは、この粘土人形を創るようになって7年目で、猫の額さんで
作品を置くようになったのはまだ1年くらいだそうです。

幹さんの作品を、今回、初めて拝見しましたが、
猫も野菜も人間も、同じこの地球で生まれ育った命です。
上下や差別はありません。猫だって野菜だって人間だって同じように
なにやら思ったり考えたり学習したり嬉しかったりしょげたりする。
お互いもっと当たり前に在ることの喜びを、跳んで跳ねて尊重しあおう
ではありませんか。という、前向きな明るい気持ちになってきました。

にゃんぎょうたちは、決してにっこり微笑んでいるわけではありません。
なのに、なんだかちょっと「お茶目な明るさ」が醸し出されています。
これはたぶん、幹さんのなせる技なのかなと感じました。
こんな気持ちにさせてくれる一品を作り出せる幹さん、
息の長い活動を続けていって欲しいです!
ほんとに面白くて楽しかった。きて良かった☆

最後、カクテルの別猫バージョンの瓶の形をしたキーホルダー(?)
を購入させて頂きました。最後ということで、買い物をするともらえるという、
ポストカード全種類頂いちゃいました。わ~い♪
幹さん、猫の額さん、ありがとうございます!

左の猫の、はしおきは、見た瞬間に凍り付いて、
そのまま、ハートブレイク撃沈。おずおずと購入してしまったもの。
なんて、美味しそうなんでしょう・・・。ちなみに
ひっくり返すと、スプーン置きになるそうです。

右が、今回購入してきた、幹佳菜子さんの、にゃんぎょうキーホルダー。
このカクテル猫ちゃん、いい~*ちゃんと、凹凸があるんですよ。
そして、ちょっと恥ずかしそうな表情に見えないこともないのが、
なんとなくいいです。ああ~わたしも、紫色が似合う女性に
なりたいわ~♪と思った、きょう1日でした。


くつろぎ猫クラフト にゃんぎょう
粘土作家の幹佳菜子さんのHP。大好きな猫をモチーフに、
野菜や季節の行事と組み合わせ、ときに人間くさく、面白おかしく
ときに、人間以上に人間らしさが猫の姿を借りてでている「にゃんぎょう」。
のんびりお茶でも飲みながら縁側で見ていたい世界です。


高円寺 ラビアデッソ 「中村ハルミ展 vol.1」とタイルアート

05/06/2007

5日、子どもの日、久しぶりに、
高円寺の「space RABI ADESSO」さんに行ってきました。
1月の高円人展の帰りに、初めてラビアデッソさんに訪れ、
アデッソ展を取材させて頂いて以来、4ヶ月ぶりになってしまいました。

この日は、ちょうど、「中村ハルミ展 vol.1」が開催中で、
ギャラリーの西村聡子さんは、照明のお仕事でご不在だったのですが、
スタッフさんと、いろいろお話してきました。

絵の全部が「無題」だそうです。題名はありませんが、観た方が、
各々の感じ方、感性で見てもらえたら・・・と、いう思いから、だそうです。

昔、大きな美術館で「無題」が連発の、展示会を見たことがありますが
「無題」というはのは、恐ろしく「貴方任せ」であり、
それでいて「押し付けられる感」を感じる時があります。
創った方の
「どうだ、これが、お前らにわかるか、わかってたまるか。
 これが理解できるか、解説してみろ、評論してみろ」という、雰囲気が
少しでも伝わってくるような気がすると、許容範囲外となってしまいます。

お互いの「電波」が噛み合わない、送信されていても受信できない。
こちらが器が小さすぎて受信しきれない、ということもありますし、
まだ受けるタイミングではない、ということも考えられます。
状況は果てしなく上げられますが、

「無」という状態にすること事態、なかなか出来ない現状だと思います。
こころも、からだも、からっぽに「無」にしてください、と言われたとき、
それはとても難しいと感じます。いつだって、なにかしら
感じて思って考えてしまうので、「無題」の中の「無」に
「おそれおおい」という感覚も入っているのかもしれません。

でも、あるとき、
「100%わかる必要は無いんだ、わからなかったら、
 わからなくていい。わかるべきときに、わかるときが、ちゃんとくる。」
と感じるようになりました。そう思うようになってからは
「無題?無題ってなんだ・・・?」と辺に身構えることもなくなりました。

そこで、中村ハルミさんの「無題」です。
中村ハルミさん、わたしは、今回、ラビアデッソさんに来るまで、
中村さんをご存知ありませんでした。

中村ハルミさんは、昭和4年生まれの御年78歳!
東京神田に生まれ、現在は鎌倉に御住い。
文化学院デザイン科卒業。末田利一先生に師事、
1988年より描き始め、グループ展で発表。
全日本アマチュア絵画展優勝賞など多数入賞。
と、紹介されてありました。この紹介を見るまで、
わたしはてっきり、若い方の作品かと思っていましたので
びっくりして、鳥肌が立つのを感じながら観させて頂きました。

いろいろな色が飛んで回って走って瞬いているように感じます。
生き生きとした覇気が漲っています。色が力強く鮮やかです。
スタッフさんに「どの絵がいいですか?」と聞かれましたが
ぱっと見た印象と、じっくりと観ていくと、また感じ方もかわってくるのですが、
左側の絵は、外国の古代の壁画のような感じがして、
家族で手を繋いで踊っているようにも見えますし、狩りの途中かもしれません。

右の絵は、毛糸の渦のような、鳥の巣のような、
これから生まれてきそうなものに見える気がするのですが、
よくよく見ると青いジュースのコップのようなものも見えるので
もしかしたら、寛いでいるのかな、とか、いろんな感じ方が
できるので、好きです。背景のオレンジ色と、筆跡というんでしょうか、
勢いや流れが見て取れるのは好きみたいです。
左の絵も、これもなんだか好きですね。どうも鳥が飛んでいるように見える。
全然違うのかもしれないですけど。結局ぐるりと観ていても、
最終的にこの絵に戻ってしまうのでした。不思議です。
以上、今回好きだなと思ったべスト3でした。

この「中村ハルミ展」ですが、
企画展として3回に分けて開催するそうです。第1回目は5月6日までですが、
2回目は6月頃に開催予定だそうです。詳しい期日がわかりましたら、
クラフト縁でもご紹介させていただきますので、楽しみにお待ち下さい。


さて、入り口のカウンターに、小さな四角い絵がたくさん並べてありました。
「これも中村さんの作品ですか?」とお聞きすると、
「これは、違います。お客さんや、個展を開いた作家さんに描いて貰ってます。
タイルなんですよ」なんと、無料で、タイルに好きな色ペンで、
好きな絵を描いていいそうです☆但し、タイルは、ラビアデッソさんに寄贈♪
たくさんたまったら、ラビアデッソさんで、展示会の企画をしてくださるようです。
おもしろそう~♪♪というわけで、早速わたしも体験してきました!

色を塗ってるときは、夢中でした☆「楽しい~♪」と言いながら塗ってました*
これは、是非、みなさん、おススメですよ!

下手でもいいや、間違っちゃったけどいいや、とお気楽で、
手がペンで汚れてもへっちゃらでした。どの色を塗ろうか、選ぶとき、
箱からがちゃがちゃとペンを漁って、漁るときのペンのぶつかりあう音までも
こころが、はやる伴奏のようです。入り口は開いていて、
外の音は入ってきていたはずですし、音楽もかかっていたんですが、
ちっとも感じませんでした。とっても静かでした。

はい、出来上がったタイルを、仲間入りさせてもらいました♪
やった~☆できあがり~*それにしても、みなさんのタイルを見ると、
みなさん、じょ~ずに、綺麗に描いてらっしゃる~♪
見てるだけでも、楽しい気持ちになってきます。

この絵が描けるタイルは、ラビアデッソさんが企画展で開催中、
OPEN中はいつでもやっているそうなので、
みなさん、是非、体験してみてくださいね!

いや~突然行ったにもかかわらず、お茶とお菓子をご馳走になって、
写真も撮らせていただき、タイルアートも体験させていただき、
楽しさ満載で、行ってよかったです☆楽しかった~♪
スタッフさん、どうもありがとうございました。

るんるんで帰宅する途中、ちょっとだけ、わかったような気がしました。
タイルに絵を描いて色を塗ってるとき、わたしは、あのとき「無心」でした。
ただ、なーんも考えず、思うままに好きに描いて、色を選んで塗ってました。
だから、わたしのタイルの絵も「無題」だったのです。

こういう心境で、絵を描かれていたのかな・・・?実際はわかりませんが、
もしそうだったら、とってもわくわく、楽しいことだろうな、と、
ちょっぴり気付くことが出来て、嬉しい1日だったのでした!

皆さんも、中村ハルミさんの、2回目、3回目の個展には
是非いらしてください!行ったら、きっと、
「わたしの中の魅かれる絵」に出会えるはずです。
自分がどんな絵に引き寄せられるのか、楽しんでみてください☆


 ★開催場所
 スペース ラビ アデッソ
 http://www.space-rabi-adesso.com/
 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-22-1
 TEL&FAX:03-3312-2468
 ACCESS:JR高円寺駅南口より徒歩3分
 詳しい地図は以下
 http://www.space-rabi-adesso.com/map.html


中村児童館 田村和也さんに教わる・泥団子を作ってみよう!

04/26/2007

西武池袋線中村橋の駅から徒歩数分の距離にある、
東京都練馬区の中村児童館で、にこにこネットで以前に
取材させて頂いた、アトリエ・テラの田村和也さんが、
泥団子教室を開催されるということで、見学に行ってきました。

当日は、
「ぶらり途中下車の旅」の撮影・収録もかねているそうで、
初めてのことで、ドキドキワクワクでした。

まずは、中村橋の中村児童館へ。
田村さんとは、2006年の9月に初めて、
アトリエ・テラさんに行って、取材させてもらって以来、
お会いするのは、二度目になります。
随分と、ご無沙汰になってしまって、すみませ~ん(><)

わたし自身、泥団子を作ってみたい!と思っていたので、
児童館で、田村さんが、子どもたちに、
泥団子の作り方を指導するということで、
どんな工程で作られるのか、大変興味津々でした!

※尚、今回雨が降っていてカメラを持っていかなかったので、
 途中、わたしの拙い挿絵と、2006年9月に撮った、
 アトリエでの泥団子の写真をご紹介します。


行くと、すぐ、田村さんにお会いできたので、そのまま児童館2階へ。
奥の畳で、田村さんと、撮影隊の方々で、簡単な打ち合わせ。
なんだか、つられて一緒に、きちゃいましたが、撮影隊の方々や、
児童館のスタッフ、先生方々が撮影スペースの確保やら、
なんだかんだで、ばたばた動いていて、
田村さんは、完成した泥団子を何点か持ってきてくださいと
急遽リクエストが入り、ご自宅にとんぼ帰り。

わたしひとり、お茶飲んでていいのだろうかと、そろりと退散(^-^;)
2階にいたり、1階に下りたり、わたしも、あちこち移動しながら、
そわそわどきどき・・・・。

それにしても、テレビの収録って、
段取りがいろいろあって大変なんですね~。。。

児童館の方(先生)が入れ替わり立ち代り、いらっしゃるので、
そのたびに、「先生のお手伝いの方です」と紹介されることが
しばしばあったので「違います!見学人です!泥団子のファンなんです!」
と必死に訂正!泥団子の作り方、今回見るの初めてですから、
お手伝いなんて、できません!(^-^;)

今回、田村さんのアトリエによく通って泥団子を作られている
という、女性のサキサカさんという方が、田村さんのお手伝いで
一緒にいらっしゃっていたので、初対面&ご挨拶。

聞けば、ご自分のお家を建てて、自分で壁に泥団子をはめたり、
しっくいをやったり、タイルを作って、くっつけたりと、
いろいろ創ってらっしゃるご様子!家のタネのこともあるので、
「是非、取材させてください!」と名刺をお渡しし、アピール♪

でも、このあと、サキサカさんがいらしてくれて、
ほんとに助かったと思うことばかりなのでした・・・・。


さて、しばらく待っていると、田村さんが戻ってきて、
いつのまにか、すっと1階スペースで撮影開始。
子どもたちが「泥団子~♪」と、わさわさと集まり、児童館の先生が、
土と砂と藁をバケツに入れて、「はい、順番に混ぜて~」とやっています。
子どもたちは、順番に混ぜていくのですが、
カメラマンがカメラ抱えて近づくと、皆、浮き足だって
ピースしたりします。「ちゃんとやってね~」
でも最初だけで、あとは、もう、混ぜるのに夢中で黙々とやっています。

土と砂と藁を混ぜますが、藁をいれることによって、
接着剤になるようです。このときの、土と砂、藁の配合比は
田村さん曰く、容積比で1:1:0.5程度だそうです。
(芯になる団子の場合)う~ん!ちょっと難しいぞ*

サキサカさんが、「2階のほう、手伝ってきます」と上へ行かれたので、
わたしも、あとから2階へ。

ちょうど、4つのテーブルに子どもたちが、順次席についているときでした。
わたしも少しお手伝い。プリンのから容器に、土をいれたものを、
各席、ひとりひとりに置いていく作業をしているうちに、
人数が集まり、開始となりました。



テーブルにあるのは、プリンの容器に入った、荒木田土。
牛乳瓶やジャム瓶などの、ガラスの硬い空き瓶。
からのカメラのフィルムケース。そして、既に丸く固めた団子です。

実は前回もやっていたそうで、今回が2回目という子どもと、
今回初めてという子どもがいるので、
田村さんが、泥団子を、ある程度丸くしておいたそうです。


1.
まずは、団子を、瓶の上に乗せて、転がして(まわして)いきます。
瓶のくち部分をよく見て、すきまがなくなるように削るのがポイント。
こうすることで、ゆがみをなくし、きれいな球体にしていきます。
このとき、あまり、強くガリガリとやらないこと。



2.
ある程度やって、丸く球体になったら、水につけて、出します。
水が引いていくのを待ってから、プリン容器に入っている
荒木田土、のろ(泥)を、団子に塗っていきます。
おしろいを塗るように、指で、薄く伸ばすのがポイント。
これだけだと、丸い球体の上に、泥を乗せてるだけなので、
ぼこぼこして、凹凸ができてしまいます。
そこで、指で乗せて、少ししたら、フイルムケースを使って、
やさしくなぞって更に広げていきます。
このフィルムケースは、平らに伸ばす為の、
均等に薄く広げる為の道具、ということになります。

平たい面でしたら、左官屋さんがよく使っているコテと同じですね。

この頃になると、サキサカさんは、あちこちのテーブルを回って、
いろいろ子どもたちに教えてあげていました。
田村さんも、それぞれの子どもに教えたり呼ばれたりで、ひっぱりだこ。

3.
凸凹している=平たくない、ということです。
平たくなれば、つるつるに。この、「つるつる」になるまで、
のろを均一に伸ばしていきますが、このときに、空き瓶の上に乗せ、
球体がごわついていないか確認します。
夢中になって、塗り重ねていくと、つるつるしてても、
自然と、厚みのぶんだけゆがんでいます。そのため

指で塗る→フィルムケースで均等に広げつるつるにする
→瓶の上で転がして、丸さを確認

これを繰り返し、平たく丸くしていきます。

また、この段階で、藁が飛び出ていたりした場合は、
コンロやバーナーで焼いてしまうようです。



4.
なぜ、光るのか。これは、平たいと、光が反射して光るのだそうです。
丸い球体でも、均等に平たくしていく事で、
つるつるぴかぴかに光っていきます。

この頃になっていくと、もうじゅうぶん光りだす子もいて、
どんどん夢中になって、フィルムケースで伸ばす→瓶で削る(転がす)
作業に、のめりこんでいきます。延々と納得いくまでやれちゃうのです。
もうほんとうに、いつまでだって、できちゃう、終わりの無い作業です。
いかに納得いく、球体に仕上げられるかがテーマです。


5.
さて、この頃だったか、旅人のご登場です。後ろにカメラマンと、
撮影スタッフの方、音声さんと、5人くらい引き連れています。

今回の旅人は、「永島敏行さん」。わたしは昔「空海」の映画で見ました。
仁侠映画か軍人かの印象が強かったので、もっとがっちりしてるか、
太ってるかと思ってましたが、ご本人様は、それはそれは、背が高くて
すらっとしてて、しゅっとしてらっしゃいました。顔が小さい・・・・・!
やはり、俳優さんは違うのね~と思いました。

子どもたちは、いちように浮き足立って、ちょっとざわついたり、
カメラが来ると、自然とピースしたり、そわそわしだしますが、
そういうところって、使えないのよね~あとで、ばっさり切られるわけ。
撮影隊の方が「こっちを意識しないでね~」とうながすのに苦労してました。

結構長い時間いらっしゃったように思います。
意外と声が小さいので、なにを話してたのかはよくわかりませんが、
聞こえたのは、
「泥を嫌いな人っていないと思う。泥って最初抵抗あるけど、
 自分も農作業やっていて、わかる。はじめは、皆、
 入りたがらないけど、入っちゃうと、気持ちよくてもうでてこない」
というようなことを、話されていたように聞こえました。


カメラが結構あちゃこちゃ動くので、自分自身が映りこまないように、
移動するのが大変でした。サキサカさんは、気になる子どもや、
呼ばれた子どものところで、教えてあげたりしているのですが、
わたしは、ただの見学人で、一緒に創ろうかな・・・とも思ったのですが、
お子さんが主役の会ですし、わたしが座る席や余分な団子も無いので、
ひたすら、創り方をメモしたり、遠くから、子どもたちを見守っておりました。
近くに、サキサカさんがいらっしゃったときは、ほっとして、一緒に聞いたり
質問して、子どもの椅子の高さにしゃがみこむなど、できるのですが・・・。

そんなこんなで、はたから見ると「つったってる」感じですから、
ひじょ~に、居場所が無い(A^-^;)
早く、収録終らないかな~と、このときばかりは、思いました(苦笑)

収録が終わった後、永島さんにサインがもらえる&一緒に記念に
写真撮ってもらえる(集合写真)との呼びかけがあったため、
子どもたちは一斉に手を洗って、階下へ(笑)

「だれ?あの、おじさ~ん?」とかいってた子どもも
ほぼ全員降りていきました。すさまじいw

でも、すぐに「泥団子のほうがいいや」と戻ってきて、
塗る→削るを繰り返す子どももいて、面白い一面でした。

この収録の様子は、
5月19日(土)日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」西武池袋線の旅
で放映されるそうです。あとで、田村さんのアトリエでも
撮影があるようなので、どうなるのかは、お楽しみですね☆
(どんなにコンパクトにまとめられているのか・・・
 編集の方の腕の見せ所をとくと見届けたいものですw)


6.
さて。じゅうぶん丸くつやつやぴかぴかに磨きこみましたら
ドライヤーで泥団子を乾かします。

そして、机、周辺を綺麗に掃除。使った瓶や、
フィルムケースの泥もとって綺麗にしておきます。
この状態にしてから、色付け。最後の工程です。

色付けは、田村さんが、各地から採取した土をお持ちになっていました。
白や、ピンク、茶色、黄色などありました。
(何処のなんていう土かまでは見てきませんでしたm(_)m)

早い子は、さっさと色付けに入ろうとしますが、
片付け・掃除ができていない子も多かったです。
色付けも、同じように、指ですくって、乗せて広げて、
フィルムケースで均等に伸ばし、空き瓶で丸さ調節・削り転がしますから、
前段階までの泥がついたままだと、その泥がついてしまうのです。



この色付けが曲者です。土によって、色が出にくい(とくに薄いピンク)
また、同じ色でも、光る子と光らない子がでてくる。
そして光り具合がよくわからないという土があります。

一番多かったのは
「色がとれちゃう」「光らない」
これは、指で乗せたあと、すぐにフィルムケースで広げていたからです。
指でつけて、すぐフィルムケースで広げると、
乾いていない・濡れている状態なので、
団子に定着せず削れてしまうのだそうです。
それでは、いくらフィルムケースで均一に広げようとしても
はがれてしまうお手伝いになってしまいます。
だから、色が乗らないし、光らないのですね。

サキサカさんは
「少し間をおいてから、にしないとね」と子どもたちに説明。
結構、この落とし穴は多かったように思います。

わたしも、多分、色付けの段階になったら、
早く色をつけたくて、気が焦るかもしれません。

それから、穴があいていたり、窪んでいたり、凹んでいたりすると、
色も着かず、光りません。色付けの前段階で、
瓶でひたすら均等に丸く削るしかないのです。


ポイントは、
●磨くところは綺麗にする(瓶・フィルムケース)
●うすく色を塗る(厚く塗らない)
●指でとったあと、少し間をおいてから、フィルムケースで広げる。


「なんで光らないの~?」「色がうまく広がらない~」
最後のほうには、残っていた子どもたちが
ひとつのテーブルに集まり、
「おばちゃん・・・じゃなかった、先生、これは?」
「先生、やって~」「先生、これは~??」
次から次へと、サキサカ先生待ちの子ども続出でした。

いやあ~つくづく、サキサカさんがいらっしゃって
ほんとに、よかった・・・・!(A^0^;)☆

わたしじゃ、できねー!自分で手一杯だったと思う!!
端で見てるだけでも充分、大変だということがわかりました!



もう、限りなく、単純作業でいて、ストイックでございます。
なかなか色が着かず、光らず、ひたすら辛抱強く磨いているうちに、
遅咲きながらも、とうとう、やっと光りだした子がいて
思わず「やったね!光ってきたね!」と嬉しくなっちゃいました*

最後まで入念に色付けする子、削る(磨く)子、
それぞれのペースで一所懸命でした。
綺麗に光らせて満足そうな顔の子が多かったのでなによりでした。

最後のほう、プリンケースに残ったのろを、
全部集めて、ケースに移すお手伝いを少しだけしましたが、
柔らかくて、とろりとしてて・・・・面白かったです(笑)
ケーキのクリームみたいというんでしょうかね。
あ~*ずっと、この、単純な作業をしていたい・・・♪
と、思ってしまいました☆
考えてみれば、これって全部、日本にある土、なんですよね。

あるものだけを使って、すこし工夫すると、
こんな宝石のような宝物になってしまう!

今はただ、「丸くてかっこよい、綺麗な団子が出来た!」
ことに満足して終わりかも知れない子どもたちですが、
大きくなったとき、勉強を進めていく過程のどこかで、
「そういえば、泥団子作ったんだよな。土と砂と藁だったんだよな」
と、思い出してもらえたら、嬉しいですね。

それから、児童館という空間は、いいですね。
おもちゃばこをひっくり返したみたいなパワーがある。
楽しい色、面白い色、仲良しな色、お腹いっぱいな色、
遊んだ色、いろんな色が無限にそこかしこにあふれてる。
子どもは、日本の宝だな。子ども=日本ですよ。


帰りに、田村さんと、サキサカさんにご挨拶して撤収。
どたばたしてて、ゆっくりお話できませんでしたが、
泥団子の作り方がわかったので、
じゅうぶん緊張&楽しい1日になりました。

今年中には、是非、田村さんのアトリエに行って
泥団子を作ってこようと思います!

泥団子に興味ある方、田村さんのアトリエ・テラ(上石神井)で、
わたしと一緒に泥団子作りに行きませんか~?*


atelier Terra
土と対話し、遊び、可能性を広げる土の会主催の田村和也さんのHP。
アトリエ・テラでは、商品化や工事受注、私たちが忘れがちな、
「手間暇をかけ素材から材料を造り、作り上げたものを愛おしむ心」を
共有出来るようなワ-クショップ(体験学習講座)を積極的に展開されています。
泥団子や染物に興味のある方など、どうぞご覧下さい☆

アトリエ・テラ 田村和也
一級建築士事務所 設計工房TALO 土の会
177-0044 東京都練馬区上石神井南町9-14 
(西武新宿線「上石神井駅」下車7分、
 西荻窪駅より上石神井駅行きバス「立野橋」下車5分) 
TEL/FAX 03-5934-1803

2006年9月の取材レポートもどうぞ*


【ギャラリーレポート】原宿デザイン・フェスタ・ギャラリー 神保健城展

04/15/2007

2007年4月11日。10代の頃1度だけ来て以来、
ひさかたぶりの原宿にやってまいりました。

原宿はやはり、若者の町ですね~。若い方も多かったですが、
外国人も多かったような。そんな原宿にある、
デザイン・フェスタ・ギャラリーは、壁一面に
奇抜で変わった絵が描いてあって面白かったです!
受付のスタッフさんに、お話して、写真を撮らせていただきました☆

あとで、神保さんともお話したのですが、年2回の東京ビックサイトで
開催される、デザイン・フェスタがあまりにも有名で、こちらの、原宿にある、
デザイン・フェスタ・ギャラリーは知らないという方が多いようです。
また、ひとつのギャラリーではなく、12個の空間スペースで
それぞれ、いろいろなジャンルの作品の展示・販売ができる
アートの発信場所でした。アートのアパートメントみたい?!

さて、神保さんに会いに行きましょう。どきどきで、奥へ行くと・・・・。

ぱっと見て、奥の窓際にいた男性の方がこちらに気がつき振り向きました。
目が合って、お互い、一瞬の間があってから
「こんにちは、はじめまして~」とご挨拶。
いつも思うのですが、初めてのご対面はいつだって緊張です!

神保さんの個展が開催されていた1階の「1-C」の外、中庭。
中庭も奇抜なイラストです。神保さんも話されてましたが、
デザイン・フェスタ・ギャラリーの壁は、ペンキで作家さんが
描いているそうで、時期が来ると消して新しく描くのだそうです。
神保さんも、前に描いた事があったそうで、
「でっかいものを描くと楽しいです」とおっしゃってました。

こちら、赤い石が印象的な中庭。ちょっとしあわせな気分。

壁にあった、亀の絵。かわいい~!!思わず撮ってしまいました。
「亀、お好きなんですか?」はい、好きです*


それでは、神保さんの作品を観ていきましょう。
今回の個展は、神保さんが飼ってる猫ちゃんの絵と、
動物園の動物を写生してきたという絵が展示されていました。

そもそもの神保さんとの出会いは偶然でした。
わたしが、西荻窪のギャラリーブリキ星さんで、
神保さんの個展DMの猫の絵に魅かれて持ち帰り、
クラフト縁でご紹介・掲載しました。
そこへ、偶然クラフト縁を見て、ご自分の個展の紹介が
載っているのを発見した、神保さんが驚き、
また、にこにこネットのギャラリーレポートを拝見してくださり、
「自分の展示を、客観的に鑑賞するのは難しいので、
ご都合がよろしければ、僕の個展もレポートして頂けたら・・・」
というメールを頂き、急遽取材することになったのでした。

その後、よくよくお話を伺ったら、銀座のミレージャギャラリーさんで
行われたグループ展「We Love Cats展」に参加する、蒼猫さんで有名な、
わたしが好きな作家さんの、深津あさみさんと
以前デザイン・フェスタ・ギャラリーで、ふたり展を開催したのだそうです!
調度、ミレージャギャラリーさんに取材に行く&深津さんに会いに行く
ところだったので、わたしも、びっくり!

深津さんにお話ししたところ、とても喜んでいて
「よろしくお伝え下さい☆」とのこと。
こうして、ギャラリー取材をしてミレージャギャラリーさんのレポート
UPしたところ、神保さんはレポートを、また読んで下さり、
「とても素敵な写真と文章で、興味深く読ませて頂きました。」

と同時に、実は、わたしが大好きな、ギャラリーブリキ星さんとも、
神保さんは繋がりがあって、ブリキ星さんで展示・販売もされていたそうで、

「ギャラリー紹介に、
 西荻窪のギャラリーブリキ星さんがあって、嬉しく思いました。」

なにやら、続いているなあ~!とびっくりでした。

その後、内海満昌展を見に、ブリキ星さんに行って
店主加川さんにお話したところ、こちらも喜んでくださり
「よろしくお伝え下さい」とのことでした。
内海満昌展の、ギャラリーレポートをUPして、
この日、でかけたのですが、お会いしてすぐに、

ブリキ星さんの、内海さんのレポート見ました。
 写真もあって、面白かったです!」と仰ってくださり、
もう読んでくださったんだ!と、もうもう、頭が下がる思いでいっぱいでした。

そんなわけで、なにやら「繋がってる?!」と
嬉しい発見目白押しのまま、この日の取材となりました。

神保さんは、24歳から絵を描き始め、ずっと透明水彩で
絵を描いていたそうですが、井の頭公園の路上で、
似顔絵を描いていた時に、サクラクレパスを頂いたそうです。
その後、昨年の5月に、「大人の写生会」という絵描きさんの為の
企画・催しがあり、そこで、そのクレパスを使って描いたのだそうです。

黄金色の模様柄が眩しい、きりんさん。「なにみてんの?」
「なんかよう~?」と、あぐらをかいて、まったりしている熊さん。
黒い大きな瞳が印象的のお馬さん。口か尻尾が次に動きそうです。
パチパチと音がするような長いマツゲが想像できる、ラマ。
なぜか微笑んでいるように見えます。神保さんも、写生していて
「なんか笑ってる~見られてる~」と思ったそうです。神保さんがラマを見る。
ラマも神保さんを見る。お互い「おもしろいやつだな」と思っていたかも。

「瞳は黒目だけなんですか?」とお伺いしたところ、
「白目は描かないです。そのほうがリアルかなと思って。」

なるほど、最初は真っ黒なお目目に、違和感を感じましたが
すぐになくなりました。見ていると、きりんも熊も馬もラマも確かに「写生」です。
「こういう表情してるな~」と見てて思い出されて面白くなってきます。

「被写体を浮き彫りにしたくて、背景を削ぎ落としました」

言われて気がつきましたが、全くなんとも思いませんでした。
言われてみれば、背景は描かれていませんが、それぞれの動物たちの
時間、リズム、動き、体温が見て取れるのです。あまりに自然で、
背景が何故無いんだろうと思うことすらなかったのでした。

モデルの飼い猫ちゃんは、もう15年!長生きですね☆
一番最初に描いた絵がこちらで、お気に入りで、
今回のDMの絵にしたそうですが、大好評だったそうです。
わたしも、このDMの絵に魅かれたので、よくわかります。
「撫でて撫でて♪」と寛いでいる姿がかわいいじゃありませんか。


今回、なぜこういう作品内容になったのですか、とお聞きしたところ、

「原宿はごちゃごちゃした空間で、若者の町。着飾ってはいるけれど、
 ほんとは繊細なんじゃないか。ほっとしたいんじゃないか。
 そう思ったんです。喧騒の中で、少しでも、ほっとしてもらいたかった。」

確かに、動物の絵も、猫ちゃんの絵も、見てて和んだ気持ちになります。

猫ちゃんは、どれも目をつぶっています、全く無防備で、
ふふん♪とまるで悟りきっているような笑みをたたえています。
ここなでて♪と合図を送れば、なでてくれるという暗黙の了解、
ゆだねられる、信じてる、互いの信頼関係がそこにあるからこそ、
かもし出るゆとりであり、目を開ける必要も無いのす。

この絵だったか、写真を撮って、「こんなかんじです」と
再生プレビューで、お見せしたら、
「かわいい~*自分で描いて言うのもなんですが、かわいい~*」
と仰ったので、ああ、若い男性の方でも、そう思うんだなーと、
新鮮に感じました。

この「いたばり」ですが、何故このタイプなのですか?
と質問すると、以前は額を自分で色を塗ったりもしていたそうですが、
額を使わないで、立体感がでるのは、この「板張り」かなと思い、
こちらを選んだそうです。わたしも、この「板張り」好きです。
飾ったときに照明があたって影が出るのが好きだからです。

わたしは、この「板張り」も「額絵」もそうですが、好きな絵や、
作品展示風景を撮るとき、どの角度で撮ったら一番可愛く見えるか、
その角度を探すのが好きだったりします。勿論、まだまだなんですけど、
そういう意味で「この作品の真意に近づきたい」という感覚だけはあります。

神保さんは、24歳から絵を描き続けて3年になります。
その前は、演劇関係のお手伝いをしていたそうです。ところが、
ご自分でも「団体行動は苦手かな」という意識はあったそうです。
自己主張が強い、協調性が無い、少しづつズレが生じてゆきます。
舞台やお芝居、演劇などは、みんなで作るもの。
幾ら、いいアイディアを思いついても「自分が自分が」になってしまう。
「目立ちすぎる」「個性が強い」ととられてしまい、
思い悩む中、ひとりの方がアドバイスをくださいます。

「ひとりでやっていけるものを見つけたほうがいい」

神保さんはショックで、大変傷つきます。それでも、自分のアイディアを
表現するための、なにかを探してみようと考えます。

もともと、神保さんは、ギャラリー巡りが好きでした。
15,6歳のときに、横浜でゴッホ展を見てとても強いインパクトを受けます。
脳裏に焼きついた衝撃は、意識の中に、ずっとあり続けたそうです。

その後は、無我夢中でした。きっかけは、
原宿デザイン・フェスタ・ギャラリーに出店の予約を入れたこと。

なにを展示するか決めないで、2週間前に予約をいれるという、
ウルトラCを発揮。「なにを展示しますか?」と聞かれ「絵です」と答える。
そこで、描き方の勉強や、なんの美術の勉強もしていないのに、
ふと描いてみたら、描けたのだそうです。描ける。描けてしまう。

ひとりでやってみようと決意する、
これだという表現手段。それが絵だったのです。

今でも、あまりに無防備だったけど、自分をつき動かす、なにか、
モチベーションを高め、維持する為のきっかけが必要だったとおっしゃいます。
これは、人に伝えようとしても難しく、説明しようとしても、
わかってもらえるものではありません。確かに、なにかが、存在し、
それに向かってつき進んだのです。そうすることで、神保さんは
「ひとりで絵で表現してゆく」ことの第一歩を踏み出せたのだと思います。

その後、ササマユウコさんの音楽を聴いてインスピレーションを受けて
描いた絵をカフェで展示するという二度目の個展を開催。
ササマユウコさんの音楽は、日常のふとした発見に気付かされるとして、
今でも大変お気に入りだそうです。

そして、井の頭公園で出会った深津あさみさんと
一昨年秋に、二人展「blue rainbow」を開催。

昨年の3月には、世田谷233で、田村昭太(blgtz)さんとの二人展開催。
音楽のコラボレーション、音楽を聴いてインスピレーションで描く。
音楽に関した企画展は、これで2度目だそうです。

(このお話のときに「あ、にこにこネットさんって、どっかで見たことあるなと
 思ってたんです。そうだ、世田谷233さんの掲示板で見たんです!」
と聞き、あら~!わたし、ちょうど、2005年の10月に世田谷233さんで
開催された企画展に行ったんです!という話になり、
ここでも繋がってたかとびっくりしました*)

そして、昨年の5月に「大人の写生会」に参加。横浜の動物園・ズーラシアで、
初めて動物を目の前で描いた作品を後日、ブリキ星のオーナー
加川さんに見て頂いたところ、その日のうちから常設展示、販売開始、
お客様にも大好評で、ご購入頂いたそうです。

「自分が行動を起す事で、出会いがあって、とても恵まれてるなと思います。
 絵を描くのがとても楽しくて、純粋に好きです。3年目になりますが、
 続ける事がいちばんだなと感じます。」

この日、予報では雨。予報どおりに降ってきました。
ちょうど、屋根があったので、外でハーブティーを頂きました。
はちみつを入れて、ちょうどよい、ほのかな甘さで、
美味しゅうございました♪しとしとと静かに雨が降っていたのですが、
どうも、雨が振ると、リラックスしてしまうんですよね。

神保さんが、また、風邪で微熱もあったのに、取材だからと無理して
いらしてくださったこともあり、お話の仕方がゆっくりだったという相乗効果か、
す~っと頭もこころも落ち着いて、不思議なティータイムでした。

会場には、以前の、透明水彩の作品のファイルがありました。
拝見させていただきましたが、いろんな見方が出来る抽象画で、
色がとても美しかったです。絵の勉強もしていないのに、描けてしまう。
こんな絵が描けちゃうんだ・・・こんな色が出せちゃうんだ・・・。
ほうっと見入ってしまいました。持って生まれた天性でしょうね。

言葉には出来ない「なにか」を呼び覚ましたり
湧き上がる「なにか」を絵で表現すると、こうなるのでしょうか。

たまに、ハートの絵がありました。
特徴的だったので、色が変わってもすぐわかりました。
「ハート可愛いですね」
「そうですね、また描いてみようと思ってます。」

サクラクレパスで動物を描くのは、今回の個展で、ひと区切りだそうです。
目的があると、また次のスタートになる。新しい次の展開を考え中だそうです。
楽しみにしていましょう。

「絵が描けるという環境にいることが、とてもありがたいです。
 絵をやる前は、尖っていて、ささくれだって、
 生き急いでると、人から言われた。自分でも思っていた。
 若さゆえだったのかもしれない。モディリアーニ
 (35歳の若さで病気で亡くなった画家)にならないで、と言わることもあった。
 でも今は違う。人として、丸みを帯びてきたと少し感じています。
 いろんな縁、運もあるでしょうが、恵まれてると感じる3年間でした。」

はたと気がつきます。

協調性がなくて、団体行動が取れなくて、自己主張が強くて、
ひとりでできることをやったら?と強烈な苦言を浴び、
ひとりで表現できる絵を描くということと出会った神保さん。

ところが、どうでしょう。苦言・アドバイスをした方は、
言うのも辛かったでしょうが、こうして振り返ってみると、
神保さんのことを思っての言葉だったのかもしれません。

ひとりでというけれど。神保さんは、いつも、誰かと巡り会い、
出会うことで個展やイベントを開き、また人と出会って、繋がっていきました。
まったくもって、たったひとりでは、なかったのです。

ひとは、ひとりっきりで生けてはゆけないのです。
とても、当たり前でシンプルなことが、静かに降る雨のように、
その雨水を吸う土のように、神保さんの中に染み渡っていったのでしょう。

目を瞑って、からだを預けて、撫でられるのを待っている飼い猫のように、

そっと誰かが、貴方を慕い、必要としているということを
受け止められるようになると、生きていくことに自信が湧いてきます。
生きていこうと希望や目標が見出せます。あの人のために
生きていこうと、生きる勇気に繋がります。

写生というのは、見たままを描く事ですが、
描き手の受け止め方・感じ方も写しだされるのかも知れません。

「凄く濃厚な3年間だったし、充実した3年間だった。
 これからも、自分のペースで、細く長く、絵を続けていけたらと思います。」

神保健城さん、27歳。若い!まだまだ、これからですね。
楽しみな作家さんです。さらなる、ご活躍、応援しています。
ありがとうございました☆


【ギャラリーレポート】にじ画廊 水口かよこ木版画展

04/11/2007

2007年4月8日。風に吹かれて、いよいよ最後となった桜が
静かに散る、おだやかな日曜日でした。

西荻窪にある、ギャラリーブリキ星さんの内海満昌展に行ってきた後、
吉祥寺に移動し、にじ画廊さんで開催されていた、
「水口かよこ木版画展」に、急遽行ってきました。

にじ画廊さんで、個展のDMを見た時から、気になってました。
薄紫のようなピンク色の葉牡丹の絵。しかも、木版画!!
葉牡丹が好きという事もあり、DMの葉牡丹の絵に魅かれ、
クラフト縁で個展情報を紹介し、にこにこネットでも、
サイトリンクさせて頂きました。メールでお伝えしたところ、
とても喜んで下さり、個展にもどうぞとメールを頂戴していた
こともあって、できれば個展に行きたい!そうずっと思っていました。
時間があったので、汗をかきかき、夕刻滑り込み成功。

行ったら、水口かよこさん、ご本人様がいらっしゃったので、
ご挨拶し、名刺交換、お話して来ました♪やった~♪♪うれしい~*
写真を撮る&取材してもいい、ということになったので、
にじ画廊のオーナーさんにも急遽、ご了承いただき、お話を伺ってきました。

水口さんの作品は、木版画で、水性絵の具で色をお出ししているそうです。
油性も試してみた結果、水性の透明感に魅かれ、
以後、水性絵の具を使うことに決めたそうです。

もともと、銅版画がしたくて、大学の版画専攻に入学。
銅版画のお勉強をしてゆきます。

しかし、在学中に、先輩の木版画作品を見て、衝撃を受けます。
銅版画は、鋭い線が特徴ですが、木版画の伝統的なぼかし、
グラデーション、独特な質感。これらに魅かれた水口さんは、
このことが転機となり、木版画に傾倒、学習、創作していきます。

大学を卒業後、会社員として働きながら、何回かグループ展に参加。
にじ画廊さんは、水口さんのお知り合いのイラストレーターさんが個展を
開催していたりと、雰囲気がよく、やるなら、にじ画廊さんで、
と、思っていたそうです。念願叶って、にじ画廊さんで、初個展となりました。

初めて水口さんの作品を観た感想ですが、綺麗で繊細で上品ですね。
うっとりとしてしまいました。同じ葉っぱでも、色が違ったり、額が違うと
こうも印象が変るものなんですね、紙の、はじがぎざぎざ(?)で
和紙の質感が粋だったり。水口さんにもお話したのですが、
なんか、こう・・・俗世間の狡さとかいやらしさに汚されてほしくない、
このまま清き水の如く流れていって欲しいな~と思ってしまいました。
社会人として仕事と、創作を両立されているから、えらいなあと思います。
そんな水口さんだから、きっと大丈夫かな?階段の近くにソファーが
あるのですが、こちらに腰掛けて、観てみたら、「ゆったりわたしの家」
みたいな感覚になります。隠れた(?)名所発見(?)かも。よかったです!

これが、DMにもあった、葉牡丹ですね!思っていたより大きかったので、
驚きました。でも綺麗で嬉しい!ピンクの葉牡丹と、水色の葉牡丹、
どちらが皆さん、お好みですか?わたしは迷います。どちらも好き!

個展では、葉っぱや、貝、植物の作品が主でした。
「葉っぱなどは、なるべく本物を見ます。ただストレートに写すだけじゃなく、
 自分の描きたいものを表現する為の借り物として、描きすぎず、
 整理しながら、シンプルさを、心がけています。」

表現したいものを表現する為の借り物。

そのものの、特性を捉え、いかしながら自分の描きたいものを
打ち出してゆく。描いて、彫って、塗って、刷る。
水口さんの木版画創作は、まだまだ走り出したばかりです。

4月後半から、銀座で3人展が開催されるそうです。

「タイプが全く違う同年代の女性3人で、今回はテーマも、ばらばらです。
 でも、画商さんに、『3年続けましょう。1年に1回ずつ。
  次はテーマを同じにしたり、コラボレーションしたり。』と言われてます。
 いい画商さんで、なかなかこういう機会も無いと思います。
 これから、挑戦してみたいこともありますので、頑張っていきたいです。」

水口かよこさん、これからも素敵な作品を
わたしたちにみせてくださいね!楽しみにしています☆

急遽、突然の取材となってしまったのに、いろいろお話くださり、
ありがとうございました。少しの時間ですけど、お話できて楽しかったです。
一瞬、「取材じゃなくて、お友達と喫茶店でお茶を飲んで語り合ってる感覚」
になってしまいました。水口さんの、ほんわかしたお人柄にも脱帽です。

また、突然バタバタとやってきて、忙しい時間にも係わらず、
写真撮影、取材のご承諾を頂き、にじ画廊さん、ありがとうございました。

これからも、吉祥寺の人気スポット、並びに、作家さんから
「ここで個展したい!」と慕われる素敵な画廊さんとして
アートな情報発信基地でいらしてください!


■水口かよこさんのHP
http://sakura.canvas.ne.jp/spr/kayoko_mizukuchi/


■水口かよこさんの次回、グループ展のご案内

 第一回三人展「道」
  2007年4月24日(火)~30日(月)
  12:00~19:00(最終日17時迄)
  場所:純画廊銀座
  http://members.edogawa.home.ne.jp/g-jun/
  東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル2F
  東京メトロ「銀座一丁目」、「京橋」より徒歩2分


■にじ画廊
 http://www12.ocn.ne.jp/~niji/
 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10 1F
 tel 0422-21-2177 fax 0422-21-2166
 JR中央線 吉祥寺駅より徒歩4分


【ギャラリーレポート】ギャラリーブリキ星 内海満昌展

04/10/2007

2007年4月8日。晴れ間の中、
最後の桜が静かに散る、おだやかな日曜日でした。

西荻窪にある、ギャラリーブリキ星さん。
わたしの大好きなギャラリーさんで、
毎年この時期に開かれる、内海満昌展に行ってきました。

わたしは、この内海満昌展、今回で3回目、になります。
お友達に連れられて、初めて見に来た時から、3年目。
初めてのときも、2回目のときも、
同じお友達ときました。今年もそうです。

ブリキ星さんと一体になって、白が特徴、漠然とした、
はっきりとした形の無い、またはあっても、ほのかにまるく、
ほのかに四角く、淡く浮かぶ船か建物か、浮かんでは消え
消えては浮かぶ、いつまで見てても飽きない、世界でした。

昨年、少し植物や、お家の屋根などで、水色、黄色、
朱色など、色が見えてくるようになったのを感じていました。

さて、今年は、どんな絵が、わたしたちを迎えてくれるのでしょうか。

わたしも、お友達も、息を呑み、見渡して、
同じ事を口々に言いました。家の絵が増えていること。
くじら(動物)がでてきたこと。4つ足の動物もでてきたこと。
木の根や、山のようなものが、その丸みやくぼみ、
さまざまな特徴を出している事。色が、水色の他に、
緑もでてきたこと。瑞々しい緑の葉を広げ、陽をあびて、
伸びてゆくであろう、木がでてきたこと。

嬉しい。

わたしも、勿論、一緒に行ったお友達も、内海さんには、
お会いした事も、お話した事もありませんし、絵の制作について
どんな日々を送って、どんな思い、考えで描かれてきたか、
どんなにご苦労されて生み出してきたかなど、知る由もありません。

ただ、感じたのです。
確実に、昨年とは違う、内海さんが生み出した作品たち。
いろいろなものを、描こうとしている、
一歩前進しようとしていることを、絵を観て感じたのです。
違うのかもしれませんが、この日、この時間、
確かに、わたしも、お友達も

「きてよかった。」

そんな思いで胸がいっぱいになったのです。



途中、小さな女の子とお母さんがいらっしゃいました。
毎年、内海さんの絵を観にいらしてるようです。
女の子と、どの絵がいい?といっぱい迷って、
一枚の絵を選んで買っていかれました。

ブリキ星さんの店主、加川さんがおっしゃいます。

「今年は、もうほぼ完売状態です。
 初めていらっしゃった方と、内海さんの絵が好きで
 いらっしゃった方と半々なのですが、
 いい絵はどんどん売れてゆきました。」

赤い丸いシールが「完売=購入済み」です。
白い壁の作品脇には、赤い丸いシールがいっぱいでした。

「内海さんの絵を買おうと思ったら、初日に来なくちゃ駄目だね」
「1年に1回だから、内海さん貯金しなくちゃね」
お友達と残念ながらも、嬉しい気持ちで、自然と笑みがこぼれます。



加川さんに「記念に、写真撮っていっていいですか?」
とお伺いし、ご了承いただいたので、撮らせてもらいました。

「この感じを撮るのは難しいでしょう」と加川さんに言われて
「そうですね、難しいです。個展はなまものですからね。」

撮りながら、自分で口にした言葉に、ふと、立ち止まります。

「個展(展示会)は、なまもの」


作家さんが生み出した、かけがえのない絵、作品。
その作品が、ひとつの場所で、ひとつの、
ある、決められた並べ方で、一定期間、
ギャラリー空間に飾られる、展示される風景。
このギャラリー空間と展示風景、そのものは
「なまもの」であり、2度と同じ風景は見られません。

この個展で飾られた絵たちは、それぞれ、
お求めになった方々のお家へ送られてゆきます。
ですから、もう、2度と、この展示風景を見ることはできません。

「記念に」「思い出に」とカメラで写真を撮りつつも、
カメラでは撮りきれない、伝えきれないものを実感しました。



この日の天気。晴れていたこと。
桜が静かに散っていて、気持ちのいい喉かな午後だったこと。
白い壁に並ぶ絵が迎えてくれたこと。
春という季節の中で、確かに、昨年と違う、
前向きな一歩を感じられた、成長しようとしている様を感じ、
きてよかったと嬉しく思ったことなどは、

目で観た絵の残像は、目の裏に焼きつき、頭の片隅にありつつ、
胸の中で、いろいろな引き出しにしまっていけます。
この感じ方、しまいかたは人それぞれですから、

「この日、このギャラリーで、この作家さんの
 こんな作品を見て、こんなことを思った、感じた」

という、「実際に行って観て感じて思った体験」は
決して活字や写真などでは、全て表しきれないものなのだと
観念しました。でも、それでいいのかもしれません。

活字は、想像はできますが、全く同じ経験はできません。
写真は目で情報を得られますが、記憶に残るかというと
行った人にしかわからない、一期一会の体感、
実際に訪れた人にだけ得られる、醍醐味までは
写せないのです。文明の利器をもってしても、
たぶん、永遠に、できないことでしょう。


わたしも、お友達も、5ヶ月ぶりに会いました。
お互い仕事や悩みを抱えながら、生きるのに必死でした。
でも、たまにしか会わないけど、お互い辛さや大変さが
わかるだけに、お互い、思うことは同じところがありました。

昨年とは違う環境、仕事、人間関係、自分の気持ち、
とらえかたなど、わたしもお友達も、少しだけ、確実に、
昨年や、5ヶ月前とは意識が違っていました。
そんななかで、内海さんの個展を見たという現実。
より一層、前向きな希望と共に
次の一歩に進む自信につながりました。

だから「きてよかった」「うれしかった」のだと思います。



上の写真の絵が、
わたしが、今回この個展で一番気に入った、好きな絵です。

題名「新しい世界」丸いです。そして、白いです。
なんだか、好きです~!!多分、これからわたしの
生活が少し変るので、自分をもっと律する必要がある自覚があり、
また、「人間としてまるくなろう」と思うことが多かった
からだと思います。京都のお寺によくある庭園みたいと感じました。
この「新しい世界」には「2」もありまして、こちらは台形なんですよ。


店主・加川さんに、ご了承頂いて、並べてみました(笑)
どうにもこうにも、並べてみたくなったのです!
加川さん、そして、内海さん、すみませんm(_)m

「新しい世界2」のほうが、台形で少し大きいですね。
2のほうは、銀閣寺の庭園みたい?!
あと、並べてみているうちに、
京都の源光庵の「悟りの窓」という丸い窓と、
「迷いの窓」という四角い窓を思い出しました。

今年も、内海満昌さんの個展が観れてよかったです。
ブリキ星さん、内海さん、どうもありがとうございました!


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ギャラリーブリキ星さんでは、
4/4(水)~4/12(木)まで
企画展・内海満昌展を開催しています。是非、お立ち寄り下さい。

■ギャラリーブリキ星
〒167-0042
東京都杉並区西荻窪北5-9-11
03-5938-8106
http://members.jcom.home.ne.jp/burikiboshi/
定休日:月火
営業時間:11時~19時
アクセス:JR西荻窪駅徒歩10分


木香家さんと常楽院声明雅楽琵琶コンサート

04/08/2007

木香家さん。個々のライフスタイルにあった、
フルオーダーで製作提供してくださる、注文家具屋さんです。
わたしが、ココを知ったのは、ほんと近所で偶然通りかかったからです。
木の香りがして、店主さんもいいかたで、奥のギャラリー空間も素敵です。
なんていうんでしょう・・・入れば、すぐ、ここが、
とっても素敵だということが、わかる方にはわかるはずです。

何度か、行ってみたら店主さんがいらっしゃった、という偶然が続き、
店主さんから、お客様に「いつ見てもしまってる」「いつきても、あいてない」
と来るたびに言われるというお話もお聞きしていました。

もともと、工場で手作り家具を作り、現場にも行かれているので、
毎日あいてるわけではないんですね。なので余計に、
店主さんがいらっしゃる、あいてるときに出くわせることの偶然に感謝です。

居心地のいい、素敵な空間、木香家さんを、にこにこネットで、
リンク・ご紹介させていただきましたが、このたび、お話を伺ってきました。

木香家の店主、石塚典男さんは、お父上さまが椅子職人で、
物心付いたときから、ノミ、カンナ、木材が遊び道具でした。

手に触れるものとして、この木は重い、折れやすい、棘が出やすい、
匂いはどんなか、この木は野球をすると球がよく飛ぶ、
この木で殴られる(親に怒られる)と、どんなに痛いかなど、
五感を使って、自然と木の特徴が身についていったそうです。
木の名称などは、後から覚えていきました。

石塚さんは、木に囲まれ、触れ、感じる中で育っていきます。

大人になると、ディスプレイ会社で、空間デザインの仕事に携わります。
博物館や美術館、デパートやレストランのウィンドーのディスプレイを
任せられてゆきます。そんななかで、「いかにモノとしてとらえるか」
ということに疑問を感じてゆきます。

昭和43年、椅子職人だったお父上さまが、工場を立ち上げます。
石塚さんは、置き家具や、作り付けの家具、収納家具などを、
デザインして、つくっていきます。そうしているうちに、
プロという人の中に、木を知らない人がいることや
プロの方だけと仕事をしていく事に、物足りなさを感じるようになります。
もっと違うことが出来るんじゃないか。
もっと木を通じて、人との繋がりが広がらないものか。

「木」のことやお客様、相手の気持ちではなくて、
「いかに自分がもうけるか。利益のみを優先追求して、
 気持ちや繋がり、技術の助け合いなどを切り捨てていく」ことが
容赦なく、どんどん増えていく。
これは、どの職業、どの世界でもある、共通の問題点だと思います。


「もっと、素直に認めてくれる人。
 営利主義じゃない、一般の人、相手の顔が見える仕事をしたい。」

木の事を、全く知らない一般の方が来て、樹齢を知って新鮮に驚く様。
子どもが来て触る。木という生きものに触れ無邪気に喜ぶ様は、
石塚さんご自身の小さい頃と同じかもしれません。

木って凄い。人の手と同じであったかいんだ。ぬくもりがある。
いい香りがする。生きた感情、感触は、一瞬でも永遠です。
切り捨てられる事の無い、人に与えられた、人ならではの大切な感覚を、
同じようにわかる、感じ取ってくれる人におくりたい。

石塚さんは、そのために、家具などを作り出すときは時間をかけ、
こだわりをもって、進めていきます。自然から作るということは、そういうこと。

「木を仕入れ、管理し、工場で家具を作り出す作業は
 子どもを育てるのと同じ。子どもをお嫁に出す感覚と同じ。」

お客様のご要望と同様に、お届けする家や空間の事も考え、
責任を持って送り出したいし、送った後も、新しい環境で、
ずっと可愛がってもらえるよう、大事にしてくれる人に安心して送り届けたい。
石塚さんのお話を伺っていて、そういうお気持ちが伝わってきました。


木で物を作るとき、急いだ心でいると、木は怒って削らせてくれないそうです。
生きものとして、呼吸している木、何年も生きている木は
地球という土壌、空気、光、自然そのものを吸収しています。
ちっぽけな、人の勝手なこころなど、お見通しというわけです。

地球の、自然の恩恵を受けた形が、木の文化。
今、木が見直されているのは、この何十年かで、
日本が忘れてしまったものの大きさを表しています。

便利で安くて大量でスピードを求めるあまり、
省略してはいけないものを、省略してきてしまったように思えます。
子供のころから、木に触れていない子どもは、木のよさなどわかりません。

それでも、若者や、ふらりと来た方々が、
木香家さんで「ここ、落ち着く~」と一瞬にして和んでしまうのは、
一枚板がたくさん並び、木の香りに包まれる空間にいるからです。

「人は、昔から、木と寄り添いあって生きてきました。
 思い出してください。その証拠に、『休む』という字は
 ”にんべんにき”と書き、『人が木に寄り添って休む』ことなのです。」

石塚さんが、この話をしてくださったとき、目から鱗でした。
そっか、そうなんだ。なんだか嬉しく、いとおしく感じました。

人は生まれたときから、木には素直になれる。
遥か昔からの、人間の記憶のDNAに組み込まれているのかもしれません。


石塚さんは、店内にある、木のテーブルを触りながら、
なでながら、お話くださいます。その手が印象的でした。

「思い起こせば、木と一緒の暮らしだった。人はやかましい。
 でも木は黙っていつでも迎えてくれる。触っていても暖かい。
 なにがいいという理由はない、木の呼吸を止めちゃいけない。」


木香家さんでは、建築・リフォームのご相談など、承るときがあるそうです。
思わず、ぽるるのリフォームの件をお話しし
「なにかあったとき、ご相談に乗って頂いても宜しいでしょうか」
と、お伺いしたところ、

「いいですよ。うちのモットーは、相談はお金を貰わない。嘘はつかない。
 出来ない事は出来ないと言う。これだけは、はっきり約束できます。」

これだけって、これだけで、じゅうぶんです。
これだけのことが、実はできない企業って結構多いじゃないですか。
とくに大手、有名企業だと。

石塚さんのお人柄の魅力がここにでていると思います。

お話を伺っている間も、「よく見てるんだけど、いつもあいてなくて、
きょうはあいてたから、いそいできた」というお客様が、いらしてました。
気になっている、木香家さんのファン、隠れファンも含めて、
たくさんいらっしゃることを、なにより、物語っているのだと思います。

わたしの夢は、木香家さんで、ぽるるの家具を作っていただくことです♪
石塚さん曰く、実際に、お家に行って、お家の雰囲気や構造を見て、
それにあった木を選んで作られるそうです。
「ものの、本質をいかして、いいものをつくる責任感」ありがたいです。

木香家さんの、奥のギャラリースペースでは、
石塚さんの作品と、コレクションの陶器や絵画が展示されています。
ここで、なにか、企画展などできたらいいですねとお話を受けました。
地域や、石塚さんと同じように、原点回帰、人として大切なことに返って
創っていこうという、作家さん同士の繋がりなど、
なにかしら、企画・展開できたらと思っています。

この日本、地球から木がなくなったら、緑や花がなくなったら。
当たり前すぎて、ちっともなんとも思っていないことを意識するとき、
わたしたちは、いかに、自分たちだけで生きてきたかのように
錯覚しているかを思い知らされます。

一本の木は、何十年も命の先輩。何も語らず、何も訴えず、
ただただ、形変わっても、木として存在し、わたしたちの暮らしに役立ち、
いつも回りにいてくれている木。木の香りに心地よいと感じたら、
嬉しさと共に、ありがとうって、思えるようになりたいです。


木香家
http://www.wood-fsk.com/hpwd/Page07.html
〒174-0071 東京都板橋区常盤台1-41-7 三貴苑ビル1階
TEL 03-3965-2433

本社・富士室内工芸(株)
〒174-0063 東京都板橋区前野町2-30-6
TEL 03-3960-8729

最後に。

3月に取材をしていたのですが、夜だったため、
外の御店の入り口写真をとりそびれていました。
4月7日(土)に、ふらっとカメラを持って、木香家さんに行ってみると、
運よく開いていたので、店主の石塚さんにご挨拶して、
写真を撮らせてもらいました。すると、「このあと、用事ある?」
「いえ、ないですけど」「このあと、声明があるんだけど、いかない?」
と突然お誘いを受けることに!!!

石塚さんのお話では、常楽院の住職さん直々に携帯電話で
「きょう、声明あるから、こない?」とお誘いを受けたそうです。
それで、午後からお店に来て、時間が来たら店じまいをするところだった。
特に、誰にも声をかけていなかったけど、
このタイミングで、偶然、わたしが来たので、
「これは偶然じゃなくて、必然じゃない?
 何か、呼ばれるものがあったのかもよ」

わたし自身は、親が天理教で、鳴り物の音が好きで、
雅楽や能に興味がありました。歌舞伎や舞台など、
いつか見に行けたら・・・とも思っていました。
その程度で、声明と聞いても、さっぱりなんのことかわからず、
お寺で、その宗派でもないのに、行ってもいいのかなと
思ったのですが、石塚さんが「だいじょうぶ」と仰るので、
「これもなにかのご縁かな」と行って見る事にしました。


もう桜、散っちゃってますね~。
常楽院は、真言宗豊山派のお寺だそうです。
幼稚園もあり節分会やお施餓鬼、お花見、
常楽寄席など行事や催し物を開催し、
檀家や地域の皆さまとの交流を図っていらっしゃいます。
常楽院さんのHPはこちら。
http://www2.ocn.ne.jp/~jorakuin/index.html

わたしは、年初めに、散歩をしていて、書で面白い言葉がかかれている掲示が
何枚かあるお寺・・・として、1回みたことがありました。
まさか、このお寺に、木香家さんに連れられて、
声明を聞きにくることになるとは。不思議なご縁です!


さて、声明とは、なんなのか。
帰宅してHPを拝見してから、わかったのですが、
お経に節を付けたものだそうです。
国立劇場などで毎年公演され、人間の肉声による古典音楽、
日本音楽の原点の一つとして、人気が高まっているそうです!
木香家さんにも
「説明して頭で考えるより、聞いて感じたほうがいい。
 日本の文化として、素晴らしいもの」とお聞きしたので、
いやがおうにも期待は膨らみます。

初めて、常楽院さんに入りましたが、お庭が素敵でした~
こんど、ゆっくり来て写真撮りたいと思いました*

椅子に座って、はじまるのを待ちます。本堂が綺麗で荘厳~!
張り詰めた空気が緊張感があって好きです。
自然に背筋がすっとします。上を見たら、鴨居(?)に
龍が彫ってあって、嬉しかった。

笙・篳篥・龍笛の雅楽の演奏がはじまると
もう、ずわーっと鳥肌が立ちました。神妙な気持ちになります。

導師の独唱や、袴姿の声女隊と、黒い衣装のお坊さん、
色つき衣装のお坊さんが、それぞれ立ったり座ったり、
しずく型の紙を投げたりして歌い、導師を中心に輪になって
回りながら唱えたりと、正直言って、何を言ってるのかはわからないけど、
身動き一つ出来ない時間でした。声の響きを肌で感じて、
毛穴が開き、手足の指先から、声のこだまが入って出て、
循環していくような感じを受けました。

終ってから、投げられたしずく型の紙を持ち帰っても良いと
言われ、みなさん、拾ってらしたので、わたしも数枚持ち帰りました。
達筆すぎてなんて書いてあるのかわからないのが、ちょっと残念~。。。

※後日、教えて頂いたのですが、この、涙形の紙は散華というそうです。
散華は、書家であり篆刻家でもある、小田玉瑛先生直筆の大変貴重なもの
だそうです。小田玉瑛先生は、常楽院で、公開篆刻講座を開かれています。

最後は、川嶋信子さんの薩摩琵琶のライブを聴きながら、
外でお花見&酒席。
※川嶋信子さんのブログはこちら。
谷中琵琶スタイル

木香家さんにくっついていったので、いつのまにか
「住職さんのお客様席」という一番凄いテーブルについてしまい、
すぐ隣に住職さんがいらして、もう、緊張・緊張!!
朝から何も食べてなかったので、すきっぱらに
頂いた日本酒が甘くて美味しく感じられてしまった(^-^;)

住職さんや木香家さんからも
「凄い人いっぱいいるよ、書家さんや、作家さんや」と
伺っていたので、もう、ソワソワドキドキ、
どうしたらいいのか、きょろきょろで、
日本酒の回りが速かったような・・・(A^-^;)
少しお話ししたり、お名刺交換できたのは、
切画作家・風祭竜二さんのアトリエのマネジャーさんと、
http://www.kiriga.com/index.htmll

千葉にお住まいの、絵も描かれる人形作家さんと、
お着物と話し方が上品な、住職さんのお弟子さんなど。
(これをもし、みていらっしゃいましたら・・・。
 すみません、ミクシィ、みつけられませんでした。。
 もし宜しければ、お問い合わせ下さい(^-^;)すみません)
最後、住職の守山祐弘さんとも、お話できて
お名刺お渡しできたので、よかったです!!

わたしの率直な感想は
「常に楽しむなんて、いい名前のお寺ですね~♪」
すみません、こんなことしかいえなくて・・*

雨が降ってきたので、一足先に帰ってきましたが、
お誘い下さった、木香家さんの石塚さん、ありがとうございました。
また、なんにも勉強・宗派でないにも係わらず、
初めて行っても受け入れてくださり、安心して楽しめました、
常楽院の住職さん、コンサートを聴かせて下さった皆様、
ありがとうございました。声明、素晴らしかったです。
こころに残る、花見の一夜でした。


----------------後日談-----------------------------

数日後、木香家の石塚さんから
「住職から預かってるものがあります」とお電話を頂く!
なんだろう~??と行ってみると・・・

篆刻!!!!ご住職の守山さんは、お寺で、
篆刻のお教室をやっているそうです。
お名刺渡してご挨拶したので、名前を覚えてくださったみたいで、
ちょちょちょっと、「ちよ子」の「ち」を彫ってくださったそうです。
しかも、住職直筆の色紙(?)つき!!う・れ・しいぃぃ~♪♪*
篆刻って、興味あるので、是非、教室体験してみたいわ~☆
住職さん、どうもありがとうございます!大事にします!
また近いうちに、お礼とご挨拶に行かなくちゃ~(*^0^*)p♪

----------------後日談2-----------------------------

「木香家です~」ある日、木香家さんから電話がありました。

「常楽院の住職さんから、さくらんぼ狩りにきませんか?
 とお誘いあったんだけど、もしお近くにいらっしゃいましたら
 どうですか?わたしも、じきに向かいますが」

おっとーー?!さくらんぼ狩りですか?!(^_^*)★
常楽院の住職様には、篆刻をプレゼントいただいて、
まだお礼に伺っていなかったので、行ってきました!

着いてみると、まだ木香家さんは到着していない模様で、
住職さんに案内されて、庭にある、さくらんぼの木に
かごを持って向かいました。

小粒ですが、いっぱいなってました!可愛い!!
もうちょっと揺らしただけで、熟したのは落ちてしまいます。

「もう鳥がどんどんついばんじゃうから、あと1,2日だろうね。
 雨が降ったら終わりじゃないかな。真っ赤なやつは、
 つまみながら食べちゃうといいよ」

住職さんのお言葉に甘えて、結構とっては食べて・・・をしてました*
途中、通りすがりのカップルに
「見てご覧、ほら、さくらんぼだよ」と話しかける住職さん。

「え~?!食べられるの?!すごーい!」とはしゃぐ女性。

すると、住職、ぽき!っと一枝折って、枝ごと、さくらんぼを
カップルに渡してました。カップルも驚いてたけど
わたしも、びっくり!住職、太っ腹~★

「それ持って食べながらあるいてたら、みんな、びっくりするよ」
「うわ~♪ありがとうございま・・・・ぎゃ~!!」

女性の黄色い雄叫びが・・・(^_^;)
それもそのはず、よ~くみると、さくらんぼの葉っぱに
羽虫が鎮座しているのでした!あは★
1度気がついちゃうと、もうちょっと目を離せませんよね;。
わたしも、最初気がついたときは、飛び上がりそうでしたもん。

「だいじょうぶだいじょうぶ、毛虫じゃないから、
 羽虫だから、タマゴの・・・云々、
 このお姉さんも、はじめは、びっくりしてたよ」

そうそう、同じ説明を受けました。わたしは
「ハムさん、ごめんなさいね~、美味しいの、
 すこ~し、とらせてくださ~い。悪さしませんから~」
と祈りながら(びびりながら)とらせていただきました*

とりあえず、カップルは、男性の方が虫、平気そうだったので
そのままお持ちになっていかれました。

いや~。しかし、東京の大都会の真ん中で、
さくらんぼ狩りできるなんて、しあわせものですね♪
次に場所を移動することに。

お庭には、山椒や蕨も生えてました。山椒は、住職から
食べてご覧と頂いたので、「辛くないのかな・・・」と
どきどきで食べてみましたが、すっきりして美味しい!
「ハーブといっても、わからないでしょう」確かに!

木香家さん、ご到着。なんだか素敵な格好をしています!
こんどは、木に登ってとります。木に登るの初めてだったので
おっかなびっくり、おそるおそるでした(^-^;;;

今日の収穫は、こちら~♪とっても甘くて美味しかったです★
住職さん、ありがとうございました*


さくらんぼ狩りが終った後は、そのまま住職さんに
案内されて、土器が飾ってあるホールに行きました。

板橋区前野町で発見された、弥生式土器のかずかず。
東京都指定有形文化財に指定されています。近くの小学校から
社会化の授業の一環で見学に来たり、年1,2回は
博物館などの展示会を回ることもあるそうです。
ご覧になりたい方、見学希望など詳しくは、
常楽院さんのHPへどうぞ。

そのあとは、お茶を飲もう・・・が、なぜかつがれたのは、日本酒*
日本酒を頂きながら、篆刻の作品集など拝見し、お話を伺ったあと、
「食べに行きましょう、ご馳走しますよ」と住職さん。
うわ~☆ありがとうございます!*

木香家さんです。いつも、自然の手作り、天然のものを
身に纏っていらっしゃる木香家さん。
きょうは、「住職の着ている袴を見て、自分もほしくなってたのんだもの」
という上から下まで、「住職スタイル」でいらっしゃいました。
初めてお召しになったそうで、嬉しそうです。
確かに、いつも見てる雰囲気と全然違う!

わたしも、こういうの欲しい~!
でも、女性の場合って、この一式を買ってしまった場合、
中に着る服や、靴下、靴(下駄?)鞄など、その他もろもろの
用意も大変になってくるじゃないですか。
それを考えると、躊躇しちゃいますね~。

このあと、住職も同じ格好に着替えられて登場。
お2人に連れられて、居酒屋さんへ行きました。

いや~しかしですよ。
いつもひとりで、同じスーパーで買ってるものを食べている、
外食してもいつもだいたい同じお店(美味しいの知ってて安心だから)
なので、こういう、全く知らないお店、
しかも自分ひとりじゃ来ないところに、
たまには、連れられて、こういう外の世界(?)を知るのも
世間を知るのにいいことなんだな~と思いました。

住職は、わたしの持っていた、さくらんぼを
お店のマスターとママさんに「みんなで分けて食べて」と
渡しました。お店の中にいたお客さん全員にほぼ
行き渡って、皆さん「ありがとうございます、いただきます~♪」
「どこでとれたんですか?」と話が弾んでいました。
こういうところも、さすがですね~。

最後のほうは、もう酔いが回ってきて、ふわふわしてきてしまい、
なにかとても、大切な、勿体無い、素晴らしいお話を
わたしにしてくださっているということだけは、わかるのですが、
周りのお客さんの声も大きかったのもあって、
「え?なんですか?」と聞き返すのもなんなので
必死に聞きましたが、かなり、すべり落ちているような気がする・・・・。

ただ、覚えているのは、
住職さんの、酔っていない、きりっとした目と、

「いっぱい、凄い人知っています。たくさんいます。
 いつでもご紹介します。いつでもきてください。」
と言われたことと、(プレッシャーが~。。。!)

「あなたは、これからも、今やっていることを続けていくことです。
 ずっとやっていくことです」と言われたこと。

嬉しいです。木香家さんに行ってなかったら、お会いしてなかったら、
常楽院さんに行く事もなかったし、声明コンサートに行く事も、
住職さんにお会いする事も、篆刻を頂く事も、
さくらんぼ狩りに誘われる事も、
こうしてありがたいお話を頂くことも、なかったのだと思うと、
ありがたいです。まわりまわって、またお礼を別の形で
木香家さんや常楽院さんにお返しできるように、
勉めて生きたいです。


ミレージャギャラリー『We Love Cats展』蒼猫さんに会ってきた♪

03/31/2007

3月28日(水)、銀座のミレージャギャラリーさんで
開催中の『We Love Cats展』にいってきました。

11人の作家さんが参加されるグループ展。
わたしが好きな「蒼猫さん」こと、深津あさみさんが
参加されるというので、楽しみに行って参りました!

まずは、銀座でギャラリー鑑賞、というのが初めてのわたし。
駅を降りてすぐ隣のホテルの並びなのに、結構さ迷ってしまいました(A^-^;)

ここがビルの入り口。エレベーターを上がると・・

ミレージャギャラリーさんの入り口の看板の字。
ギャラリーのオーナーの大城菜穂子さんがてがけたそうです!
ささ、ドキドキで入場です~☆


■蒼猫さんに会ってきた♪■

まずは、蒼猫さんこと、深津あさみさんにご挨拶!
深津さんは、ほんとに、蒼猫さんの格好をしていました*
初めて拝見しましたが、かわいい~!

一緒に映っているのは、モデルのくまさん♪
デザインフェスタで、ライブペイントなどの活動をされているそうです。
この日、ピエロの格好をされていました。お茶を運んでくださったり、
笑顔でお声をかけてくださったので、一瞬
「もしや、この方がギャラリーのオーナーさん?!」
とひやっとしたものですwそれにしても、蒼猫さん、青いつなぎの服が
お似合いで、尻尾と耳が付いても違和感が無いというのは、
若さと深津さんの持って生まれた特質でしょうね。

深津さんには、是非、お年をお召しになって、
おばあちゃまになっても、この格好で絵を描いて頂きたいものです。
それができれば、日本一有名な青い猫=ドラえもん
を超えるかもしれませんよ♪密かに期待している、わたしなのでした*

今回の展示作品は、「ハルナチョウ」「名のない旅人」
「オンガク」「フカタマゴ」「コトノハ」の5作品。

これら、全て、モデルになる方々や、オリジナルストーリーが存在していて、
井の頭公園でアートマーケッツに参加されている、深津さんならではの、
お世話になっている人たちへの感謝の思いを描いた作品たちだそうです。
展示が終ったら、全部、モデルの方たちへ、プレゼントされるのだとか。

創作をされてる方は、きっと、わかると思いますが、深津さん自身、
描き方というもの、自分のスタイルを手探りで模索、
迷いながらの日々だったそうです。そんな中、昨年、
第13回美庵大賞展ABISTE賞を受賞されました。おめでとうございます!*

もともと絵本を作りたい、絵本作家を目指している深津さん。
パステルという画材と出会い、向き合い、描き続けることで、
自分の中で、ひとつ、「これだ」という発見があったようです。

深津さんは、絵本を作るように、物語を先に生んで、
発見した描き方を生かして、絵を描いていったそうです。

誰かのために、誰かを思って描くこと、
これができたら、すてきな事じゃないかなあと思います。
深津さんの中の「ありがとう」「大好き」という感謝の気持ちが、
パステルという画材と、であった「これ」という描き方、
そして深津さんが尊敬する作家・上野慶一さんが額職人さんで、
上野さんのアドバイスを頂いてご自分で塗ったという額など、
細部にまで、あふれているようです。

ものごとには、ストーリーがある。
わたしは、深津さんから直接、絵が生まれるにあたっての経緯や物語を
伺う事が出来たので、よりいっそう、絵を楽しく鑑賞する事ができました。

「これはこうで、こっちはこうで」
蒼猫の格好をした深津さんが、いっしょうけんめい、説明してくださる。
その姿を見て、お話を伺って、

人は育てられて、成長していくんだなあと実感しました。
勿論、個々の見えない、たゆまない努力は必要です。
でも、教えられた、学ばせてもらった、生かされている、
そういう謙虚な気持ちと、出会いに感謝できる素直な気持ち、
が、絵を見ても、お話を聞いてても、気持ちいいのです。

絵の中の蒼い猫は、深津さんそのものなのかもしれません。
美しいものを、美しいと思い、眺め、綺麗なものに憧れ、
いいと感じるものを深め、吸収し、仲間を思いやり、
素敵だなと思うものを大切にする、
生まれてこようとしてくる命を慈しみ、
咲いた花を「よく咲いたね」と歓迎する。

深津さんが、いろいろな経験をすることで、
絵の中の蒼猫さんも、たくさんの表情を見せてくれることでしょう。

まばゆい色彩の中で、深津さんならではの
「ストーリー(物語)」を描いていって欲しいです。

蒼猫さん、深津さん、どうぞ、伸びやかに、あなたのままで、
絵を描いていってください。そして時たま踊って唄う。
そんなあなたが、わたしは大好きです♪

蒼猫さんこと、深津あさみさんのサイトは、こちらです。
蒼猫屋


■オープニングパーティー初体験■

この日は、初日で、オープニングパーティーがありました。
初めて、ギャラリーのオープニングパーティーというものに
参加してきました。参加作家さんの自己紹介、
乾杯して、軽く食べて飲んで、皆さんとお話したり。

現役美術大の女子学生の皆様と名刺交換して、
少しお話できたのは嬉しかった。みなさん、お若い♪フレッシュ~♪
初めての展示会という方が多かったので「よかったですね~」と、
孫の成長に目を細める、おばあちゃんになった気分でした。

初めてお会いする方ばかりでしたので、やはり、
名刺交換、初めてのご挨拶というのは、かなり緊張しました。
でも、作家さんとお話できるのは、楽しかった!
俳優さんもいらっしゃってましたし!!
今日ここにいなかったら、お話しすることも無かった、
と思うと、嬉しい限りです!
(しかし、思い返せば、
 当日いらっしゃっていた作家さん、全員とお話してませんでした。
 タイミングが合わなかったのと、そういえば、
 ご挨拶に行ってなかった!と帰ってから汗をかいたり・・・。
 またいつかご縁があったら、ご挨拶させてください!)

しばしご歓談のあとは、参加作家の、下島みちこさんの
ヴァイオリン演奏がありました。聞き惚れてしまいました~。
ヴァイオリン演奏を、こんなに近くで聞けた、見れたのは
初めてだったので、感激でした。下島さんは、ご自分の
展示作品の前で、クラシック曲から、ドラえもん、ナウシカなどの
皆が知っている曲まで、たくさん奏でてくださいました。

ヴァイオリンって、すごく繊細な楽器なんだな
という感想を持ちました。弾いてる方の、ちょっとした動き、
呼吸というものが、直接、ダイレクトに弦に響くような気がしました。

それにしても、思ったのは、オープニングパーティーというのは、
やはり、作家さんと見に来て下さった皆様はお客様なんですよね。
招待される側と、する側ということで、いろいろ気遣いすべきところなど、
どきどきしながら見させて頂きました。当たり前のことなんですけど、
椅子とか飲み物、食べ物、見えるか見えないかの配慮など、
心配りが大事だな~と勉強になりました!


■参加されてる作家さんの作品など■

さて、今回、グループ展ということで、11人の作家さんの
猫の絵がいっぱいでした。他の作家さんの展示作品も、
少しご紹介させていただきますね!


こちら、入倉真美子さんの作品。ミクシィで展示会しませんかと
声をかけられての参加だそうです。そういうこともあるんですね~*
真ん中に映っている、袴姿の猫ちゃん。色とりどりのカルタでみたいで
綺麗で可愛いです☆ひとめで気に入りました♪
甘い気持ち、若い女の子に戻った気持ちになります。
袴着たかったので、余計にそう思えたのかもしれません*
オープニングパーティーの終盤のほう、お帰りになるところで、
ご挨拶、お話しすることが出来て、よかったです!


大塚真里子さんの作品。女子大の方です。下地の色が、
ぱっと目に入ってきて、なんだろう!?と見に行きたくなりました。
行進の音、蝶の羽の音、流れ星の流れる音・・・。
いろいろな音が聞こえてくる絵だなと思いました。
同時に、たとえば、この絵の次のシーンってどうなんだろう。
勝手に映写機だったり、はたまた、万華鏡のようか、
ループのように想像してみる。いろんな動きの可能性が
想像できて面白い。でも最終的にもとに戻ってみると、それぞれの絵の、
目に飛びこんでくるバックの色の印象がやはり大きかったです。


大塚愛さんも女子大生!この背景、設定のまま、
アニメーションで動き出したら可愛いだろうに!と思いました。
猫ちゃんが、ひし形ちっくなお顔立ちなのも、おもしろいです。
こんなときも、あんなときも、いつも一緒、猫と一緒。
猫と、絵の中に出てくる登場人物の女の子の
日常のひとコマが明るく生き生きとしています。
ふと、綺麗なお洋服が似合いそうな人物だな~とも思いました。
もしわたしが編集者だったら、旅行の本や雑貨、
お洋服の雑誌の表紙を飾る絵を描いてもらいたいです*


女子大生、愛甲尚美さんの作品。一目見て「おもしろい~☆」
と、わくわくしました。絵本もあって、観にいらしてた方々、みなさん、
ご覧になってました。これはきっと、皆さん、同じ好奇心からだと思います。
一見、無表情でぶっきらぼうでシュールに見える
猫さんのキャラクター2人ですが、そこはかとなく感じる
ファンタジーとユーモア、キャラクターのこころのかけひきに、
自然と引っ張られ、うっとりでした*キャラクターで魅せるお話と、
風景(心象)で魅せるお話と、届けたいお話によって、
また違った絵(絵本)が観られそうで、今から楽しみです。


こちらが、下島みちこさんの作品。ラッパを吹いている天使の猫ちゃん。
見ていて、楽しい気持ちになってきます。紫色の猫ちゃんが印象的。
アメジストみたいな、幻想的な不思議な紫色。深みがあったり、
明るかったり、下島さんの紫色、好きです。

下島さんのポストカード、2枚購入させて頂きました♪
油彩絵の一面も、素敵で迷いました。他にも絵本やレターセットもありますよ♪

ご紹介した、下島みちこさんのサイトは、こちら。
猫色アートBOX

こちらは、綱島ヒロユキさんの作品。最初見て「かわいい!」と思い、
遠くから見て感じたのは「うまいな~*」
色やものの形とか、人がものを見るときの目の動き、
視覚効果というものを凄く有効活用されてるのかなと思いました。
ここ、見ちゃうわ~。ここが見せたいのかな~。
でもそれに乗せられちゃう。でもそこが気持ちいい。
たとえば、ここの色がまた違っていたら、どうなっていたんだろう。
そこからへんも充分考えて描かれているのでしょうから、すごいなー。
と、わたしの勝手な感想です。全然違ってたら、ごめんなさいです。


ロチロチさんの作品。わたし、一目見て気に入りました。
すごくいい~!!ひとめぼれです。ため息ものです。
とくに、この、青い見返り猫ちゃんの絵が好き。
どの作品も、全体的な色のバランス、表情が特徴的。
猫ちゃんの目の色そのものも魅かれる。
色の持ってき方、にじみ具合が抜群、やられたというかんじ。
手でひょいっと持ち上げたい。おそるおそる、手のひらですくうように
包み込みたい、あ~もう、白玉のように、柔らかいんじゃないか
と思えてならない!なんにしても、わたしのツボ!!w
ポストカードがあったので4枚購入。

その後、パーティーでロチロチさんと初ご対面。
名刺を持って、ご挨拶し、少しお話できました。
かなり舞い上がりました。

「この猫ちゃん(の描き方)は、どうやって生まれたんですか?」
とお尋ねしたところ、「らくに描ける様にと思って・・・・」

これって、さらっとお話されてますけど、凄く難しいことですよね。
シンプルというのは削ぎ落とす、余分なものを切り落とすということですから、
付け足すのはらくで簡単なんですよ。どんどん足していけちゃう。
でも削るというのは、判断していかなくちゃならないから
ある程度の経験、積み重ねが無いと決断できないし
失敗もたくさんしていないと、わからない。
むむむ。凄いぞ!と余計にファン心に火が付きました。

展示会に参加されるのは初めてだそうで、
特にショップなどで販売されてることも無いそうですが、
もう、凄く嬉しい。魚釣りに行ったら、小鳥が空から降りてきて、
肩に止まって、耳元でさえずってくれたみたいな感動。
あああ~でも、小鳥はまた空に飛んでいってしまうんですけどねw
でもいいんです。ロチロチさん・・・ご活躍応援しています!!
きっと、わたしのような、心わしづかみにされるファンが出てくるはず。

パーティーの後半、ロチロチさんが、ポストカードの在庫を足しているのを
めざとく発見、見逃しませんよ。そろ~り、そろりと、背後から接近*
「まだほかにあるんですか?見せてもらってもいいですか?!」
もう、買う気満々で、お持ちのポストカード作品を笑顔で物色。
「あ~これいい!」「これも可愛い~!」「あ、こっちも!」
ババ抜きのように、ひょいひょい取り出し、気がつけば、6枚選抜。

「買っていいですか?*うわ~い♪」

こうして、餌を前に、鼻をふんふんくんくん鳴らす犬のように、
ポストカードをお買い上げ。

「ありがとうございます!大事にします!嬉しいです♪」
ちぎれんばかりに尻尾をブンブン降った犬のごとく、お礼を言うと、

「あの・・・これも・・。お礼です、どうぞ」
と、更に1枚、ポストカードをプレゼントくださいました。

「え~!!いいんですか~!!」なんていい方なのーーー!!
後光が差しています!眩しくて涙がにじんで前が見えない~*
もう感謝感激雨霰です(涙*)これが持ち帰ってきた、
購入&プレゼント頂いた、11枚のロチロチさんポスカ。

えへえへへ~顔がにやけてしまいます。名刺も可愛いんですよ☆
落としどころを知ってるとしか思えないわあ~*
ロチロチさん、どうもありがとうございました!

ロチロチさんのサイトは、こちら。
ロチロチ


■オーナーさんとお話を・・・■

最後に、ミレージャギャラリーのオーナーさん、
大城裕一さんと、ゆっくりお話することができました。

グループ展のDMをクラフト縁でご紹介させて頂いたときに、
お知らせ&ご挨拶のメールを送ったところ、
大変ご丁寧なメールを頂戴しました。
その文面から、人柄がにじみ出ていて、
とってもいい方だ~☆というのが伝わりました。
嬉しかったですし、励まされました。
そういうこともあって、これは絶対、是非にでも
伺わなくては!と思っていました。

お会いして、お話ししてみて、思ったとおり
いい方だ~(T_T*)と、うるうるきました。
「ミレージャギャラリーの由来、意味などありますか?」
とお伺いしたところ、

「ミレージャの由来は、家内の親友の名前です。
 コロンビア人なのですがアメリカのフロリダで知合いました。
 とても美人でクレオパトラのような人です。
 今日もホームページを見てくれてメールが届きました。」

これは初めて知りました。やはり、直接お会いして、
いろいろお話伺えるのは、嬉しいです!


「やはり、一生懸命が一番です。」と大城さん。

ミレージャギャラリーさんは、
銀座にOPENして半年だそうです。
ギャラリー自体は、とても広い空間です。
銀座で物件を借りるとなったら、相当な金額かかるはず。
では、何故、いきなり初めから銀座で
ギャラリーをOPENさせたのか・・・?!

「調べてみると、銀座が一番ギャラリーが多く、
 皆が注目する場所なのでどうせなら最初から
 銀座で始めようということで始めました。」

なるほど・・・!そういう考えもあるんですね~!
銀座というと、古くて昔からあるギャラリーが多くて
いちげんさんは、おことわり、みたいな、入りにくい印象、
というのがありました。また、土地が土地ですから、
出展するにも、相当高いんだろうなと思っていました。

「銀座のギャラリーの中では、安いほうだと思います。
 また、作品を売ってもいいし、売らなくてもいい。
 作品・グッズなどの販売手数料も頂きません。」

これを聞いて、え?!そうなんだ、それは凄い!と
びっくりしてしまいました。

「でも、銀座の品は保って行きたいと思っています。
 どなたがいらしても、やっぱりここは良い所だねと
 言ってくださるような空間にしていきたいです。
 そうやって、お客さま、パトロン、作家の皆さんと
 仲良く長いお付き合いをしていきたいと思っています。」

作家さんの立場、お話、要求もわかるし、
ギャラリーさんの立場、お話、要求もわかる。
半ばで途中閉鎖になってしまうところも多い中、
長い所は長く続いている。その答えは・・・
既に第一声にこめられていたんですね。

ミレージャギャラリーの大城さんご夫婦に
お会い出来て、よかったです。興味深いお話、
聞いてて考えさせられるお話、ありがたかったです。
ほんとに、来てよかった。銀座でギャラリーデビューが、
ミレージャギャラリーさんでよかったです*

ギャラリーがひしめく街銀座で、
お気に入りのギャラリーさんと出会える確率はいくらでしょうか。
銀座で初めて行ったギャラリーが、
ミレージャギャラリーさんだった、わたしは、
巡り会わせというを電波を受信する事ができた、
とってもなラッキーな果報者です。

深津あさみさん、ロチロチさんはじめ、
参加されている作家さのみなさま、ミレージャギャラリーさま、
どうもありがとうございました!


■2007年4月9日(月)まで
 『We Love Cats展』が開催中です。是非ご覧下さい☆
 ●時間:11:00~19:00
    最終日は17:30まで
 ●参加作家(敬称略)
  大塚愛  愛甲尚美  大塚真里子 入倉真美子  
  綱島ヒロユキ 草間真智恵  日向博子  下島みちこ 
  ロチロチ  小高美由紀  深津あさみ

■ミレージャギャラリー
http://www.mireyagallery.com/
〒104-0061
東京都中央区銀座2-10-5 オオイビル4F
TEL/ 03-6303-8844
東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅 11番出口より徒歩1分
銀座線・日比谷線・丸の内線 A13番出口より徒歩4分
JR 有楽町駅 京橋口より徒歩10分


椎名町駅 てぶちゃん人形とギャラリーながさわ

03/20/2007

クラフト縁でもご紹介した、
「新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館」
のイベント、椎名町駅周辺を散策してきました☆


発端は、てぶちゃん人形を創っている、お友達のwantaさんから、
ハート・トゥ・アートとして参加されるとお聞きしたのです。
てぶちゃん人形を、巣鴨信用金庫に飾ってきたとお伺いしたので、
せっかく見に行くんだから、他のギャラリーも観て回ろうと思い、
前日にマップを印刷し、どこを回るか検討。椎名町駅近く、
徒歩で行ける距離を目安に、6箇所ピックアップしてみました。

それでは、ご一緒に、いざ、散策出発♪※今回行ってきた場所の地図


1、興産信用金庫/若手作家発表展(地図番号42)

興産信用金庫さんに来ました。
銀行内の壁に、3つの絵が飾ってありました。

左から、桑原実、久保一雄、斉藤求の作品。
真ん中のヨットハーバーの絵は、面白いな~と思いました。
斉藤求の「池袋モンパルナスへの道」は、右にいる人が、
家路へと向かっているのでしょうか。なんだか、
自分の居場所へ帰っていく安らぎを感じました。


2、ギャラリール・バトー/若手アーティストによる「ありがとう ごめんね」展(地図番号31)

いったん、大きな通りへ出て西池袋方面へ。ギャラリール・バトーさんでは、
創形美術学校の学生17人原画作品が展示されていました。

17人いれば、17通りの「ありがとう」と「ごめんね」。
それぞれのとらえかた、表現方法は違いますが、共通するのは
「若いな~」(笑*)瑞々しい感性で、いろんな体験・経験をして
絵の、人生の糧にしていって欲しいものです*


3、ギャラリー・いがらし/池袋モンパルナス展Ⅶ(地図番号41)

そのまま、長崎に戻ります。ギャラリー・いがらしさんに来ました。
アトリエ村の小さな画廊と書いてあります。

まずは、そもそも、「池袋モンパルナス」というのがなんなのか、です。
昭和時代初期から戦前にかけて、池袋西口から椎名町周辺は、
多くのアトリエつきの貸家、アパートが建てられ、
たくさんの若い芸術家達が集まっていきました。

彼らは、芸術の都パリへの憧れから、このあたりを
「池袋モンパルナス」と呼び、芸術や創作について
日夜熱く語り合い、切磋琢磨して制作に励みました。
その中から、多くの日本を代表する芸術家が生まれていきました。

このアトリ付き貸家の集落を、アトリエ村といい、
当時、「みどりヶ丘」、「ひかりヶ丘」、「すずめが丘」、
「つつじヶ丘」、「桜ヶ丘パルテノン」の5つの村があったそうです。

ここで、一番最初に興産信用金庫で見た、
斉藤求の「池袋モンパルナスへの道」を発見!
ギャラリーの方に、「この絵、さっき、銀行でみてきました!」と言うと、

「この絵は、池袋モンパルナスの象徴の絵なんですよ。」と
説明してくださいました。

昭和初期、池袋駅から歩いて帰るのが当たり前だったそうです。
アトリエ付き借家が立ち並ぶ道を、作者(自画像だとおっしゃっていたそうです)
が歩いている絵です。

アトリエ付きの借家は、約15畳のアトリエと、3~4.5畳の和室、
流し台とトイレがあるのみ。北側の屋根に天窓、側面に大きな窓があります。
これは、絵の創作などの際に、日が直接当たらないようにするためで、
大きな窓というのも、そこから作品を搬出させる為なのだとか。

夜の絵なのですが、暗さはありません。手前の緑の原っぱの
草がふんわりとそよいでいるような、自然の空気の流れを感じます。
帽子を被って歩いている作者は、右端の奥の自分の家へ帰っていく途中です。

わたしは、興産信用金庫さんで見たときから、
斜線が引いてあるような夜の空がいいなあと思いました。
それぞれのアトリエの窓からもれる黄色のあかりが
作者の足元にもあります。たしかに、ここに、
息づき、生きている人たち、というのが伝わってきます。

また、ピカソの平和の鳩の絵がありました!
1952年、池袋モンパルナスの若い芸術家が中心となって
「平和の為の美術展」を開催。そのときにPRとして大好評だったそうです。


こちらの、ギャラリー・いがらしさんでは、
池袋モンパルナスにゆかりある作家作品を中心に展示されているようです。
知っている人は知っている、新聞などにもよく紹介されている、
有名なギャラリーさんだったのですね。お話聞きながら
「すみません、勉強不足で・・」と汗をかいてしまいました。。
芳名帖には、豊島区区長の名前もありました。うわ~!

熊谷守一の水彩画「海」や、野口弥太郎の木版画「巴里風景」、
春日部洋の水彩画「立教大学」、難波田龍起のタペストリーなど、
印象に残る絵が多かったです。う~ん、歴史あるギャラリーです。


4、八千代銀行/ハート・トゥ・アート(地図番号43)


八千代銀行さんの、ウインドウにてぶちゃん人形がいましたよ~☆

ちょっと、重くて苦しいよ~~。といったところでしょうか・・・*


こちらは、井上ヤスミチさんという作家さんの作品。
こちらの作家さん、近隣にお住まいのようです!
今も作家さんが創作活動をされてるのですね~なんか嬉しいです!
HP→http://yasmichi.com

このほか、曽我部ひとみさんの水彩画3作品もありました☆


5、巣鴨信金/ハート・トゥ・アート(地図番号40)

八千代銀行から、ずっとまっすぐ行った巣鴨信金。
こちらにも、井上ヤスミチさんの作品が展示されていました。

さてさて!ここに、てぶちゃん人形が展示されています!
いました!ずらり~♪wantaさん、来ましたよ~♪♪

真正面から見た所。下においてあるのと、上から吊るしてあるのと。

あまりの多さに、どの子を撮るか、また、どう撮るかで、
右往左往しておりました。日光と影の戦いでした(苦笑)
自転車で銀行にやってくる方々や、年配の女性も男性も
「ほほう~」「へ~」とにこやかに見て下さり嬉しかったです!!
小さいお子様連れのお母様方も「うわ~すごいね、おにんぎょうさ~ん☆」
と驚いてましたし、お子さんも釘つけに(*^-^*)

ところで、てぶちゃん人形って何?!という方はこちらをどうぞ♪

それでは、今回撮った、いろんなてぶちゃんの表情を、お楽しみ下さい♪














写真を撮っていたら、通りかかったご婦人に声をかけられました。
「これって、お人形さんなの~?あなたが作ったの?」
「いえいえ、わたしの友達が作ったんです。これ全部、軍手、手袋なんですよ」
「へえ~☆手袋なの?!すごいわね~~*手袋じゃないみたい。
 名前か何かあるの?」
「てぶちゃんっていうんです。あと、八千代銀行さんのほうにも、
 飾ってあるんですが、そちらのほうは、純粋に、白いの軍手でして、
 スタンダードといいますか、お子さんでも作れるもので、
 こっちのほうは、もっと技を駆使したといいますか・・」
「あっちは初歩的で、こっちはもっといろいろ使ってるのね。」
「そうですね、そうです!」「実は、わたしもね・・・」

ご婦人、おもむろに、もっていた紙袋の中身を見せて下さいました。
中には、手作りのお人形が入っていました!
着物の、お雛様とお内裏様が2人で立ってるバージョンというんでしょうか。

「すごいですね~!お創りになってるんですか?!」
「定年退職してね、ぼけ防止にね」と笑ってらっしゃいました。
「いまから、公園でね、お友達に見せてくるのよ。
 自分が人形創っているからか、人形って聞くと、
 どんなのかなって興味が湧くのよね。
 お友達さんにも、よろしくお伝えください」と話してくださいました。

なんだか、全然知らない同士なのに、てぶちゃん人形を通じて
お声をかけていただいて、お話できて、嬉しかったです(*^^*)

写真にもありましたが、wantaさんのHP→わんたくんのアトリエ


6、ギャラリーながさわ/長澤政輝展(地図番号39)

巣鴨信金さんで、てぶちゃんをお腹いっぱい堪能したので、
「ギャラリーながさわ」さんに行って最後にしたいと思います。

てくてく歩いて、3本目の交差する道を右に曲がります。
途中、千早フラワー公園がありました。右に曲がってしばらくすると、発見。


普通の一軒屋みたいだけど・・・入っていいのかな・・と
ドキドキしながら入ります。入ると、古い昔ながらの木造建築の
においというんでしょうか。すぐに「あ~好きだわ、この匂い♪」
中は、普通のお家のようです。玄関の右側に棚があって、陶芸の器が
飾ってありました。前を見ると、ずっとまっすぐ長方形のお部屋になっていて、
真ん中にテーブルがありました。「こんにちは~お邪魔します~」
誰もいないので、聞こえるようにご挨拶すると、
おくから「おかえりなさ~い」と、とても可愛らしい年配のご婦人が!!

「あ、あの、ギャラリーですよね?入ってよろしいでしょうか・・」
「ああ、大丈夫ですよ、どうぞどうぞ、おあがりください」

靴を脱いでスリッパに履き替え、上がると
「お兄様の絵なんです」とご説明くださいます。

「?!長澤政輝さんの妹さんですか?!」
「いえいえ、長澤政輝の弟の嫁なんです。」なるほど~☆
それから、しばらく、長澤さんに、いろいろお話伺いました。

まずですね、実は、全然、長澤政輝さんという作家さんを
ご存じなくて、勉強もしないで、ふらっときたという状態だったので、

こちらに飾ってある、長澤政輝さんの絵を見て、もう、ただならない、
凄い迫力に、声も出ないというのが正直なところでした。

「大きいですね・・・」まず大きさにびっくり。

それもそのはず。
さぶろくと言って、縦も横も、たたみ一畳ぶんの大きさだそうです。
重厚な、油絵がこれでもかと飾ってあります。1958年に描かれた、
ロシアで行われた現代日本美術展の日本代表になった
高炉の絵など、お話を聞けば聞くほど、凄い絵ばかりです。

また、日産化学の絵や、王子の高台から下を見下ろした絵など、
当時のこの池袋や板橋、東京近辺の様子がわかる絵が多く、

「お兄様の絵は、人物がいないんです。
 でも、人が暮らしている生活感があるんです。」

言われてみれば、確かに、人は描かれていません。
でも、木造住宅が立ち並ぶ中に、洗濯物が描かれていたり、
港に向かう大きな船でも、船の中で、人が動いてる、
ゆきかっているのが見えてきそうなのです。
このほか、中国大陸を描かれたものもあるそうで、
お話を伺っていると、義妹の長澤さんが、一番熱心な
政輝さんのファンなんだなというのが、伝わってきます。

長澤さんのお話では、
弟の長澤邦安さんとご夫婦揃って共に武蔵野美術大学出身。
ところが、長澤政輝さんは早稲田。絵は「好きで描いていた」そうなのだから、
びっくりです。思わず身震いしちゃいました。

そして、仙台陸軍幼年学校の第47期で、そこは、
リーダーになるべくしてなる頭脳明晰、立派な方々がいっぱいいたそうです。
そんな中、政輝さんは満州に行って、戦争が終って引き上げてきたそうです
が、旅立つときに、家族が見送るところを、47期の仲間が
校歌を歌ってお見送りされたそうです。これは、それだけ、
仲間から絶大な厚い信頼と人望があったということですね。

残念ながら、昨年、お亡くなりになられたそうですが、
こちらの、仙台陸軍幼年学校の第47期さまの
HPがございますでの、どうぞご覧下さい。
http://www14.plala.or.jp/senyou47/



長澤政輝さんがお亡くなりになったとき、弟の邦安さんは、
政輝さんの今まで描いてしまってあった絵を出して、飾ったそうです。
描いた本人も、並べてしみじみと見たことが無かった。
最後に、見せたかったのでしょうか。わたしは、この話を伺って、
「でも、きっと、政輝さんも、見てて、喜んでくださってると思いますよ」

長澤さんは、帰ってきて、絵が並べてあったのを見てびっくりしたそうです。
そのままお式が済んで、親戚の方々の、
「このままでギャラリーが出来るんじゃないの」という一言から、
毎週土日だけ、ギャラリーとして開放しているのだそうです。


長澤さんは、ご自分で絵も描いていたそうですが、
今まで、ずっと絵の先生をやっていたそうです。
弟の長澤邦安さんは、絵ではなく、陶芸の道に進まれました。
それでも、器は邦安さんが、絵は政輝さんが、
長澤さんが、キルトや、たこ糸のレース編みなどを創り、
3人で個展などもされてきたそうです。

「これはね、器は邦安さんで、文字はお兄様なの」
立派な書です・・!思わずうっとりして出たわたしの言葉が、
「絵も描けて頭もよくて字も上手い・・・天は二物も三物も与えますね。」

「お兄様は、邦安さんに、大きい立派な絵を描けってよく言ってました。
 小さいのは駄目だって。でもそれを、本人にではなく、
 わたしから、伝えるように言うんです。
 お兄様から直接本人には伝えないんです。」

この話を聞いて
「それだけ、政輝さんは、弟さんを思ってらっしゃったんですねえ」
と、しみじみ・・・。


こちら ↑ は、昔の板橋の絵。
きょう見た中では、一番この絵が気に入りました♪

とにかく、いえることは、今まで全く知らなかったけれど、
長澤政輝さんというのは、こんなに凄い作家さんだったということと、
こんな素晴らしい絵が飾ってあるギャラリーが、こんな近くにある!ということ。
これは、もっと、たくさんの人に知ってもらいたいです。

きっと、見る人が見たら、凄く喜んで、感動して
「またきたい」と「お気に入りの場所」になると思います。

というか、わたしが、とにかく魅かれました*
こんな素敵なギャラリーに出会えて、また作品が見れて、
お話うかがうことが出来て、すごく、しあわせものです!

わたしは、今までも、美術館や個展などで、
絵を見て来ましたが、それでも、これほどの
スケールというのを目の当たりにしたのは初めてです。

しかもしかも、このお家がいい!普通のお家で、落ち着くし、においがいい!
わたし、ぽるるを、こんな感じにしたかったんだなって改めて思いました。
わたしの理想のギャラリーです。
いいものは、飾り付けなくて、そのものだけで、いい。
そして、なによりも、長澤さんが素敵!!短い時間でしたが、
いっぱい、お話聞かせてくださって、ありがたくて、嬉しかったです。

しきりに、話の中や電話などで、ご自分のことを「べるちゃん」
「べるです」と話されるので、「お名前、べるさんですか・・・?」
とお聞きしたところ、「すずこっていうんです。でも、お兄様や、
みんなが、べるちゃんって呼ぶんです。」

なるほど~!!納得です。でもあたってます。
長澤さんの、純真無垢で、可愛らしい人柄そのままずばりのような気がします。
鈴の音は、人をひきつけます。愛らしさが体から、声から伝わってきます。

「みんなから、それこそ、お兄様の関係のとっても立派な方まで、
 みなさんに、べるちゃんって呼ばれること、
 信頼関係、人との繋がりに感謝の気持ちでいっぱい。
 やっぱり、人として人に可愛がられるようにならなきゃね。」

もう、聞いてる自分が、目がうるうるしてきました。
なんて、いいことをたくさん聞けただろう。
目の前が、眩しくてどきどきしました。
 
「もうすごく楽しかったです、また来ます~♪」
「またきて!そういってもらえると嬉しいわ~♪」

興奮最高潮で、帰ろうとしたところ、
玄関で帰宅された弟の長澤邦安さんとばったり!!
いっぱいいっぱいになりながら、ご挨拶すると、

「こんな絵は、他じゃ見れない。絶対に!」

まさに、その通り。最も的確な表現です。脱帽です。


最後に、長澤邦安さんに、てぶちゃんを見に来たという話をしたら
「ああ、あれ、てぶちゃん!いいよ、すごくいい!」と
絶賛されたので、わたしまで嬉しくなってしまいました♪やった~♪
wantaさん、柳瀬さん、ハート・トゥ・アートさん、よかったですね~☆


こちらの、ギャラリーながさわさんは、
「新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館」の期間中、
3月28日(水)までは、連日OPEN。

それ以降は、土日にOPENされています。
興味のある方、お近くの方、おススメです。
長澤邦安さんの陶芸作品も、趣あるものばかりです。

椎名町に訪れたら、ギャラリーながさわさんまで、足を運んでみませんか。
素晴らしい絵と、興味深い器と、素敵な長澤さんご夫婦、
そして、もしかしたら、わたしがいるかもしれません(笑*)

■長澤政輝展 ギャラリーながさわ 千早1-36-2
 10:00-16:00 会期後は、土日OPEN


----------------後日談-----------------------------

数日後、てぶちゃん人形を創る、イラストレーターの
板谷雪枝さんと、遊びに行ってきました。そのとき、
ふと、にゃあさん作ってもらった手帳を広げたら

「そのカバーいいね!風神雷神だ!」と長澤さんご夫婦、目を丸くして
褒めてくださいました♪ほんとは文庫本カバーだったのを、
お願いして作ってもらったんです~♪と話すと、
その方、センスいいわね!ここまで作っちゃうなんて、とべるさん。
うれしい~♪やったね、にゃあさん♪(^0^)/♪すると、
「お兄様(長澤政輝さん)が描いた、雷神のうちわあるわよ」
と探して出して見せて下さいました!

すごいです~!!あまりのことに、記念に写真撮ってきちゃいました*;。
邦安さんに「なんだ、お持ち帰りしないの?貰ったんじゃないの?」
と言われたので、さすがに!直筆肉筆の絵と書の貴重なうちわ!!
わたしなんて持ってたら駄目です!!とお断りしました。
1度見せて頂いただけで、大変ありがたいですm(_)m

ちなみに、このとき、先日の常楽院の声明コンサートのときにもらった、
小田玉瑛先生直筆の散華を手帳に挟んでいて、
「そういえば達筆すぎて読めないんですが、読めますか?」
とべるさんに見てもらったが
「コレは難しい、読めないわよ~!」と言われた(A^-^;)
そうなんだ、べるさんでも読めないんだw
という事は、相当凄いということなんだ;。

常楽院さんの声明コンサートのことを話したら、
邦安さんが、「知ってるよ。土器のある寺でしょ。
昔、その寺のある町の小学校で土器の作り方の授業をやった」
「陶芸する前は、縄文土器作ってた」
ええええ~!!!そうなんですか~!!!
なんだか、またここでも、繋がってるよ!とびっくり*
さすがに、住職さんの事はご存じなかったみたいでしたが、
いつか土器のことも調べてみようと思いました。

そんな邦安さんの陶芸作品は、素敵な面白いものが多すぎて、
ながさわさんとこのギャラリーにある器、湯のみ、花器、
お菓子皿、全て、邦安さんの手作り陶器なんだとか。
いいな~!全部自分で作った陶器の器なんて、最高☆
いつか釜に一緒に行って山にこもって創作とかしたいね~♪
お皿作って、自分のキャラ描きたいよね~♪とか、
もう、板谷さんとふたりで、きゃっきゃっ♪だった(笑)

それから、長澤邦安さんのスケッチブック(陶芸のデザイン帳)
をたくさん拝見してきました。すごく面白かった!
下手な雑誌買うより、よっぽど斬新で勉強になる!!
数学的、パソコン的発想というんでしょうか、統計とか確率とか、
人間や生命体の神秘と、この世の中の数学的なことと、
美術の不思議がいっしょになった魔法の本みたいで、見ててわくわく、
止まらず、大興奮でした。これを見せて頂けただけで、大変ありがたいですよ!
こういうのを、小学校の時、中学校のときに子どもに見せたいです。
美術も数学も生物も全部繋がっていて人間って面白くて
美術にも興味が持てて数学への苦手意識もなくなると思うのにな~!

また、べるさんがいれてくださる、お抹茶が美味しくて美味しくて(T^T*)
裏とか表とか作法、全くわかりませんが、自分が家で抹茶飲んだり、
お客様に入れたいから、習いたい・・・というのは、少しあるかな~。

お茶は、べるさんに教わって、
陶芸は邦安さんに教わりたい。いつか(笑*)

最後に、べるさんが、わたしと板谷さんに、と、たこ糸で編んだ、
敷物をプレゼントしてくださいました!とってもきれい~☆
雪の結晶みたい*生成り色がまた味があって、使うのが勿体無い!(><)
べるさん、ほんとに、ありがとうございました♪


番外編:初吉祥寺・たらふく散策

03/11/2007

2007年3月11日、吉祥寺初上陸!にこにこネットでもお世話になっている、
創作活動をされている、にゃあさんに、いろいろ連れてってもらいました♪
にゃあさんのサイト 手作り雑貨ぶな工房
http://homepage2.nifty.com/cafe-buna/
この日、雨が降っていたので、カメラもっていかなかったのです・・。
途中、下手な挿絵も入りますが、ご容赦ください(^-^;)
それでは、盛りだくさんでお送りします~♪
行った順番は、正確に覚えていません、思い出した順でいきます*


3月11日(日)
11時待ち合わせで、11時に携帯のメール着信音で目が覚めるという大失態。
ふらふらになって超特急で出発(-_-;)にゃあさん、そのせつは、
ほんとに大変失礼いたしましたm(_)m


その1:
まずは、伊勢丹地下一階にて、「自然派バイキング わらべ」で食事。
http://www.rcjapan.com/warabe/
和食(しかもヘルシーでこった素材多し)でバイキングってはじめてかも!
しっかり、デザートも食べ、お喋りして、いざ出陣!


その2:
まず、「みどり屋 和草(にこぐさ)」さんに行こうと、中道通りをまっすぐ。
その途中、2階の窓際に、見覚えのあるキャラクターを発見し
「あ!!」と指差してしまいました。とにかく、上がっていくことに。
こちら、『Free Desaign 大人のための輸入雑貨店』だそうです。
http://freedesign.jp/
わたしが見覚えのあるキャラというのは、、これ↓

確か、高円寺で見かけたはずです。このキャラ人気あるんですねえ。
文房具雑貨や、モビールなど、いろいろあって面白かったです。


その3:
店先の棚に、陶器のお茶碗やらが、置いてあるお店が。
「これ値段幾らなんだろう~」とにゃあさんがしきりに見ても
お茶碗だけは値段がわからなかった;。このお店は、『おちゃらか』 
http://www.ocharaka.net/
ここは、中に入らなかったのですが、店先の屋根・・というか、
はり(?)の部分、抹茶チョコケーキみたい!美味しそうでした*
この日は、朝、雨が降っていたのですが、なんとか晴れてきました。
でも風がでてきたので、にゃあさんは花粉症でお辛そう・・・。
なにやら、また雲行きが怪しくなってきました。


その4:
そんな中、『みどり屋 和草(にこぐさ)』さん到着です!
http://www.nicogusa.com/

御店に入ると、店員さんもマスクでお辛そうでした(^-^;)
お店の方に、名刺をお渡しし、にこにこネットの草柳です~♪と、
ご挨拶してお話しながら、にゃあさんとお買い物♪
にゃあさんも、盆栽・苔玉に興味がおありだったようで、
また店内が、盆栽、苔玉、まりもに加え、緑色の雑貨がたくさんあって、
もう「あれも可愛い、これも可愛い祭り」でございました*
亀や蛙グッズもたくさん、ムーミンのスナフキンもいました。
ここでは、わたくし、緑色のツボ押しを購入(笑)
家に青いのがいたので、色違いだ♪と即決ですw


その5:
おそらく、店名『Giovanni』
イタリア語のラジオ(?)のようなものが、ずーーっとかかっていました。
絵や文房具がいっぱいな中、ゴージャスな羽ペンや、マーブル模様やらの、
思わずなめたくなる、綺麗な飴のようなお洒落なコマが印象的。
とめどなく流れるイタリア語ぺらぺ~らなBGMを聞いてたせいか、イタリア気分*


その6:
なにやら、ガラスケースに、丸いボーリグの玉のようなものを発見!
丸いものに目が無いわたしとしては、吸い込まれるように店内へw
SIGNA シグナ ヨーロッパのインテリア小物と生活用具』 
http://www.signa.co.jp/
ここでは、ふくろうの、くるくる回るガーデンオブジェや、
スイスの吹きガラスの鳥、使うのが勿体無い、エレガントなリボンなど、
ほほう。。。とため息つきまくりでした。
さっきの丸いボーリングの玉のようなものも、棚の一番上にありました。
そんななか、一目見て心奪われたのは、とにかく丸くて、
すっぽり手の中に入る、上側が、うすい紫、濃い紫、濃い茶色の3タイプある、
ドイツ出身の陶器の豚(?!)の置物!!!

とにかく可愛かった*頑張れば買えないことも無かった・・・けど、
今回は我慢しました;。また会いにゆきます*


その7:
にゃあさんおススメ。『おばあちゃんの玉手箱
http://obatama.com/
もうとにかく、木のおもちゃがいっぱい!!奥には絵本コーナーも。
木の亀さんとか、可愛かったな~。どれもこれも可愛くて、
おままごと道具とかもとってもよくできている☆
自分が買って飾っておきたい~*ここでも
「あれも可愛い、これも可愛い祭り」でございました*

その8:
こちらもにゃあさんおススメ。『ニキティキ
http://www.nikitiki.co.jp/
こちらも、木のおもちゃが満載!プラス、ぬいぐるみもたくさん。
ここでも恒例の「あれも可愛い、これも可愛い祭り」でした*
面白かったのが、「ちてなさんのキャラクターみたい☆」と言うので見てみたら、
丸くて耳、手足部分、口部分が、色の違う引っ張れる、くたっとなった紐で、
先のほうに、ストッパーがあるので、全部取り出せない。
あっち引っ張ると、短くなり、こっち伸ばせば、こちらがでろりん。
にゃあさんと大笑い*他にも笑えたのは挿絵にある、
水の中で不思議な動きをするクリオネのような癒し系物体。
みんなでレジ脇で、店員さんと一緒に動かしながら、その動きに、癒されました*


その9:
看板に魅かれて階段を上がって、右側のドアを開けると、
ソリウッド クラフィス/SOLIWOOD CRAFIS』。
木工家具屋さんでした。木の香りに包まれて、上品で上質な大人の空間
(ってなんだか、珈琲のCMみたい(^^ゞテーブルの下に、
大きなひょうたん型の花器があって、その脇に、小さな同じような
ひょうたん型の花器がくっついていたのを発見!!面白かったです*


その10:
そのお隣、左側のドアを開けると、
木とり舎
http://www.kotori-sha.com/
手作りのオリジナル木馬が素敵です。ワニ、犬、馬、熊など多彩。
シンプルで可愛い子供用家具にうっとりし、時計や、ワニの置物、
どんぐり(名前を入れられる)のストラップなどの雑貨も可愛い!
ご存知、「あれも可愛い、これも可愛い祭り」始動です*
個人作家さんのバックや子供服、木のハンガーなども可愛くて目がうるうる♪
レジ&作業をしているスペースのところに、気になる置物があって、
お聞きしたところ非売品だとか。がーん(T_T)
でも、木の切れ端を一個50円で売っていたので、買ってきちゃいました*
きれいに面取りされてるのを選んで、なんかわからないけど、可愛いかったので*

お会計のときに、気になっていた、「お隣さんとは、同じお店なんですか?」と
お尋ねしたところ、もともと、木とり舎の店長さんは、ソリウッド クラフィスさんに
いらっしゃった方で、修行し、独立。隣もソリウッドのオーナーさんが
お持ちだった隣の店舗をお借りして運営されているそうです。
なるほどね~*木とり舎さん、おススメです!(*^-^*)


その11:番外編
道の途中、駐車場で歩いている猫を発見。
すると、いきなり、低姿勢になり、なにやら凝視。
視線の先は車の下。猫がいるのかな?としゃがんでみましたが、見当たらず。
手前の後輪の陰にいるのかも?そのまま猫は低姿勢のまま、
ゆっくりおそるおそる手を出し足を出し、
にゅくにゅくにゅくにゅくと進んで行きます。
その慎重っぷりったら、凄いものでした!

猫が、後ろから見て、あんなに腕と足の筋肉の盛り上がり(?)だけを変えて、
こんなに時間をかけて進むのを見たのは、生まれて初めてです(笑)
しゃがんでみてたので、通りを歩く人や親子連れ、外人さんもしゃがんだり、
猫を見やったりしてましたが、猫はもう車の下をただ凝視。
そのうち、「ちてなさん、車来ましたよ」
ああ・・・最後まで見届けたかったが・・・残念でした(^-^ゞ


その12:
次に向かったのは『トムズボックス』。
http://www.tomsbox.co.jp/
こちらは、とても小さな一角にあるスペースの絵本屋さんでした。
でもとっても、作家さん(作品)を選んでいるな~とわかります。
こちらでは、ポストカードを購入させていただきました。

こちらは、店員さんのいるレジの後ろがずあーーーっ!と、どでかい本棚で
本がずらずらあり、驚きました。並々ならぬものを感じました。
展示スペースでは、企画展が開催されていました。
なかなか、知る人ぞ知る、おススメスポットかもしれません♪


その13:
にゃあさんおススメ、『にじ画廊』へ。
http://www12.ocn.ne.jp/~niji/
あ!なんかネットでアートギャラリー系リンクページで見たことあるぞ!
と入ってから気がつきました*
2階で、「窓辺のひなぎく展-サカキバラメグミ・Ami*Mmi-」
が開催中でしたので、見て来ました。
この個展、13日(火)までなのです(><)
なので、雰囲気だけでも。DM載せておきますね。

いやあ、凄くよかったですよ!
「しみじみと、あれも可愛い、これも可愛い祭り」発動*
手作り雑貨、小物に小さな詩集、絵本、原画、バッグ、ボタン、
とにかく可愛い!原画も、シンプルなんだけど、
色よしバランスよしゆる加減よし、きゃらよしで、とにかくよかった~♪♪
こういう描き方もいいんだなって思いました。
個展取材(ぎゃらり~日和)したかったくらい・・・*
きてよかったです、にじ画廊。
にゃあさん、ありがとうございました!↓ちょっと面白かった事*


その14:
井の頭公園に行ってみました。入り口だけで戻りましたが、凄い人手でした。
犬のお散歩勢も多かった。これでもう井の頭公園の行き方はわかりました*
次来るときは、路上アート販売、見に行こうと思います♪
ここで、猫を見つけたのですが、首輪してるけど目が少し特徴ある猫しゃん。
あ、猫~♪と寄っていったら、ぷいと行ってしまわれたのですが、
高さのある溝を歩いていて、ふいに足を踏み外してこけてました(笑)
でもすぐ軌道修正して持ち直していたけど。決定的瞬間が見れて嬉しかったw


その15:
「お茶しましょう~!」と疲れて、一路喫茶店を求め移動。
でも皆、同じ事を考えるのか、どこもいっぱい。
それで、駅に戻り、私が今朝、遅刻したさいに、にゃあさんが
時間つぶしに入ろうか悩んで入らなかったという『甘みや 亜ロ麻』へ。
みつまめを、抹茶アイスにして、
白玉追加というスペシャルバージョンにしちゃいました*

初吉祥寺。盛りだくさんでお腹いっぱい最高でした*
にゃあさん、あちこち、いろいろ回って楽しかったです!
どうもありがとうございました!またおデートしましょう~♪
天気ももって、よかったですね♪いやあ、お疲れ様でした(^0^)/


その16:最後に番外編

にゃあさんと別れてから、ばぶるすさんと、猫の額さんへ行こうと高円寺へ(笑)
先に猫の額さんへ、商店街をひた走る。店主木村さんに、改めて、
取材させていただいた「ひなまつり和猫五人展」のお礼を。
それから、木村さん・猫の額さんが載っていると言う
「ねこまんま・4月号」を読んだ感想をお伝えに・・・♪
猫の額さんがお好きな方で、ねこまんま4月号をまだ見ていらっしゃらない方、
必見です。素晴らしいです。わたしは何度も見て、
「似てる☆」と顔が緩みっぱなし*おススメです♪

猫の額さんでは、caffe よもぎねこ展が開催中です。
オーナーから「高円寺ついたよ」コールがかかってしまったので、
じっくりゆっくり、一人ずつ鑑賞できなかったのですが、
「はなぴんくさん」が素敵でした。絵本がとてもよかったです。
文章が簡潔でわかりやすくて、読みやすくて、すっと入ってくる。
絵も可愛い。おススメです!絵本とどっちを買おうか迷って、
今回は、ポストカードと、小さな原画を買ってきました。
凄く可愛いんですよ~♪こちらの写真で、このレポートを終わりにしたいと思います。

こ・・・こんなに長くなっちゃって・・(^-^;)最後まで読んでくださった方、
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
吉祥寺、ほんっとーーーに、いろんなお店がある街ですね!
楽しすぎる!徐々に探索していこうと思いました。

■にゃあさんの、この日の日記がこちら→吉祥寺おさんぽデート


猫の額 ひなまつり~五人展~「和猫絵巻」1

02/21/2007

猫の額さんで開催中の「ひなまつり~五人展~「和猫絵巻」
に行って参りました!5人の作家さんのうち、
3人の作家さんとご対面することが出来、
いろいろお話をうかがってきました。
大変遅くなりましたが、ご紹介させて頂きます。
まずは、やはりなんといっても目玉はこちら!

鎌田由香さん、菅野ゆうさん、琴坂映理さん、篠原知子さん、
おおやぎえいこさんの五人の作家さんの
合作「和猫絵巻屏風 六曲一双」。
かなりの大きさの屏風です。そして、この屏風本体は、
鎌田由香さんがお作りになられたとか!!
それぞれの作家さんは、各自で絵を描いて持ち寄り、
木工で作った屏風に張り合わせたそうです。凄すぎです!!

そんな鎌田由香さんの展示作品は、こちら。

和紙に描かれた猫ちゃんの絵

招き猫と着物を着た、すらっとした猫さんの置物。粋です。

屏風の一番左が、鎌田さん。隣の絵は、菅野ゆうさんです。
こちらの猫ちゃんの表情、とっても素敵だったので、
ポストカードで購入させて頂きました♪

鎌田由香さん webサイト
Kamaty Moon  http://www16.ocn.ne.jp/~k-moon/


こちらは、菅野ゆうさん。菅野ゆうさんといえば・・・

この、猫の額さんの看板!それから、

こちらの看板を作られたのが、菅野さんだそうです☆
菅野さんの展示作品では、
「猫地蔵」と「猫のろうそく」がとってもかわいかったです!

猫地蔵は、猫の額の店主木村さんもお持ちで、
猫のお骨のところに飾ってあるのだそうです。
ろうそくのほうは、ぱっとみ、付け爪、ネイルアートみたいだなと思いました。
透明感があって、猫ちゃんがいて。使うのが勿体無いような。
店主木村さん曰く、飼い猫ちゃんの命日などに、焚かれる方も多いそうです。

わたしが行った日は、鎌田さんと菅野さんとはお会いできなかったのですが、
菅野さんは、結婚式だったそうで、おめでとうございます!
そして、残念ながらポストカードが無かったので購入できませんでした。
がび~ん。また次の機会を楽しみにしています!

菅野ゆうさん webサイト
ミリオンパラダイス http://m-paradise.hp.infoseek.co.jp/


和猫絵巻展では、作品を買うと、サイコロが振れます♪
出た目によって作家さんのしおりをプレゼント!
猫マークが出ると2枚もらえます!猫の目、見えますか~?(*^-^*)

→2に続く


猫の額 ひなまつり~五人展~「和猫絵巻」2

02/21/2007

高円寺の猫の額さんで開催中の
「ひなまつり~五人展~和猫絵巻に行って参りました!
5人の作家さんのうち、3人の作家さんとご対面。
いろいろお話をうかがってきました。その2です。

屏風の真ん中の絵、桜の木の上の猫ちゃんの黒い尻尾が
ちょこっとはみでているのが、琴坂映理さんの作品です。

琴坂映理さんには、名刺をお渡ししたら
「英字が違っている」「ドット(.)が2つある」等、
間違いのご指摘をいただきました。きゃ~!お恥ずかしい!
そして、こんなやつでごめんなさい&ありがとうございます!

屏風の下の、驚いたような表情の猫ちゃん。
なんと、きいたところ、琴坂さんのお友達の猫ちゃんで、
友情出演だそうです。突然連れて来られて、
びっくりしているような表情が可愛いですw

琴坂さんの猫の絵。「公共広告機構みたいですね」と突然
言ってしまったわたし。なんか変なこと言ってごめんなさい。
猫の表情がたまらんです。日本の四季とあう。和風があう。
絵巻ものみたいですよね。とくに、鏡台の前で見返り美人な猫ちゃんの絵。
腰の具合がたまらんです。そして、赤いかんざしの丸い部分を
ちょちょいちょいと気になって触っているちび猫ちゃん、いとおかしです。

琴坂映理さんは、
「ぶしゃいく、デブ、ぶす猫、なにみてんのよみたいな猫が好き」
だそうです。ご実家で常時7~8匹猫を飼っているという、
常に猫がそばにいる環境の琴坂映理さん。
猫の「んふ?」「おい!」「てへ♪」という一瞬の表情を
ほほえましく描かれています。それはそのまま、
琴坂映理さんが猫ちゃんをほほえましく見ている、
愛情の視線が、そっくり絵になっているようです。

この見返り鏡台の絵のポストカードを購入させて頂きました♪
子猫のちょい手とふくよか腰に完敗(乾杯)ですw
ほんと、猫って、「ここが好き」ポイント多しです。
猫の後頭部とかも好きですし♪

琴坂さんは、肉球じゃなく、お手手の上側がお好きと仰ってました☆
琴坂さんには、これからも、「お~!そうそう、猫のここがいいよね*」
と、にまにましてしまうような絵を描いていってもらいたいです。

こちらの立体作品も琴坂映理さんの作品。
貝がらは、苛性ソーダにつけてつるつるにして、
ダイヤモンドルーターで模様を削ったそうです。芸が細かい!
というか、ダイヤモンドルーター登場とは、びっくりしました☆
その後、アクリル絵の具で重ね塗りして創られたそうです。

オリジナルの絵の中に、一番大きい蛤「猫の品定め」
こちら一点だけ、源氏物語のモチーフだそうです。
源氏物語のタイトルは「雨夜の品定め」。
五人展に参加されていて、当日いらっしゃっていた、
作家の篠原知子さんが
「え?源氏物語なの?じゃこれ、源氏なんだ*」
そのようなんです。是非いらっしゃったら、そこらへんを踏まえて、
ご覧頂けると、より楽しいと思います♪
この外にも、篠原知子さんおススメ
「琴坂さんが、消しゴムハンコを彫って、いちまいいちまい押した、懐紙セット」
があります。琴坂映理さん、短い時間でしたが、ありがとうございました★

琴坂映理さん EriN's Room~空想の時間
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Eerin/


さて、その、篠原知子さんに続きます・・3へ


猫の額 ひなまつり~五人展~「和猫絵巻」3

02/21/2007

さて、その、篠原知子さんですが、
猫を描くのも好きで、江戸時代も好きで、浮世絵が好きという
なかなか個性的な作品作りをされていました。

こちらは、絵巻と、手ぬぐい。
篠原知子さんは、猫好きで有名な国芳の浮世絵がお好きだそうです。
浮世絵の基本は写す事と、昔、きいたことがあります。
篠原知子さんも、国芳の浮世絵を写しながら、その構図を元に、
ご自分の独自の猫キャラクターなどを投入し新しい形にしているようです。
いろいろな江戸時代のお話の1コマなどを
手ぬぐいにされていっても、面白そうですね!

こちらの、パズルのような字。よく見ると猫です。
こういうの大好きです♪
国芳は魚の名前を猫で書いていたそうです★
こちらは篠原知子さんによる今風のアレンジ。
「猫海亭」と書いてあったので「ねこうみてい?ですか?」と、
お尋ねしたところ、「ねこかいてい。猫が飼いたいので。」
とお答え下さいました。にゃるほど!*

こちらは、『金瓶楼』。手前にあるモビールも、篠原知子さん作。
梱包材を使って、猫ちゃんは和紙だそうです。
さわり心地が、うすいおせんべいみたいで、
気持ちいいのです♪はむっと食べたくなります♪
ピンクの梱包材のほうも美味しそうです・・・*

この『金瓶楼』ですが、五人展に参加されていて、
当日いらっしゃっていた、作家のおおやぎえいこさん曰く、
「木が青色なんて、すごい、やられた。」
確かに言われるまで気がつきませんでした。
また「篠原さんはマニアックで勉強熱心。そこがいい。」と
感心されていらっしゃいました。

わたしが、篠原知子さんのポストカードを購入したくて、
何枚か拝見し選ばせて頂いたのが、こちら。

これは、江戸時代の洗濯風景。
着物って、あのまま丸ごと押し洗い・・なんじゃないんですね。
それぞれほどいて、反物となった状態で洗って干す。
江戸時代の洗濯って、こうだったんだあと凄く新鮮でした。
知らなかった・・・でも篠原さんのおかげで、知る事ができて、嬉しかったです。
この、干している猫さんの姿が颯爽としていて、かっこいいです。

猫の額さんで飾ってあった、篠原さんの絵!
ここでも海が青い・・(あ!当たり前か*)

青色の海と、黄色の船と云うのが、鮮烈。
猫たちの(この時代の)生活、声、波しぶきなど、
行き交うさまが伝わってくるようです。

まさに江戸時代の風俗を猫で楽しみつつ、
わたしたちの先祖が生きてきた時代の再確認にもなりますね。
篠原さん、この度は、いろいろとご丁寧にお話くださり、ありがとうございました!

屏風の猫が7人いるのが、篠原知子さんの作品。
一番手前の、かるたになっているのが、おおやぎえいこさんの作品です。

篠原知子さんは、おおやぎえいこさんの作品を
「絵としてとても綺麗。その中に猫がいる」とおっしゃっていました。

最後は、そんな、おおやぎえいこさんの作品です。
4へ続く


猫の額 ひなまつり~五人展~「和猫絵巻」4

02/21/2007

おおやぎえいこさんの、屏風の絵にもなっている、いろはかるた。
とっても可愛いです!
「市販のカルタサイズの色紙」に不透明水彩で描いたもの。

会場の左端に展示してある箱入りかるたもあります。
こちらは、原画をスキャナーでスキャンして和紙にプリントしてカットし、
一枚一枚馬連で貼って作られたとか。なんて熱心なんですか、凄いです~!

おおやぎさんは、女子美の油絵科出身。ある猫との出会いをきっかけに、
猫の絵を水彩で描き始め、ある日ふと、猫をモチーフにした
北斎の富岳のパロディを描いてみたくなり、
日本画の教室に少しの間通ったそうです。

写真、八百屋お七ですね!色っぽい!!火事の熱風さえも、
はるか遠くの波のように見えます。暫く魅入ってしまいました~♪

普段描いている猫のイラストは、
ちょっと昔の昭和の香りが漂うモチーフのもので、
2002~2005年猫雑誌「月刊Cats」でイラストが掲載されています。
確かに一目見て「風の又三郎っぽい!」と声を上げてしまいましたw
※おおやぎさんから、ポストカードを頂戴しました。
おおやぎさん、有難うございます!


パロディは、現在猫の額さんなど、ごく一部の限られたところで
発表しているそうなので、見れたらラッキーということですね*
おおやぎさん曰く「遊ばせて頂いて(?)います。」

今までパロディにしたものは、浮世絵・レコードジャケット・古いポスターなど。
パロディにしたいものを見つけてから画材を選び出来るだけ
そっくりに仕上がるように、描き方を決めているそうです。

パロディに関しては
「ぱっとみたら、確かにあれ(もと絵)なんだけど、よくよく見たら猫だった」
を目指し、もっと勉強を重ねていきたいのだとか。

パロディ絵で、クイーン、ロボコップの絵を拝見しました。
確かに、おもしろいです。
「え~!!これも、おおやぎさんの描いたものなんだ!」
と言われるまで気がつかなかったりします。
「いい意味で裏切り続けて行きたい」
「こういう描き方がしたかったの~」と笑顔で語るおおやぎさん。
プロだ・・・!!その笑顔にくらっときました*

こちら、二越呉服店の青紺の着物が奥ゆかしい作品。
この絵、好きです~!!おおやぎさんの今回の展示されてる
絵の中で一番気に入りました。後ろのお花といい、
もってる本といい、かっこよい。そしてなんといっても
目と、口元のほんのりピンク、ふっくら具合がたまりません!!
ちなみに、こちらは、30代の貴婦人で、

こちらは、まだ若い10~20代のお嬢さんだそうです*
わたし、同年代を選んでいたのねw
おおやぎさえいこのポストカードは今回、こちらを買わせて頂きました♪
(後日談/おおやぎさんから、二越呉服店の絵のポストカードを
 プレゼント頂きました!!嬉しすぎて感激感謝雨あられです!涙)

この目と、口元のほんのりピンク具合が好きです!と
お伝えしたところ、
「目は猫の目じゃないよねって言われますね」
「口の部分は前からもっと立体的にしたいと思っていて
 今回からこの描き方をしてみました」とのこと。
う・・・嬉しいです。わたしの「ツボ」を今後ともどうぞよろしくお願いいたしますw

おおやぎさえいこさんは、猫のお雛様もたくさん作られてました!

何パターンもあったんですが、どこれも、お顔が光沢がある・・・
つるんとしている、ふっくらしているという印象がありました。
あまりに艶やかで立派な日本人形の顔立ちだったのでお尋ねしたところ、

もともと、おおやぎさんの祖母さまが、木目込人形をお作りになられていて、
小さな頃から、おおやぎさんも遊び道具としていたそうです。
10年前に、一式道具を頂いたことから、和風人形、雛人形などを
作っていらっしゃるそうです。軽量粘土をベースに
頭は石膏粘土、醐粉で磨き上げているそうです。
そうか・・・こういうひとつひとつの惜しまない手間が
「つやつやお顔」になるのですね。
美しさは1日にしてならず。恐れ入りました。
※おおやぎさんから、人形の創り方を頂戴しました。
皆さんも参考になさって下さい。おおやぎさんのサイトにも載ってます。

「平面でできないことを立体で表現している」

猫の額さんに集まる作家さんは、みなさん、こういう傾向じゃないでしょうか。
あくなき追求が進化と発展を形にしていくんですねえ。じ~ん。。

この日、ずっと長い時間いらっしゃった男性の方がいました。
わたしは、おおやぎさんのお身内の方なのかな・・?
と思いましたが、その後、「これ、にゃーにゃー村で貰ったんです」と
携帯の待ち受け画面をおもむろに見せて頂くことに。
「にゃーにゃー村ですか?」と聞き返してしまったわたし。
すみません、リサーチ不足でした。
「にゃーにゃー村」とは、おおやぎさえいこさんのサイトだそうです。
こちらで、ある一定の条件を超えると、
「にゃーにゃー村」に登録できるのだそうです。
こちらの方は見事、住民登録をされたのですね。
住民になるといろいろ特典があるようです。なんて面白そうなんでしょう!!

そして、夕刻、胸いっぱいに買うものを選んで抱え、
嬉しそうな満面の笑みでお会計を済ませて帰っていかれました。
かなりな量をお買い上げされたようで、
「うちで、おおやぎさんのギャラリーができるかも」と恐縮されていました。
わかる・・・!わかるわ、その気持ち。いいのよ、それで!(笑)
わたしも、だって、好きな作家さんの絵は全部買い占めたい派ですから!
おおやぎさん、素敵なファンの方に恵まれてよかったですね・・・
と、心の中でうるうるきていました。
おおやぎさん、この度は、最後までいろいろ(終ってからも)
ご丁寧に有難うございました。こんなわたしですが、
いつか、にゃーにゃー村に住民登録希望です*

おおやぎえいこさん にゃーにゃー村  http://www7.ocn.ne.jp/~nya2mura/

さて、最後、猫の額さんに戻ります。5へ


猫の額 ひなまつり~五人展~「和猫絵巻」5

02/21/2007

篠原さんも、おおやぎさんも仰っていたのですが、今回5人展ということで、
どうなることか・・・という不安というのは無かったそうです。
みなさん、猫の額さんで個展を体験していて、作風もわかっていたのと、
個性がばらばらなので「大丈夫だろう」と安心しつつ「どうなるんだろう」
と大変楽しみだったそうです。
また、「実際飾るときは、店主木村さんにお任せ。もう、木村マジックです。
こうなるんですね~さすがです」と信頼しきっているご様子でした。

今回いらっしゃっていた3人の作家さんはそれぞれ、
作成にいたるこぼれ話(?)などを通して「あ、そうなんだ」
「それってこうなんだ」と情報を交換しあっている場面もありました。
そばで聞いてるだけでも、どきどきしました。

1日拝見させて頂いた感想としましては、
「こんなグループ展、すごいなあ。作家さんがそれぞれ刺激しあえるし
 楽しい、勉強できる場所でいいなあ」に尽きます。

今回、いろいろお話下さった琴坂映理さん・篠原知子さん・
おおやぎえいこさん、どうもありがとうございました。

さて、最後に、猫の額の店主、木村さんにお話をうかがってきました。

猫の額さんは、OPENして3年半になります。
OPENのきっかけというのは、木村さんの飼い猫ちゃんが
腎不全で亡くなったことだそうです。病気で亡くなっていった猫。

自分に何か出来ないか。病気の猫の為に、何かしたい。
木村さんは、猫のための募金をしたいと考えます。

犬猫病院、大学病院、盲導犬協会、役所、保健所、都庁、
いろいろ調べていきますが、どうもしっくりいきません。
そのうち、木村さんも病気で入院することになります。
入院中に、今、出来る事、したいことはなんだろうと考えます。

一番は、猫の為の募金をすること。他に、猫が好きで、
作家の友達がいて、じゃ、自分でお店をやって募金箱を置くのはどうか。

木村さんは、アパレル・子供服のお仕事をされていたので、
経理や商品管理の知識・ノウハウはありました。

猫にしぼろう。そしてその中で広げていこう。

木村さんは、こうして、50~60件近く物件を見て回ったそうです。

「ここだけは譲れない」というものがあり、それは、予算であり、
坪数であり、通りから一本入った所である、ということでした。

水道橋生まれ荻窪にお住いの木村さんは
こうして、現在の高円寺の猫の額の物件と出会います。

ほんとに、猫の好きな人に来て欲しい。
通りから、一本入っていても、ほんとに好きな人は来る。
木村さんの「譲れないところ」の一番でしょう。

木村さんは「猫のお店は、女性ばかりで、男性は入りにくい。
男性でも、入りやすいようにしたかった」

また、「ギャラリーの敷居を下ろしたい。子供でも初めての方でも
入りやすい、いい絵を見れる環境にしたい。」と仰います。

一番最初に叶えたかった「猫の募金をすること」が、ようやく、
OPEN後、最後に叶うときがきます。小西修さんとの出会いです。

多摩川周辺の野生動物の愛護活動を通して、
ドキュメンタリー写真を取り続けているのが小西さんです。
こちらでは、TAMA猫基金を実施されています。
この募金で、多摩川周辺の猫ちゃんたちを看てくださっています。
わたしは、今回はじめて拝見しましたが、あまりのことに衝撃でした。
しばらく2,3日胸が痛かったです。この事実を忘れてはいけない、
他人事ではないのです。猫でも人でも基本はひとつ。命の大切さ。
皆様も是非ご覧になってください。

そして、猫の額さんにいらっしゃったら、
募金箱があることも、そっと思い出してくださいね。

小西修の動物ドキュメンタリー Studio Kabuto
http://www10.ocn.ne.jp/~kabuto/

「よく勘違いされるんだけど、レンタルスペースのギャラリーではないので、
必ず、一度展示風景を見て欲しい」

OPENして3年もすると、いろいろな作家さんとの出会いがあります。
ただ物を並べて販売する場所ではない。木村さんは、
猫の額というスペースで「この人のために一生懸命やっていこう」と
ギャラリー空間を創っていきます。その人が好きになれて、信頼できること。

見た方、お客さんにびっくりしてもらえるよう、喜んでもらえるよう、
入った瞬間から空間を楽しんでもらうことを目指して
作家さんの作品を飾ってゆきます。

これが、作家さんがいう「木村マジック」ですね。

「どんなことがあっても、なにがあっても大丈夫。心配しないで、どんと来て。」

若い頃は、自分がお世話になった。
だから育てる側もやりたかったと木村さん。

今回の和猫絵巻ひなまつり五人展もまさにそうですね。
木村さんも、作家さんの特性などを十二分に考えた上での
展示方法で、作家さん皆さん、感激されていました。

5人の作家さんは、木村さんを信じて安心して創作に打ち込んだわけです。
グループ展は、お互い勉強しあえる貴重な経験ですね。

これからも、いろいろなことがある。でもなにがあっても、いったん落ち着く。
客観的に見つめる事ができるか。出るところと引くところのセンス。

木村さんは、いろいろなキーワードを投げかけてくださいます。
ひとつひとつが灯台のあかりのようです。ぼやっとしていると、
ただのあかりですが、じわ~っと浸透されていきます。
大事なことは、いつも、実は、わかっていたりするのかなって思いました。

わたしは、猫の額さんが大好きです。猫が好きというのもあるし、
猫雑貨、猫の絵が好きですし、その中でも、来るたびに、見るたびに
「は!これ、いい!」「これ好き♪」と
自分の「お気に入り」を見つけることができます。
それは大変しあわせなひとときであり、
作家さんがいろいろな創意工夫をされているのを見ると
凄いなあ・・・!と感心しますし、見てて嬉しくなってきます。

「こう、ごちゃっとした中に凝縮されて、宝探し気分でしょ。」
にっこりほほえむ木村さん。

は~木村マジック。人のために生きれる人。
その笑顔は不思議癒し系であります。

木村さんが、帰り際、そっと、教えてくださいました。

「ほんとはね、お店を出て、振り返ったら、
 無かった、幻だった、みたいな、それが夢。」
うるうるきちゃいました。アタゴオル物語読みたくなりましたw

猫の額さんにいらっしゃったら、是非、小さな探検者になってください。
そして、心の中で、匂い付けしてってくださいね*


●猫の額さんで開催中の
 「ひなまつり~五人展~「和猫絵巻」は3月7日(水)まで
 開催中です。どうぞ遊びにいらしゃってください☆

★猫雑貨&猫ギャラリー 猫の額
http://www6.speednet.ne.jp/~nekojarasi/

〒166-0003  東京都杉並区高円寺3-20-11 1階
TEL&FAX:03-3317-3115  OPEN:am12:00~pm8:00 木曜定休

ACCESS:丸の内線新高円寺駅より徒歩2分/JR高円寺駅南口より徒歩9分
詳しい地図はこちら


ギャラリーレポート/ギャラリーブリキ星

02/15/2007

2007年2月11日、西荻窪にある
ギャラリーブリキ星さんに行ってきました。


ブリキ星さんは、作家さんの企画展(ギャラリー)と、常設展(店舗)の
二本立て運営をされています。わたしが行った時は、この、
常設展、店舗の状態のときです。
店主の加川さんが、集め揃えたたくさんの古いものと、
新しい作り手の作家さんの作品を展示販売されています。


ブリキ星さんの特徴は、とにかくいつ行っても「新鮮」だということ。
そして、昼は昼の、夜は夜の日の光、夜の暗さと照明の明るさで
どちらの時間帯でも、作品の味わいが楽しめる点にあります。
まずは、わたしが胸ときめかせた素敵なお品の数々をご紹介。

右の蓋つきの黒っぽい器は、韓国の高麗時代、11,12世紀ごろに
お寺で使われていた器。この金属ちっくで、かつ、しぶい光具合がすき。

左の茶色の重箱(?)は、同じく韓国の100年前に使われていたというもの。
中を開けると、意外と底が浅いので、お弁当入れ・・・ではないかもしれません。

手前の金色の丸い小さな3つの入れ物は、明治時代、日本で使われていた
薬入れ。金メッキだとか。お洒落です~♪

奥にある、4つ並んだ、試験管をさかさまにしたようなものは、
なんと、日本の江戸時代、大名行列の槍の先っぽだそうです!


はい!こういう、下に置いてあるもの、大好きです。特に石とか丸いものだと、
より好きです*この石は、縄文時代の石器だそうです~☆
奥にある、大きな丸い壷みたいなものは、嘉陽恵美子さんが創られた土器!
嘉陽さんは、大阪から沖縄に渡って土器を創っていらっしゃるそうです。
この丸さ、素晴らしいですね。丸いものを作るって究極な事じゃないでしょうか。


こちらは、日本の大正時代頃の、木馬。左にあるのは、
韓国の皮の帽子!すっごく固いので皮とは驚きです。
加川さん曰く、漆を塗って固めているのだとか。




ぱっと見て、左の青い器が気に入りました。こちらは、北朝鮮の
200年前の焼き物。濃い青い色なんです。
隣のしずく型に割れてしまっているのは、1660年代の日本の伊万里焼き。
隣同士にあることで、ひきたちますね。
1つだけ映っている茶色の壷は、日本の弥生時代の壷!
ここにあること自体が、すごすぎます~!!

こちらは2つともオランダのもの。左の白いものは
なんだろう?牛乳いれ?とおもいましたら、湯たんぽだそうです!
焼き物の湯たんぽ!どう使うんだろう!これについては、この日
訪れていたお客様、何人か同じ質問をされていました*

ああ~このレンガ色っていうんでしょうか、
赤茶色で白いマーブル模様好きです!!こちらは、
イタリアの17世紀の焼き物。隣にあるお皿のようなものは、
中国のもので、沈没船の中からでてきたものだそうです!!

こちらは、オランダの瓦。日本の高度成長期の時のように、
オランダで古い建物が壊されていったのは、1980~90年代。
そのときに、古い瓦とかタイルが市場にでてきたそうです。

この大きな丸い壷は厚川文子さんが作った焼き物。
この丸さも素晴らしいですね!左にあるのは、「砧(きぬた)」
というもので、麻などの洋服を洗うときに、これを
使って叩いて布を柔らかくしていたそうです。
大正時代くらいまでは、一般家庭で普通に使われていたそうです。

こちらは島根県の焼き物。奥にあるのは、「石見焼(いわみやき)」。
手前にあるのは、「布志名焼(ふじなやき)。」2つとも初めて知りました。
なんともいえない、バタークリームのような色合いが素敵です。

それにしても、わたしが「これはなんですか?」「これは?これは?」と
聞く度に加川さんが全部教えてくださり、もう感心関心のるつぼです。
これは、もう、小学校の社会の授業で、いきなり博物館に行っても
「かったるい~」でしょうから、授業の一環として、
ブリキ星さんで、いろいろな古いものを見てそこから歴史を紐解く体験を
していったら、そのほうが子供が喜んで学べるんじゃないでしょうか!

さてさて、まだまだ素敵な紹介したいものは沢山あるのですが、
ここで、奥の天窓スペースに移ります。

この書は、川嶋徳人さんが船橋の福祉事務所「太陽」で
左足一本で書き上げた字です。右のカレンダーは、
字の部分は全部ぶっつけ本番で書いたもので、
「心」のほかにも「愛」や「歩」「望」「飛」などありました。
わたしは「笑」の字のカレンダーを購入させて頂きました。
左足だけで書かれたとは思えない勢いのある字です。
自分に恥ずかしくないように生きていかなくちゃ・・と
いう気持ちになりました。

a・・・インドネシアのボルネオのダヤク族の魔よけ。
集落の所に立っているお地蔵さんのようなもの。
アイアンウッドという、水に沈む固い木で作られた物で
動かそうとしましたが重くて無理でした。
頭のはじや、肩の部分が穴が開いて朽ちていますが、
そこに年月を感じます。肩を触って見ましたが
ほんとの子供みたいです。最初は「おっかない?」と思って見てましたが、
帰る頃には笑いかけてくれているように見えきて不思議でした。
奥の白いお皿は、日本の平安時代の瀬戸の焼き物だそうです。

b・・・15~16世紀のミヤンマーのやきもの。とっくりのようです。
なんとなく、こう、手にすっぽり入るような安定感があり、
とっても気に入りました。

c・・・黒田透さんの焼き物。伊豆で「かけら」をテーマに作れられている
そうです。この青さがみずみずしくて「やまなし」を思い出しました。

d・・・本原玲子さんのオブジェ。これは、一目見て「なんだろう!面白い!」と
気に入りました。なんだかわかんないけど、置いておきたい、味があります。
いつかお嫁さんに欲しいです。

e・・・森田春菜さんのオブジェ。ただそこにあるだけで、手が伸びてしまいます。
いろいろな角度から眺めてしまいました。

f・・・本原玲子さんのオブジェ。こちらも、何度と無く手にとって
そのたびに、親しみがわいてしまいます。もう謎=なんぞやです。


ブリキ星さんでは、現代作家さんの常設展があります。

上左から順に、安藤雅信さん、李英才さん、
吉田直嗣さん、鈴木隆さん、
本原玲子さん、三谷龍二さん、
この外にもいろいろな作品が展示されています。
どうぞ、実際にご覧になってみてください!


さて、この長いレポートもいよいよ最後となりました。
ギャラリーブリキ星の店主さん、加川さんに、お話をうかがいました。

ギャラリーブリキ星さんは、
2001年3月にOPENし、丸6年となりました。

古いものを見て集めていく事は、趣味として20年前から
やっていたそうです。53歳のときに、突如、自分はこのままでいいのか、
自分を削る、削ぎ落としたいという気持ちに突き動かされ、
2年後に会社を辞めますと宣言。その2年でいろいろな準備をされたそうです。

趣味の延長線はやりたくない、それでも最初は貸し画廊と
企画展を考えたそうですが、最終的に、新しい作家さんを
どんどん紹介していく企画展と、店舗の形態にすることに決め、

都内にお住いだったのを、引き払って、ご家族皆様で
この西荻窪にいらしたそうです。
もともと、この場所は古い呉服屋さんで、
リフォームして始める予定だったのが、
リフォームするのも新築するのも同じ条件だった為、
急遽新築されたそうです。ベニヤと松、杉、トタンだけを使った
シンプルな建物、ギャラリーブリキ星さんが、こうして出来上がりました。

この2年を、加川さんは「走りながらこうなっていった」という
言い方をされています。また6年続いている事が
「不思議なくらい」だと仰っています。
こんな大変だった2年間をちっとも感じさせない、
静かでいつも変らない落ち着いた佇まいの
ブリキ星さんの魅力は、加川さんと、ギャラリー自体、
展示されてる古い物や、現代作家さんが創る新しいものとの
相乗効果が生み出しているのかもしれません。

わたしが取材でお邪魔した日、たくさんの若者が入ってきては、
思い思いのテンポで見ていきました。すると、加川さんがいつのまにか
お茶をお出ししてくれます。「どうぞ。」「ありがとうございます。」
お客さん方々は、そっとお茶をいただき、思い思いの物へ目をやり
それぞれが思い思いの時間に浸るのです。
お茶をごくりと飲む音さえも緊張してしまうくらい静かですが、
それがまた心地いいのです。
こうしてまた彼らは自分のテンポで「ご馳走様でした」
と区切りをつけて、外へでてゆきます。

目に見えない、ひとつひとつのものの背負ってきた時間が
ここにはあります。でも決してどれかひとつが突出して
威張るわけでも目立つわけでもなく、みんな普通の顔して
そこにストンといるのです。まるで
「ここにいるよ、見つけてご覧」とでも言っているように。
なんだか、自分も、ここに並べられたひとつの作品のような
錯覚さえしてきてしまいます。

日中は窓から入る外の光と外の車や歩く人の風景が
まるで映写機をみているように感じられます。
こちら側の時間が止まってしまったかのようです。
夜は夜で、外から見ると、表情までもくっきり見えるくらい
中は灯りで眩しく光っている「見られている側」となります。
やはりなんだかすこし「暖かそうで不思議な光景」なのです。

みな、胸に星を抱えて、星は、馳せ流れる。
向かう先は、生まれたルーツ。故郷は、母。命の、源。
鉄の星、銅の星、ガラスの星、木の星、
土の星、紙の星、ブリキの星。
みんなみんな、生きている。
Byちてな
2007/2/11 ギャラリーブリキ星さん取材を終えて。

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ギャラリーブリキ星さんでは、
2月21日(水)~3月1日(木)まで
企画展・久野隆史展を開催します。是非、お立ち寄り下さい。

■ギャラリーブリキ星
〒167-0042
東京都杉並区西荻窪北5-9-11
03-5938-8106
http://members.jcom.home.ne.jp/burikiboshi/
定休日:月火
営業時間:11時~19時
アクセス:JR西荻窪駅徒歩10分


ギャラリーレポート/アートスペース BALENA 栗乃木ハルミ展

01/21/2007

2007年1月20日(土)、荻窪にある
アートスペース BALENAさんの、栗乃木ハルミ展に行ってきました。

アートスペース BALENAさんは、
2007年1月11日にOPENした、荻窪駅北口から歩いて3分、
ことぶき通りにあるレンタルスペース&ギャラリー。
また、NPO法人アーティスト・サポート・カウンシルの事務所です。
当日は、事務局代表の藤永智博さんにご挨拶して、
いろいろお話をうかがってきました。


まずは、栗乃木ハルミさんの作品を鑑賞♪
見ててほっとする絵です。色があたたかいんですよ~*
新築祝い、出産祝いとかにプレゼントしたくなるような絵です!
あと、ハワイとか南国のバカンスみたいな絵もあったので、
ホテルのラウンジ、カフェにあっても素敵だし、
海外旅行のパンフレットにあってもよさそう!

途中、外国人カップル(夫婦?)がやってきて見てました。
やはり、外国の方でも、ひかれるのですね~。
藤永さんのお話ですと、栗乃木ハルミさんの旦那様の
中林陽一さんは、額(フレーム)をおつくりになられる、
フレーム作家さん!栗乃木ハルミさんの絵に合わせて、
中林陽一さんが額装する。奥様が絵を描いて、旦那様が額装する。
なんて素敵なの~☆お話聞いてるそばから、もう、うっとりです♪

しかもしかも!

こちらも、栗乃木ハルミさんお手製!!
川に行って石を拾ってきて絵を描いたものだそうです。
かわいい~!なんてきゅーとなんでしょう~♪♪

栗乃木ハルミさん、中林陽一さんは、
アーティスト・サポート・カウンシルのアートイベント
「府中アートマート」にも参加されるそうです。
1月27日(土)です!こちらでも、栗乃木さんの素敵な絵と
中林さんの額が、見れますよ、是非遊びにいってみてくださいね!

栗乃木ハルミさん、中林陽一さんのHPはこちらになります。
どうぞ、ご覧下さい。→クリスピー



こちらは、 アーティスト・サポート・カウンシルの
理事であり、世界でただひとり、くじらのひげを
装身具にしてしまう稲田浩さんのアクセサリー。
稲田さんは、毎年、全国の三越で個展を開催されています。

もともと、日本で、からくり人形の部品として
くじらのひげは使われていたのだそうです。
その部品のひげという素材を、装身具として、
アクセサリーとして輝かせてしまう技術とセンス、
初めて拝見しましたが、これがそうなの?!とびっくりです。
言われなければ、わかりません。

また、装身具の他に、少しずつずれた丸(円)と色彩が
まるで音が響くかのような振動を感じさせるデザインの
シルクスクリーン作品も展示されています。
こちらは、今まで見たことが無いような気がします。
ふと、オセロとか、トランプの柄になっても
美味しそうで可愛いかもと思ってしまいました。
(発想が子供っぽいですかねー。でも
 いろんな色があったら綺麗かも。そう、おはじきみたいな。)

稲田浩さんのHPはこちらになります。
こちらもどうぞ、ご覧下さい。→くじら宝飾工芸館


こちらも、稲田浩さんの作品。シルバーのペンダントトップ。
ペンギンさんも可愛いですが、蟹さんも可愛いです*
蟹さんの、ふっくら感(?)がいいです。

こちらは、学芸員の岡本さんが生み出した
キャラクター「イベチャン」!
兵庫県立美術館のキャラクターでもあるそうです。
聞くところによると、ントちゃんと、ぬるちゃん
というキャラクターも実はいるのだとか。
どんなのか・・・・・・興味を持たれた方は、
イベチャンのページ
へどうぞ。ちょっとびっくりするかも知れません(?)

展示されている、写真は、スタッフの牧野さん(女性の方)が
撮影されたものだそうです。向日葵や、紫の夕暮れ、
気持ち良さそうな青空、猫ちゃんの表情など、
「こういう瞬間を撮るか~」と感心してきました。
これからも、撮り続けていって欲しいですね☆
壁にあるTシャツは、イベチャンTシャツです*


こちらは、アートやクラフト、雑貨などの手作り作品の
展示・販売が出来るレンタル展示BOXスペースより。
上の猫ちゃんグッズは、アトリエ・眞平さん。
ぷにぷにして、さわり心地がいいです~♪
下の七宝焼きアクセサリーは坂本幽美さん。
ふわっと包み込んでくれるような、独特な黄色と、
ターコイズブルーというんでしょうかね、とっても綺麗でした。

ここで、小話。BALENAさんの斜め右の煙草屋さんは
陶芸教室なんだそうです!藤永さんは、陶芸教室に
通ってらっしゃっていて、密かに、くじらをおつくりになっているのだとか!
近いうちに、藤永さんの作った陶芸くじらがお目見えすることでしょう。
楽しみです~*


アーティスト・サポート・カウンシルは、
「アートを通じた健全で楽しいコミュニティーづくり」と
「アーティストの支援」を目指し、様々なアートイベントの
企画・運営や地域との連携、アーティストのプロモートや
マネジメント支援などの活動を行っているNPO(特定非営利活動法人)です。
2006年11月に事務所を荻窪に移転し、アート作品・手作り雑貨の
展示販売BOXスペースと壁面ギャラリーコーナーがある、
アートスペース BALENAをOPENされました。

「BALENA」の由来は、藤永さんが、くじらがお好きだったのと、
理事の稲田さんの、くじらのひげを使って創るアートアクセサリーの
個展が開催されるときに、名前をどうしようかと考え、
くじらのイタリア語が「BALENA」であることから、
これを個展名に使用。この「バレーナ」の響きが
とても気に入り、そのまま使うことになったそうです。

床やBOXは青色、壁は白くて、地中海のイメージのようです。
BALENAのキャラクターは、青いくじらの「プーカくん」。男の子。
お花が飾ってあり、モビールが泳ぐ。
空と海の青でもあり、目や肌や気持ちに優しい青色。
青色大好き人間のわたし、もう、うきうきでした☆


アーティスト・サポート・カウンシルが企画・主催するアートイベントに、
「アート・ムーチョ(アートがいっぱい。)」があります。
毎年5月、10月に八王子のユーロード500Mを
200組の作家さんが参加するアートな祭典で、
既に4年間で、8回開催されています。

また、府中では「府中アートマート」を
府中フォーリス前けやき広場(京王線府中南口)にて
毎月第4土曜日 10時~17時まで開催。

そして多摩でも、多摩センターにて
「アート・アモーレ」を開催されています。

これらのアートイベントと、荻窪のアートスペース BALENA、
どちらも参加・出展者募集中です。

とくに、アートスペース BALENAさんは、
まだこれから、展示BOXスペースに作品が展示されていきますので、
どんどん変化していくことと思います。
次にいくとき、どんなふうになっているのか、楽しみです。

皆様も、どうぞ、遊びにいらしてください。
プーカくんが、お待ちしています☆


★アートスペース BALENA
 http://npo-asc.org/balena/
 東京都杉並区天沼3-1-6 ことぶき通り内
 JR中央線「荻窪」北口3分 
 TEL&FAX:03-6715-0363
 営業時間:11時~19時  水曜定休

★栗乃木ハルミ展
 2007年1月23日(火)まで開催
 最終日のみ、17時まで


■追記■

ここから先は、わたしがスタッフ日誌で書いたもので、
せっかくなので、載せておきます。
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BALENAさんの栗乃木ハルミ展、すごくよかったです☆
とくに、ポストカードを買うとき、散々迷った(笑)
5枚セットで選べるので、どれもこれも、目に入れば素敵に見えてしまい
あっちをとっては、こっちもよくてで、嬉しいやら困るやら。
藤永さんと「これもいいよね」「これもいい」「どうしよう~」
すっと藤永さんが一枚とったりする。
「あ、それも、わたし、今いいと思いました!」と、エンドレス~*

前から思っていた、
「個展になると、この絵がポストカードになったら欲しい!
 という絵に限って、ポストカードにならない」

「3枚セット、5枚セットで、既にもう売る絵柄が確定されている場合、
 これそんなに好きじゃない~こっちの絵柄ならいいのにな・・・
 そういうときに限って、入れ替えはNGだったりすることの不便さ」

「ポストカードブックという代物になると、更に更に
 これとこれとこれがあって好きで嬉しいけど、
 なんでよりによって、わたしの特に好きなあれが無いの~!!(><)
 それがないんなら、買っても意味無いかも・・・と迷いはてる不便さ」

を、藤永さんにお話したら、わかって頂けたことが嬉しい~!(笑)
みなさんも、そういうことってないですかね?
ポストカードは、枚数セットでもいいけど、
絵柄が全部選べるほうがわたしは好きです♪
自分のお気に入りをセレクトできるから、お得感が増すのです*

さて、そんな迷った挙句、購入したのは以下5枚。

はい、ペンギンの描いてあった石は迷うことなく勿論GETですよ~☆
ペンギンと猫と梟(鳥)好きですから♪


黄色のカーテンとピンクの壁、窓の外に見える景色が素敵。


青いテーブルクロスの食卓が賑やかで、気に入りました。


こちらも食卓。ピンクのチェックのクロスやピンクの壁が可愛い。
頭上の星の形が好き。ピンクの赤のティーポット、マグカップがあったかいかんじ。


卵の殻から芽が出てる~♪うずらの卵も可愛い。これは一目で気に入りました!


この絵もすぐ、一目で気に入りました!黄色の壁に青いズボンが
目の前にかかっているのが凄く目立って、
でも、奥のイスと絵も気になって。「変ってる!」とすぐ決定。
藤永さん曰く「これ、さぼてんなんですよ」
ほんとうだ~!!言われるまで気がつきませんでした。
ズボンの柄が白いさぼてんでした(*^-^*)

こうしてみてみると、あったかい食卓系多く選んでたことにびっくり。
家の庭とか軒先に犬がいたり、海や砂浜、島の絵や、
お花畑の絵とか青や紫のしっとりとした絵もあったのに。
食卓の絵柄を選ぶ事って今まで無かった、初めてです。
自分でも驚きました。あと、ピンク系が多かった。
最近、「なんかピンク好きだな~ピンク欲してるな~」と
うすうす感じていました。何故なのかはわからないのですが。
絵を見るときの趣味趣向って、やはり変るときもあるんですねー。
でも、それだけ、栗乃木さんの絵は「あったかい」
「みんなで穏やかに和やかに過ごしたい」って思わせる絵なんだと思います。

あ~♪すっごい、楽しかった!BALENA さん、
栗乃木ハルミさん、ありがとうございました☆


ギャラリーレポート/space RABI ADESSO

01/13/2007

ギャラリーさん、作家さんなどのイベントや個展に行ってきた様子を、
写真入りでご紹介する、新企画「ギャラリーレポート」第3回目です。

2007年1月10日(水)、高円人展を観に明石スタジオに行く途中に、
気になるギャラリーを見かけました。
あとで、帰りに寄ろうと思い、あとにします。

観終わってから、再度寄ると、夕暮れの中、ひときわ目立つ白い裸体が・・・。


space RABI ADESSO「ADESSO展 VOL.1」。
看板を見ると「いいかんじ♪」早速入ってみます。

白い壁に絵が飾ってあって、反対側には布が。
奥には、棚があって、洋服や、ポストカード。
この裸体の立体作品は、吉井千裕さんという方の作品。
かなりの存在感、圧倒感がありますが、面白いです。

こちらのハンドメイド作品。CHOCO LATE SYRUPさんという方の作品。
若い女性の方が「可愛い~☆」と一目で気に入ったようで、
彼氏を呼んできて見せながら「可愛いでしょう♪」と買って行かれました。


ここで、ギャラリーの「西村聡子」さんに、ご挨拶して少しお話を伺いました。

こちらのギャラリー「スペース ラビ アデッソ」さんは、
一昨年の8月にOPENしたばかりの、アートギャラリーと
レンタルスペースがひとつになった、レンタルスペースギャラリー。
普段は、企画展が中心。「スペース ラビ アデッソ」の「アデッソ」は
イタリア語で「今」という意味だそうです。

「やっぱり、今しか出来ない、今を大切にしたい」と西村さんは、
大きな目で話してくださいました。また、「日本国内にとどまらず、
海外にも積極的に目を向けた展開、活動を。」とグローバルです。

スペース ラビ アデッソさんは、照明の使い方がうまいなあと
思いました。お洒落で、なんだろう?と引き寄せられます。

すると、西村さんから、「わたしが照明をする演劇が、開催されるんです」と
パンフレットをいただきました!どうりで~!!納得です。
それにしても、ギャラリーも運営して、演劇の照明もされるなんて、
凄いパワフルですね☆こちらは、クラフト縁でお知らせしています。
演劇の詳細は、下からどうぞ♪↓

こちら、ショーケースにあった、たまご?!
西荻窪のギャラリーブリキ星さんで、オランダの偽卵を購入した、
丸いもの大好きなわたしとしては、お目目きらーん☆です!
こちらは、ベルキーのアントワープ産大理石の玉子だそうです。
めちゃ可愛い~*胸躍るひとときでした。


これはなんでしょうか。こういうの大好きですよ(笑)
手にとって音を聴いてみてくださいと書いてあるので、
早速チャレンジ。もう、癖になります!!
みなさん、これはほんと、おススメです。
こちらは、水カンリンバというもので、
旅の音楽家・民族楽器奏者の丸山祐一郎さん
が考案されたものだそうです。ほんとに、思わず笑顔になってしまいます。
笑顔になりつつも、水を当たり前にただで使っている日本人として
水がいつかなくなるかもしれない、水不足で困っている人が今も何処かにいる
という事実に少しだけ気付きました。水は命の源です。
笑顔の根源でもあるわけです。水の重みは、命の重みなんですね。

この手前にある小さな木の卵は、わたしがベルギーの大理石玉子を見て、
きゃあきゃあ言ってたら、ギャラリーの方が奥からお持ち下さったものです。
こちらも素敵な音がします。生粋の日本産。
大変な技術で造られたものだそうです。

水カンリンバや木の卵の音を聴いて顔が緩み、照明に心ときめかせ、
大理石玉子を手にとって丸みに触れて嬉しく思い、
白い裸体の立体作品を見て、人間て、なんじゃろかと一瞬よぎる。

この一瞬、一瞬の「今」が物凄く平和でありがたいということに感謝したいです。
いつかは必ず物理的に「無」に返る私たちですが、目に見えない計り知れない
「体感した事」がひとりひとりを構築する「有」の細胞であり、
細胞はいつだって分裂し増え続け、取捨選択・切磋琢磨しながら、
ひとりの人間の糧となります。わたしたちは、
今という断片の積み重ねで出来ている
という事に改めて気付かされました。



ぶらり立ち寄ったADESSO展。みなさんは、どんな「今」を感じますか。
スペース ラビ アデッソさんの、「ADESSO展 VOL.1」は
1月21日(日)まで開催中です。
是非、高円寺に行かれたさいは、お立ち寄り下さい!

★space RABI ADESSO
  ADESSO展 vol.1

★開催期間
 2007年1月6日(土)~1月21日(日)
 13:00~19:00

★参加作家さん(敬称略)
  ●絵・・・大江誠
  ●水カンリンバ・・・丸山祐一郎
  ●立体・・・吉井千裕
  ●手芸・・・HIRO
  ●ピアス・ポーチ他・・・CHOCO LATE SYRUP
  ●Tシャツ・ポストカード・・・ヴァレンティン・ルシャ
  ●シルバーアクセサリー・・・浅川奈保美
  ●陶芸・・・増永のりこ 古屋眞理子他
 

★開催場所
 スペース ラビ アデッソ
 http://www.space-rabi-adesso.com/
 〒166-0003 
 東京都杉並区高円寺南4-22-1
 TEL&FAX:03-3312-2468


ギャラリーレポート/第12回高円人展

01/12/2007

クラフト縁、にこにこネットでお世話になっている、
ギャラリーさん、作家さんなどのイベントや個展に
行ってきた様子を、写真入りでご紹介する、新企画
「ギャラリーレポート」第2回目は、高円人展に行ってきました!
誰でも参加できるアートとパフォーマンスの祭典だそうです。
今回初めての鑑賞です。土日は多分、すごく混むだろうと
思ったので、水曜日、平日に行ってきました。

この高円人展、アート部門と、パフォーマンス部門、占い部門があります。
アート部門は、絵や写真などの平面作品、立体作品、服飾などの展示。
パフォーマンス部門は、日代わりでライブや、演劇、コントが上演されます。
占い部門も、日替わりで占い師さんがいらっしゃいます。なので、
アート部門以外は、事前にスケジュールを調べておくと、いいかもしれません。
わたしが行った水曜日は、高校生を中心とした劇団の
初舞台が予定されてました。占いのほうはお休みの日でした、残念。

さてさて、どきどきで入場です♪まずは、1階から。


会場の、「明石スタジオ」というのは、劇場なんだそうです。
だから、普段は演劇をやっているところ!もう、そこからして知りませんでした。
今回、高円人展開催にあたって、ペンキを塗り替えたり
いろいろ準備もあったようです。そして、1階は、普段は楽屋なんだそうです。


幸せを呼ぶ黄色の洗面台!目を引きますね~。
めちゃ可愛かったです*こちら、「家具工房 木とり」さん。

こちら、手作りのお洋服。試着も可能、販売も可とありましたが
わたしなら、可愛すぎて、勿体無くて着れません。触り心地がよかったです。

こちらは、版画教室の生徒さん募集とか、オリジナルアート企画など。


2階を通り越して、次に3階へ。こちら3階に行く途中。
階段のこういうスペースも展示されています。
雰囲気が良いです。黄色のお花、素敵です。


版画・・・のようです。沖縄の風土感がでてます。


めちゃめちゃはまりました、こちらの絵本。
読みながら、いつ終るの、次はどうなるの~!?
はらはらどきどき。おススメです。必見!


3階から、2階を見下ろしたところ。さ~!2階にいきましょう!
平日でも関係なく、たくさんの人が次から次からいらしてました。
わたしも、じっくり鑑賞。ここからは、写真だけでどうぞ。


こちら、大倉一枝さんという方の、飛び出て見える(?)立体作品。
とても繊細なんです、建築美というんでしょうか。
計算されたカッチリした美しさと、映える色彩で
目に飛び込んでくるんですよ。ポストカード買おうかどうしようか
散々迷いました。どの色も好みなので、うんうん唸って、
今回は見送りました(A^-^;)またきっと、機会があることでしょう♪


さとうけいぞうさんの絵を、初めてきた高円人展で観れるなんて、
嬉しかったです~☆青いももんが、好きなので、もううっとりでした!
感想ノートも、めろめろなコメントが多かったです*


こちら、会場にいらっしゃっていた、渡辺亮介さん。
最初、作品の意味がよくわからなかったのですが、お話伺って、わかりました。
2枚の絵は、渡辺さんのお父様の作品だそうです。
社会の中で、「これは?」と疑問に思ったテーマを掘り下げて
撮影している渡辺さん。普段は、収集活動をされているそうです。
いろいろ詳しくお話しいただき、どうもありがとうございました。


今回、わたしが一番好き、気に入った絵はこちらです*
藤田暁光さんという方の作品。なんでかばとワニ?!と思いながら、
かばさんの、のほほん加減と、ワニさんのかっこよさ、鱗がタイルみたいに
色々なところが好き。下がオレンジなのも、凄く好き。
こういう絵を描きたいな~。わたしのなかの、高円人展大賞は、こちらで♪


ひととおり見終わった後は、一階の喫茶店で、
お茶をいただきました~ほっとひと息です♪
事務局の方ともお話して来ました。こちらで頂いた、クッキーが
美味しゅうございました!お土産に頂いて帰りました、
お手数おかけしまして、恐れ入りますm(_)m


最後に、パル商店街で開催されていた、第二会場行って来ました。
こちらでは、昨年の大賞を受賞された「山本アンナさん」の作品が
展示されていました。5点飾ってありましたが、こんなに大きい作品を
見るのは久しぶりだったので、全部大きくて、たまげました!


こちらが昨年の受賞作品「雪の夜」


それにしても、凄いパワーだなあと恐れ入ります。
キャッツの芝居と、日本昔話が一緒になった豪華さを感じます!
5枚並んでいると、連作に見えるような気もします。
最後の絵が特にわたしは、好きですね。5枚観て思ったのは
「結局私達は、生きる為に、生きている。」ということ。
走って観に来た甲斐がありました☆


この、高円人展、平成6年から始まって、今年で12回目になるそうです。

参加資格は、高円寺に少しでも関係があれば誰でもOK。
今回は、一番最年少で9歳、最高で60歳代の方が参加されたそうです。
9歳の子の作品どれだったんだろう~気付かなかったのが、心残りです。

演劇をやっているスタジオが、アート空間と化す9日間。
初めて、こういう、ギャラリーでの、グループ展では無い、
いろんな方が自由に創って持ち寄って発表するという
アートイベントを拝見しましたが、面白かったです。

いつも、ギャラリーというと、真っ白い壁で観ることが多かったので、
壁、天井、床、ボードも真っ黒というのが逆に新鮮でした。
そして劇場ということで、照明が素晴らしい。
たくさんの照明が、それぞれの作品をライトアップ。
ここだよと照らしてるのです。光らせてくれます。
暗闇から浮かび上がる、その額の中の絵や、写真、
それぞれの作品が、劇場の幕が上がって、はじまる芝居のように、
あざやかに存在証明をしてくるのです。

エノコログサを渡されて、じゃれる猫のように、
うきうきと尻尾を振る気分で、観させて頂きました。
テーマが無いのも、ひとつのテーマ。
高円寺が好きな方が、高円寺が好きだから
高円寺で作品を発表して、高円寺で見てもらう。
ものすごく、ありがたいアートイベントではないでしょうか。

観に来た方、皆さん、ひとりひとり、
「わたしの中の大賞」は違うと思います。
創る方も、観る方も、それぞれの方が、
それぞれの「一番気に入った作品」と出会える喜びと、
ときめきが続く限り、幕は降りても、またやがて、
次のお芝居の幕が上がるように、この高円人展、
これからもずっと次へ次へと繋がっていく事と思います。

高円人展に、拍手(^0^)/☆★☆

第12回高円人展は、1月14日(日)午後5時迄、開催されています。
まだ行ってない方、是非ご覧下さい!楽しいですよ♪

高円人展サイト
http://www.koenjin.com/


■----後日談----■

高円人展には、後日談がありました。
ブログに、こんなコメントを頂戴しました。

『高円人展のレポート・・見せていただきました。
「一番好きだ」とおっしゃっていただいた
「ワニの絵」を書いた藤田暁光の母です。
 実は藤田暁光君が最年少の9歳でした。
 今日、高円人展が終わり・・
 先程エンディング・パーティーと授賞式があったのですが・・
 何と、暁光君の絵が大賞(山本アンナさん)と
 2票差の第2位を受賞しました。
 本人も私もビックリ~~~!でしたが・・
 皆様からも祝福の言葉をいただき暁光君はとても喜んでおりました。
 高円人展のスタッフからこちらのサイトで
 「ワニの絵」の記事が載っていると伺いのぞかせていただきました。
 息子も自分の絵を記事に取り上げてもらい・・
 「一番好き」だと言っていただいき凄く喜んでおりました。
 有難うございます。今回の色々な経験が彼に大きな自信を与え、
 益々絵を描くことが好きになっていくことと思います。』

このコメントを読んで、すごくびっくりしました!
そして、とっても嬉しかったです*
藤田君、お母様、おめでとうございます~☆
藤田君、これからも、遊びに勉強にお手伝いに、
好きなこと、いっぱいやっちゃってくださいね♪
そして、また、いつか、おばちゃんに絵を見せてください*
それから、高円人展スタッフの皆様、
いろいとありがとうございました!!

高円人展、ビバ!☆★\(^0^)/★☆


第1回目 『ハート・トゥ・アート』てぶちゃんSNOW

12/27/2006

クラフト縁、にこにこネットでお世話になっている、
ギャラリーさん、作家さんなどのイベントや個展に
行ってきた様子を、写真入りでご紹介する、新企画第一回目です。

杉並区役所の1階ロビーで展示されている、てぶちゃんSNOWと
2階で展示されている、『ハート・トゥ・アート』さんの展示作品を見て来ました。

まず、「てぶちゃん」というのは、何かと申しますと、
杉並区在住の作家、柳瀬忠彦さんによる、
軍手などの手袋を編んで創った手作り人形作品のことです。
定期的に、手作り教室を開催中だそうです。

また、高円寺『ハート・トゥ・アート』は、
高円寺を中心とした杉並区、中央線沿線沿いでアート(表現活動)の場
を創造し、地域住民の方々との繋がりを深めていく団体です。

この、『ハート・トゥ・アート』の実行委員会の皆様のおかげで、
区役所のロビーに、てぶちゃん人形がたくさん飾られました!

大きな白いてぶちゃんタワーからは、ぴかぴか光が灯ってるのが見えます。
小さなお子さんが、「クリスマスツリーだ!」と喜んで
指差していたのが微笑ましかったです。それにしても、
この高さ、そして、2階まで届かせて飾っているのが、凄いです!

色とりどりのバラエティ豊かな、てぶちゃんたち。
ひとりひとりに性格、個性があるようです。
区役所に来たお子様連れのお母さんや、老若男女、
「軍手?」「へ~お人形?」と足を止めて魅入ってらっしゃいました。

これは、白いてぶちゃんの光が灯っているタワーの
脇から見た写真です。柱との間の狭い部分なので、
みなさん、ここまで見てないかもな~。
でもわたしは、見逃しません(笑)
蛙さんが見えたので、思わず撮っちゃいましたw


ここからは、2階の展示スペースです。てぶちゃん人形と、
『ハート・トゥ・アート』の作家さんの作品が展示されていました。

お友達のWantaさんの作った、てぶちゃん人形発見♪
生で見れて嬉しいです~☆可愛い~♪
他にも、柳瀬さんの作品や、いっぱいのてぶちゃん人形が
展示されてました。やはり、独特ですね。ちょっと悪そうなのやら、
発展系やら、ほんとに軍手?と驚いちゃいます*


最後、ピントが合って無かったですね、残念(><)

最終日に行ったのですが、とっても楽しかったです。
ずっと、てぶちゃんの表情を見て、どの子がいいかな~と
にまにましながら、写真撮ってました。
関係者の方は、いらっしゃらなかったようなので、
お話を聞くことはできませんでしたが、凄く満足した時間でした。
てぶちゃん教室も開催されるそうなので、体験してみたいです。

外国と違って、普段から「握手する」習慣がない、自分も含めて
日本人としては、「手を繋ぐ」ことって、勇気がいることなんです。
親が子の手を繋ぐこと、大事な人と手を繋ぐ事、
よく考えてみたら、当たり前な事なんですよね。
手袋である、てぶちゃん人形は、ひとつひとつが私たちでもあります。
もっと、わたしたち、着飾って、重くいろいろ着膨れして
重装備で、若干疲れ気味でもありますが、
人として「素」な部分で、繋がっていけたら、いいですね。
親子で、このてぶちゃん人形を作る時間が、
学校であったらいいのにと思いました。

てぶちゃん万歳♪また来年もきてね~♪


 ●高円寺で開催される地域密着型アートイベント
  高円寺『ハート・トゥ・アート』
   http://www.heart-to-art.net/


 ●ヤナセタダヒコさんのHP
    http://www15.ocn.ne.jp/%7Ebunbun/yanase/