Step Book 「one-pieceあしでむ。」 11/13(金)~15(日)

09/03/2009

Onepiece01 Onepiece02

★展示会名
  Step Book 「one-pieceあしでむ。」


★開催期間
 2009年11月13日(金)14日(土)15日(日)
 12:00~20:00  最終日 19:00まで


★作品形態:7cmm×7cmmの物語を1ピースずつ壁面に設置し、
 歩いてよんでゆく「えほん」。

■本作品は、08年に同ギャラリーにて行われた
 exhibition「one-pieceあしでよむ。」及び、
 09年「女子美☆スタイル 女子美術大学学外選抜展」
 (Bank ART Studio NYK)に出品された
 「one-pieceあしでよむ。」を、再考、再版する試みです。
 今回はexhibitionという名称を取り払い、
 あらためて「本」という概念として「Step book」と呼称します。

■自己実現あるいは表現されることは、
 丁度幼児が「みられること」を報酬としているのと同様、
 他者のポジティブな働きかけによってのみ支えられています。
 それは例えば、ページをめくる、会場へ足を運ぶといった
 視る、聴く、歩くといった能動性です。
 ただし、幼児のごとき一方的な願望だけでは、関係性は成立しません。

 主に面として「作品」と対峙するとき、大半は”作者不在”です。
 作者は不在でありながらにして、いかに最大限に他者に対し
 ポジティブな関わり方をし得るでしょうか。
 それはひとつに、「如何にして他者の能動性を引き出し、それを信頼するか」
 という方法があげられます。
 「わたし」という小さな個人にとっては、自身もそれ以外に持ち得ないように
 ヒトの持つ最も基本的な能動性
 ――それは例えば、足を一歩前に踏み出すということ――
 を引き出し、それに支えてもらう事でしか、
 最も積極的に関わりあえる仕草がありませんし、
 それこそが「わたし」が能動的に一足を稼働させることだと考えます。
 それは、不在の作者が、
 いかに読者に次のページをめくらせるかということでしか
 最大限にポジティブに関係できない事とおんなし程に、はかないものです。

■固定された定点観測ではなく、
 「みる」行為と「面」という領域にに孕まれる「能動」の可能性。
 「step book」はヒトが通った軌跡という空間――
 生成してくる場としての「えほん」です。

 そして「場」は、一冊の本を読み終えたときと同様に、
 あるいはヒトとヒトが直接対峙している物理的時間は
 実際はほんのわずかなもので、
 いずれは不在の他者となるように、「余韻」となります。

■本作品はexhibithionという「まつり」ではなく、
 生活空間である街、商店街を あるく。
 そこにある小さな蜂蜜屋さんで
 ――ふと立ち寄った古書店で一冊の本と出合うように――、
 いずれ余韻となる他者としてただこう願うしぐさです。
 「どうぞ、たち読ってください。」
 
http://48699684.web.fc2.com/stepbook.htm

  ●福田末度加  http://48699684.web.fc2.com/


★開催場所
  吉野純粋蜂蜜店のギャラリー
  〒166-0002 杉並区高円寺北3-35-24
  電話 03-3337-8813

┗ 9月 3, 2009 014.企画展 |


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